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難易度3終了まで。
他の狩りゲームは「人間が狩りに行く」ゲームですけれど、このゲームは「アラガミが人間を狩りに来る」ゲームなので、若者たちが戦うことが必然で納得できます。
この印象はなにかと通じる……と考えていたところ、「高機動幻想ガンパレードマーチ」だと思い出しました。

主人公は女性なので、女の子同士の絆って可愛らしいなと思いながら、まずはアリサ復帰まで一対一でレクチャー期間。態度が凄く軟化したけれど、きっとこれが素のアリサなんですね。
アリサの部屋に入れた時には、女の子らしい部屋で、生活感もあって良いなぁと萌えてしまいました。主人公の部屋って、整然とし過ぎていてプライベートがないのが寂しいと思います。

ストーリー進行とMISSIONは、別に扱った方が良いのでは、と時々思います。
MISSION「冬の夜明け」でヴァジュラを倒した直後に、討伐対象としてヴァジュラを追っているシーンが挿入されたのは、MISSION中にイベントを挿入できない為の苦肉の策でしょうが、少し違和感がありました。

動きの速いアラガミは相変わらず苦手で、体験版では出て来なかった新種のアラガミにも毎回大苦戦していますが、着実に上達はしている模様です。
と少し自信が持てたのが、難易度3最後のMISSION「鉄の吹雪」。
誤射しまくるカノンと、2人だけでクアドリガ+増援なんて攻略不能!と思ったけれど、巧い具合に一匹ずつ倒していく事ができ、大きな失敗なく切り抜けられました。勿論、総合評価はBでしたけれど、位置取りが良かったのかカノンの誤射はなかったし、彼女も衛生兵なだけあって回復弾を撃ってくれることが判明したのが収穫でした。

ところで、サカキ博士が態とらしく落としたディスク、最後に仕込まれた警告の絵は矢鱈可愛いんですが、誰が書いたというのか(笑)。

前回、体験版批評の最後で明かした通り「ゴッドイーターバースト」を購入しました(体験版感想は、2013年3月1日記事参照)。

体験版のデータを移行して、続きから開始しました。
名前と顔は、移行時に変更可能。少し悩みましたが、遊んでいる内に愛着が生じたので、体験版設定を流用しました。
個人的には、体験版を遊ぶとき適当に付けた「コードネーム」こそ変えたかったです(体験版データを引き継ぐ場合、唯一変更不能)。
データベースがすべて「未読」状態に戻っていた以外は、アイテムもバレットもすべて引き継げました。オリジナルの弾丸が作れる「バレット」は、組み立ての仕方で色々な遊びができるのが面白く、体験版の時点で色々作り込んでいたので、やり直しにならず安心しました。

元々アペンドタイトルだと言う事もあって、体験版から大きく変化した箇所は見当たりませんが、STORY MISSIONは分かり易い表示に変わったと思います。
また、UMDにしたため、MISSION開始時と終了時の読み込みで、少し時間が掛かるようになりました。とはいえ、MISSION中に複数体のアラガミと遭遇しても処理遅延等がないので、まったく気になりません。むしろ、私のような下手なゴッドイーターにとっては、遅延があった方が嬉しかったくらいかも知れません(笑)。

製品版を買って改めて感心したのは、序盤のチュートリアルの巧みさとデータベースの充実です。
45ページからなる説明書を読んで分かった事は、大体はゲーム中で学べていたことでした。

リンドウが特務を与えても死なないので、アリサが仕込まれたのかなぁと想像しています。ゴッドイーターの配属や任務、更には捜索打ち切り判断など、明らかに黒幕は支部長ですよね。サカキ博士も胡散臭いけど、アレは単に変人なだけでしょう。
また、アリサに投与された薬は、背後関係を探る者がいないよう、昏睡状態を維持する為のモノだったのかと想像。そういうわけで、今度は秘密に迫り過ぎた主人公が消されるのでは、と怯えております。

「ゴッドイーター バースト」(以下「GEB」)体験版を遊びました。
http://www.godeater.jp/geb/
※評価対象はソロプレイ限定です。

完全新規タイトルでありながら60万本を出荷した「ゴッドイーター」のアペンド版。
前回のFGB+もそうでしたが、こういう前作に+αしたソフト、最近多いですね。

物語の求心力

このところ遊んでいる狩りゲー体験版はどれも大容量ですが、GBE体験版は、遊んでいる途中何度も「まだ遊べていいの?」と何度も思いました。
この感覚の違いは、「物語」が大きく関わっていると思います。ストーリークエストの「起」が終わって「承」に差し掛かったところまで遊ばせて貰えるのです。
FGB+もプレイ時間は長かったけれど、メインのお話が進んでいる印象はありませんでした。LoApやPSPo2は、そもそもストーリーと無関係にフリーMISSIONを繰り返す形で楽しんでいました。
この違いは、GBEがシナリオ重視の狩りゲーであることを示していると思います。
狩りゲーという観点からすれば、MISSIONを繰り返し遊べる楽しさがあるだけでも良いと思います。しかしGBEには、お話の続きを知る為に先に進めたくなる、という要素も感じました。

アニメ風キャラクターで可愛さ勝負

GBEはアニメ風のデザインで、どんなパーツを選んでも確実に可愛いキャラを作れるのが特徴だと感じました。
その代わり細かい自由は利かず、眼の色は顔と連動してるため変更不能。髪色も決められた中から選択する方式です。でも、髪色は選びそうな色が大体フォローされているので、不満には感じませんでした。
凝っているのはボイス。状況に応じた台詞を確認できるのがなかなか良い工夫だと思いました。更にバリエーションが豊かで、「ロリババア」まで完備しているのは脱帽です。折角だから、ゲームのイベント中もこの選択した性格に合わせて喋って欲しかったですね。
衣装はPSPo2i同様、防具とは別に指定。神機と装甲(盾)は実装備依存。神機は大型なので、少し見栄えが気になります。でも取り敢えず衣装が防具と別設定なのは嬉しいです。また、上下の衣装系統を揃えないとチグハグな組み合わせになってしまうゲームが多い中、違う系統で組み合わせてもそれなりにマッチするのが嬉しかったです。

スタイリッシュアクションと、慣れが命の操作性

戦闘システムは、これまで遊んだ狩りゲーと違い、アクション性が高く、プレイヤースキルが要求されるものでした。
なんせ、PCにはレベルがないので、自分の腕と装備品を鍛えていくしかないのです。
スピーディーな攻撃の切り替えや、空中で華麗にコンボを叩き込むなど、かなりスタイリッシュ。やれることが多い分、操作も結構複雑です。
私が最もスムーズにできないのが、同時ボタン操作。特にガード(R+○)です。
序盤はガードするつもりが、武器形態の切り替え(R)になってしまう事が多々ありました。最近は、そもそも接近戦闘中に敵の動きをじっくり見る余裕がない自分に気付いたので、最初からガードを諦めて、ヒット&アウェイ主体に切り替えています。でも複数体のアラガミが相手だと、なかなか離脱もさせて貰えないのが厳しいです。

ハードでグロい世界

キャラクターは可愛いのですが、世界観は終末的。そもそも主人公の扱う武器は生体武器で、戦闘中に敵を「捕喰」して強化するなど、グロ要素もあります。
ただ、前述の通りあくまでスタイリッシュな作風のため、生々しさは薄め。その御陰で、グロ耐性の低い私でも、なんとかプレイはできました。

個人的にはもう少しRPG寄りなら、と感じる文句なしに「買い」の一本でした。
しかし、1人だと体験版で遊べる以上の難易度は挫折しそうです。

……と言っていたら、友人が「VITA版買うから、マルチプレイで遊ぼう」と誘ってくれたので、買ってしまいました。
さて、どうなることでしょうか!