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ゲームを開始したところから。
まず、名前入力の後、養父ジョゼフの思い出話にどう反応するかでステータスが決定します。
このシーンで暖炉の上に飾ってある肖像画の一方が、「ヴァンピール」の主人公クリストファであることに反応しました。女性の方は分からなかったけれど、そちらもARTDiNK作品なのかな。

何パターンもやり直して、顔グラとステータスの妥協点を見出した主人公が、こちらです。

レイア

養父が斡旋してくれた最初のチュートリアル依頼の中で、独り旅の危険が良く分かったので、取り合えず見掛けた女性・鉄拳キャロラインを仲間に誘ってみました。

キャロライン

なんとなく誘って快く仲間になってくれた彼女は、なんと主人公の8倍強い熟練の冒険者でした。筋力に至っては、限界値に近いです。
その後に仲間にしたキャラクターは、各ステータスが2桁の状態だったので、凄い幸運に恵まれていたんですね。

キャロラインの御陰で、襲いかかる盗賊や依頼の妨害者は、逆にアイテムを強奪できる手頃な相手に早変わり。ついでに、意地汚くキャロラインの装備していた高性能武器「脇差」を譲って頂き(笑)、主人公も強化されました。
このまま気侭な2人旅でも良いやと思い始めたその時……

キャロラインが寿命で死んでしまいました!

山道を歩いている途中、システムメッセージで死亡が告げられるという呆気なさに、何が起きたのか理解できず茫然。
確認してみたら、キャロラインが装備ごと消失していました。
ちなみに、装備ごと消失するのは、土葬文化だからだと自分を納得させましたが、世界に1つしか存在しないユニークアイテムも消えてしまうのは酷い仕様だと思います。

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ゲームアーカイブス「Lunatic Dawn Odyssey」
→Lunatic Dawn Odyssey ソフトウェアカタログ

……割と本気で寝食を忘れてプレイに没頭し、クリアしました!(笑)
というわけで、初回ですがいきなり総評です。

導入として、冒険の目標(父親探し)は与えられるものの、基本的には何をするかプレイヤー自身が決めるフリーシナリオタイプのRPG。
基本的には、宿屋で「荷物運び」「護衛」「宝の探索」などの依頼を受けてお金を稼ぐことになります。私は、フリーシナリオゲームでも、あくせく働いて日常を過ごす現実と変わらない行動を取ってしまうタイプなので、中盤までは目的意識もなく、ひたすら金を稼いで自分を強化することに熱中していました。
今では「OBLIVION」「Skyrim」「Fable」といった、箱庭内で自由に生活できる洋ゲーがありますが、それらに比べると、実際に出来ることは限られているんですよね。
店で商品を買うだけでなく盗むことまで出来るけれど、例えば値切り交渉をしたり、物々交換を持ち掛けたりとかはできないわけです。
また、依頼はパターンが決まっていて、どの街に行っても似たり寄ったり。仲間にしたキャラクターが寿命で死ぬ時は、日数が経過した段階でシステムメッセージが表示されるだけです。
本気で自由度を追求したようなゲームには敵わないし、ストーリー主体のゲームに比べたら圧倒的に薄味。

でも、面白いです。
魅力的な雰囲気と、ちまちまとした地味な面白さ、惜しいゲームシステム。実にARTDiNK製ゲームらしい「作業ゲー」。
ついつい、依頼A受注→Aの達成&帰り道にこなせる依頼Bを受注→依頼Aの完遂報告&Bの達成&帰り道にこなせる依頼Cを受注→依頼Bの完遂報告……と永遠に連鎖させてしまい、プレイの止め時を忘れます。
他人に積極的なお勧めはしないけれど、私のPSPメモリーカードには常駐することになりそうです。
ああ、また容量不足に悩まされる……。

全体の感想から始まりましたが、プレイ中のスクリーンショットが多数あるので、数回に分けてざっと、始めての「ルナドン」旅を語らせてください。