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前回、満足と言った舌の根も乾かぬうちに、見落とした住民を救出してEXTRA VISION「バルーの塔」を出現させました。
ということで、記念すべき1回目のタイムは05'53''70でした。やっぱり終盤のフラムゥを二段ジャンプで乗り継いでいく箇所が難所ですね。何度も落下死しました。
夢のかけらは、意識しなかったので79個(最高150個)。
「バルーの塔」を攻略すると「ミュージックプレイヤー」を手に入れることができます。
これで、初代クロノアのすべての要素が解放された事になるので、後は時々思い出した時に遊べれば良いかな、と思っています。

……と言いながら、「バルーの塔」の中途半端な夢のかけら回収率が悔しくて、「バルーの塔」&VISION1−1〜5−1の夢のかけら150個を集めることにしました。
VISION5−2以降は難易度が跳ね上がるので、その内本腰を入れてから挑むつもりで。
ところが、VISION3−1だけ、なぜか147個しか集まりません。3個という数から、「透明たまご」を見落としているのだろうと推測できますが、果たして何処に隠されているのでしょう?
記憶に頼らず、自分の目で見つけ出す必要がありそうです。
ちなみにその頼りにならない記憶では、鏡の精の使いかたで150個以上夢のかけらを獲得できるVISIONもあったと覚えているのですが、もしやそこは修正されているのでしょうか? 今のところ150個以上をマークしたVISIONはありません。

好きなVISIONを何度も遊んでいると、VISIONとボス戦を切り離した「クロノア2」は良い進化だったな、と今更思いました。
2−2、5−2、6−2はVISIONだけなら遊びたいのに、ボス戦が付いてくるのが憂鬱なんですよね……。

ゲームアーカイブス「風のクロノア door to phantomile」VISION CLEARしました。
→風のクロノア ソフトウェアカタログ

結局、先日購入した5本の内一番初めに遊んだのは、プレイ経験ありの「風のクロノア」でした。
なお、とても残念なことに、本作はスクリーンショット機能に対応していませんでした。私としては、折角の機能なので、すべてのアーカイブスタイトルで対応して欲しいと思います。

2日間でエンディングまで一気にプレイ。
何十回と遊んだ初代クロノアなので、危なげなくプレイ……と思いきや、VISION3−1辺りからミスって落下死することが出て来たり、住民を2人見過ごしました。特にVISION6−1は落下事故が多発しました。
さすがに、ノーミスという訳にはいかないですね。
クロノアの台詞やファントマイル語、風玉の射程距離や色の風味など、やっぱり初代が好きだ!と再認識しました。

前述の通り、住民は見落としてしまったため、全住民を助けることが条件であるEXTRA VISION「バルーの塔」は出現していませんが、好きなVISIONを選んで遊べる状態になったので、取り敢えず満足です。

五十音順キャラクター・ショートショート【た】
→ルールは2012年12月17日記事参照


 滝壺目掛けて、落ちる。
「っニャァアー──!!!!」
 タットは装うことを忘れ、叫び声を上げた。
 宙に浮いていられなかった。体の中に隠したエレメントが、大地に引き寄せられているのだ。だがそれに気が付いても、今さら放り出すわけにいかない。
 きっと水面に近付けば、タットに備わった浮遊能力が働いて溺れずに済むはずだ。そう思おうとしても、ぐんぐん迫る水面はタットの頭の中を恐怖で満たしていく。
 タットは、泳げないのだ。
 バランスを崩した体は頭から水面に激突する──!
「たすけて、レオリナぁっ!」
 思わず祈った瞬間、腹の辺りがぐっと掴まれた。そこを支点にして重力に逆らって浮き上がるような感覚があり、タットはひゃっと声をあげた。
 寸でのところでタットを掴み上げたのは、エレメントを追ってきた夢見る黒き旅人だった。
 小脇に抱えられたまま、水飛沫に濡れた横顔をしばらく見上げる。
 あーあ、捕まっちゃった。
 恐慌から解放された途端、タットは助かったことへの安堵や感謝を捨てて、秘かにそう呟いた。
 エレメントは返すにしても、もう少し引っ掻きまわしてやる予定だったのだ。
 黒き旅人の操るフロートボードは、ジャングルスライダーの終点に向かって水面を進んでいく。状況だけみれば、まるで二人で遊園地の名物アトラクションを楽しんでいるようだ。
 ま、助けた御礼に可愛いタットちゃんとのデート気分くらい味わわせてあげるわ。
 そう決めて、タットは大人しく彼の腕の中に収まってやった。

助けた御礼はデート1回
……タット(ゲーム「風のクロノア2 〜世界が望んだ忘れもの〜」)


タットのようなトリッキーなキャラが巧く動かせると、一端の書き手かなぁと思います。自分はまだまだですね。
今作は掴まった以降の展開が違う2パターンを書いて、意外とドタバタしてない方がタットらしく感じたのでこちらを採用しました。

「風のクロノア」は初代(door to phantomile)の印象が強過ぎるのか、2(世界が望んだ忘れもの)はストーリーの流れを覚えていません。イベントやワールド、パズル性の高まった仕掛けは印象深い物が多いのに、ちょっと残念です。

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本日も、相変わらず時代から数ヶ月遅れてる今更なゲーム情報。
「クロノア」シリーズのサントラがiTunes Storeで配信されていることを知りました!

風のクロノア door to phantomile
http://itunes.apple.com/jp/album/id420364348

風のクロノア2 世界が望んだ忘れもの
http://itunes.apple.com/jp/album/id425519316

クロノアヒーローズ 伝説のスターメダル
http://itunes.apple.com/jp/album/id425480684

「door to phantomile」「世界が望んだ忘れもの」はサントラCDがあります。
私にしては珍しい、ゲーム中にサントラ機能があるのに購入した原曲サントラCDです。何度も「Resurrection」→「Staffroll」と再生してはエンディングを脳内再現して涙ぐむ、パブロフの犬をやっていました。
単純に曲として聞くなら、音源が良くバラエティに富んだ「世界が望んだ忘れもの」の方が良さそうですが、ファンとしては「door to phantomile」が好き。
なお、iTunes Storeの「door to phantomile」はWii版リメイクの画像ですが、PS版もWii版も、私の耳では音の違いを感じませんでした。恐らくサラウンド処理されている程度でしょう。
発売年代が変わっても、楽曲というものは古くならないのですね。

しかし、iTunes Storeで一番の驚きは、「ヒーローズ」が配信されていることです!
私の最も愛するガンツのテーマは、「ナムコクロスカプコン」サントラに収録されているので、なにもGBA音源を購入しなくてもいいかなぁと思うのですけれど、プレビューを聞くと思い出に直撃してきます。ナムカプのアレンジ版より哀愁が漂っているのが好みです。
また、主題歌「SING OF HERO」のフルサイズはゲーム中に存在しないんですよね。プレビューで聞ける音もGBA音源とは違うようですが、これが収録時の音なのかしら。
発売から10年近く経っているゲームサントラが配信されるなんて、いい時代になったなぁ。

あとはWS「ムーンライトミュージアム」が揃えば完璧ですね。

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最近色々なブログサイトなどを回って「ガンツ」と言う文字を見る度に、一瞬ドキッとする麻生です。
漫画及び実写映画の「GUNTZ」なのは分かっているのですけれどね!

麻生が「ガンツ」と言われて脳裏に思い浮かべるのは、ゲーム「風のクロノア」後期シリーズに登場するライバル位置のキャラ“金色の死神”ガンツです。
クールキャラに見せ掛けた熱血漢で実は三枚目と言う美味しい奴。
「ナムコクロスカプコン」で予想外に優遇されていて、本当に狂喜乱舞しました。同じ「敵側に父親の仇がいる」繋がりで零児とのエピソードを妄想してました。

ちなみに、麻生はクロノアシリーズはワンダースワンに至るまで全プレイ済……と言いたいところですが、実は、ガンツがシリーズに初登場した「ビーチバレー」のみ未プレイだったりします。あれれ?(笑)