• タグ 『 Technical Writing 』 の記事

我輩はテクニカルライターである。

それは、物を書いて給金が頂けるという、物書きの端くれにとって夢みたいな職である。
しかも、特別な才能は必要ない。ごく普通に読み書きができ、コミュニケーションをとれる社会人ならば、大抵は勤まるのだ。
小説家や記者のような花形ではないけれど、こんなライター職もあるのだ、ということを、これから時折呟いていこうと思う。
……目指す人が増えすぎて、麻生が路頭に迷わない程度に(笑)。

仕事絡みの話は基本的に書かないようにしているのですが、思う所があったので少しだけ書きます。

テクニカルライティングに携わって半年。
最近、仕事では軽快に文章を書いていますが、小説を書こうとテキストファイルを広げても、白紙のまま数時間過ぎてしまいます。
技術文書が求めているものは「解説」なので、事実をわかりやすく伝える事に主眼を置いて書きますが、私の小説は「雰囲気小説」なので、わかりやすく書くこととは無関係、否、むしろ対極と言っても過言でないのです。つまり文章を書くと言う共通点はあれど、仕事であるテクニカルライティングの技術を磨く程、趣味の小説書きから遠離っているのではないか? と今頃気付き、暫し愕然としました。
日々文章を書いているからと大丈夫なつもりでしたが、本格的に小説を書く脳を使わないと、すっかり錆び付いているのでは……?
取り敢えず、V&Bプレイ記録を小説にするところからリハビリを始めましょうか。