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パティスリーKIHACHIから、栗を使ったケーキを2点。

和栗のロール

ロールケーキ

スポンジ生地は、ふわふわしているけれど同時に弾力があって、もう少し搗いたら餅になりそうな印象。この生地自体にはまったく味がなく、クリームの甘みも控え目。殆ど中に入った栗の渋皮煮のみで甘みを演出しています。
あっさりした食べ易い味なのに、渋皮が時々食感を阻害するような気がしてそこだけ残念。
1切れずつの物を購入しましたが、幅が4cm近くあるので満足しました。

熊本栗のクラシックショコラ

クラシックショコラ

生地はこれぞクラシックショコラと言う感じで、焼き具合がプロの技。甘さは極限まで控えめで、特に甘みの弱い中央部では苦いと言っても良いくらい。上に乗ったクリームについた味も、かなり抑えた上品な甘みです。
それが、栗に行き当たると深い甘みが口の中に広がって、とても幸せな気分に。前述のロールケーキでは気になった渋皮が、こちらはまったく気にならず、生地、クリーム、栗の3種を一緒に頬張って丁度良い味わいだと言う所に、栗とチョコレートの相性の良さを改めて認識しました。
重量の問題で、栗があるのは底の方ばかりなのがちょっと惜しい感じ。

ところで今回の写真はデジカメ電源が切れていたため携帯で撮影したのですが、さすがに利用開始6年目突入の携帯なので、写真精度が低いです。

ショコラティエ パレ ド オール
http://www.ovaleliaison.com/palet-dor/

チョコレートケーキが置かれていたので購入(スフレショコラとガトーショコラ)。
しっとり重みがありながら、味わいには軽さもあり、繊細な味わい。甘さはかなり極限まで控えられていました。プロの作品に対してこう評するのも変ですが、隅々まで「良く出来た」ケーキでした。
正直に言って、久し振りの大ヒットです。
日本人パティシエですので、応援の意味も込めて、次回は是非ショコラを味わってみたいです。

パティスリーブラザーズのキューブシュークリーム
http://www.patisserie-brothers.com/color/color-cubechou/index.html

正方形の一面だけチョコレートがトッピングされているこの食品。前知識なしでシュークリームだと看破出来る人はいらっしゃるのでしょうか。

野菜やフルーツのクリームと生クリームに白餡で甘味を付けた

とされていますが、特に餡の味は感じませんでした。基本的には甘過ぎず重過ぎず、良く出来たクリームです。食べた中では、「乳白」のカスタードが一番美味しいと思いました。「チョコ色」のチョコレート×バナナは、大人っぽい味でバナナはまったく感じず。「草色」の小豆×抹茶は、ややクドかったかな。
但しシュー生地が口の中に残ってしまい、トータルの食感は正直イマイチ。
見た目の話題性重視にしても、やや高い感がありますね。

一緒にプリン(ブリュレ)を買ったのですが、こちらは表面にカリカリしたカラメルが乗っていて、正にクリームブリュレ。
上層の濃厚な味わいと、下層のさっぱりした味わいが絶妙で、個人的にはこちらをお奨めしたいです。

マンゴープリンの最高峰と各所で絶賛される、ザ・ペニンシュラブティックの「マンゴープリンスペシャル」を食べました。
http://www.peninsulaboutique.jp/

有名なのは、お土産で買える普通の「マンゴープリン」なのだと思いますが、今回頂いたのは、生菓子扱いの「〜スペシャル」です。
一つずつ、陶器の器で販売。直径10cmほどですが、深さはあまりありません。1人分にしては多いけれど、4人家族だと取り分が少ないので、2〜3人分でしょうか。
マンゴーピューレの下に、滑らかなマンゴープリン。そして更にその中には、サイコロ状になったマンゴーが入っている構造でした。マンゴーは、コリコリして酸っぱいものと、甘くて柔らかいものの2種類混合でした。どちらかと言うと酸味が強いでしょうか。
とにかく濃くて美味しい!
評判に偽りなしの「当たり」のスイーツだと思います。
最後に頂いたペニンシュラのロゴが入ったチョコレートプレートが、ビターでこれまた美味でした。次回はチョコレートも試してみたいかも。

GIOTTO(ジョトォ)のケーキを買ってみました。
http://www.plaisir-co.com/shop-pla02.html
以前気に入ったタルトのお店「BUZZSEARCH」と同じ、株式会社プレジィール系列ですね。どちらも読み難い店名が共通しています。

ショーケースを覗くと、全体におしゃれなデザインのケーキが多く、食べるのが難しそう。
「モンブラン」は、非常に背が高く、10cmはあったでしょうか。その外周を覆う薄皮のようなマロンクリームは、箱から取り出した瞬間、案の定崩壊。
見た目が美しいのも大事だけれど、食べ進めた時の見た目も美しいように配慮されると、尚嬉しいですね。
味の方は、マロンクリーム、生クリーム、栗、スポンジ、カスタードクリームという組み合わせで美味しかったです。マロンクリームは、見た目や食感がそんなに栗っぽくない割に、しっかり栗の味がしましたし、中にも十分な量の栗が入っていました。しかし、味に今一つメリハリがなくて、終盤は少し飽きてしまったのも事実です。
それと、店名を冠したショートケーキ「ジョトォ」。こちらも凄く細長い形状のため、フォークを差し入れた瞬間あっと言う間もなく倒れました。
しかしスポンジが凄く良い出来で、こちらは非常に感心しました。どのくらい撹拌すれば、あんなに軽い仕上がりになるんでしょうね。苺が酸っぱかったけれど、これは時期的なこともあるでしょう。

なお、ネットで検索すると、「モンブランは上に飴細工が乗ってる」と書かれていることが多いのですが、私が買った店ではついてなかったです。店舗による差か、今はなくなったのかな?
また、これは店員個人の問題ですが、注文を受けてから商品が渡されるまで凄く待たされたのと、細長いチーズケーキの先端が折れた状態で詰められたのが少々不満でした。