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この後、対決を控えるキングベヒーモスや魔神竜に備えたレベル上げを兼ねて、ハントカタログ埋めを開始。

……の前に、感想#18記事で断念した「リボン」獲得にリベンジしました!

リボン装備

結局、FF12伝統の「へネ・マラソン」断行です。
目的のトレジャー出現場所は、エリアチェンジ箇所からやや遠く、隠し通路の先。強敵と死闘を繰り広げながらノロノロと進むマラソンには、正直心が折れそうでした。しかし、通り道に湧く敵を往復2回殲滅したところ、以後その範囲では敵が出現しなくなったので、後半は心置き無くマラソンできました。

ヘネ魔石坑

正確な回数は数えませんでしたが、試行回数は10〜15回くらい。なかなかお目見えできず、修行僧の心境でしたが、トレジャーが出現したときは疲れが吹き飛びました。

この流れで大灯台地下層でも手に入るかもしれない、と期待して、この後は再び大灯台へ。
そう上手くはいきませんでしたが、リーダーはトレジャーの確認だけ行い、仲間がその道中を助けるというガンビットにすることで、前回より楽に試行できました。
結果、2本目のリボンを入手。

大灯台地下層のリボン

心なしか、ヴァンの表情も誇らしげです。まあ、彼が装備する分はないのですけれどね!

ハントカタログ」は、倒した敵が記録されるいわゆる「モンスター図鑑」です。
表示される敵イメージは、インターナショナル版から3Dモデルに変わっていました。
360度回転できるのは嬉しいけれど、オリジナル版は味のあるイラストだったので、イラストを残した上で、3Dモデルも確認できたら尚良かったと思います。後、どうせなら拡大縮小も対応して欲しい。アップデートお待ちしてます。

物語は最終盤ですが、画面下部の埋まり具合からすると、90%に満たない印象。
レアモンスター狩りを決行しない限り、埋まることはないので、こんなものでしょう。

ハントカタログ

意外と、喧嘩を吹っ掛け忘れた中立モンスターが抜けていました。
というわけで、まずは各地を回って精霊サラマンド、レーシー、マルトを登録。精霊の出現には、天候条件があります。先日、ファーブニル討伐で散々悩まされたパラミナ大峡谷の「吹雪」ですが、もう手慣れたもので、サラッと吹雪を発生させたのち、精霊レーシーと会うことができました。

吹雪

ナブレウス湿原で精霊リョスアルブを捕まえたら、精霊は終わりです。

ハントカタログに記録するだけなら一度倒せば良いのですが、同じモンスターを一定数倒すと、2ページ目が解禁され、イヴァリース世界の設定や様々な攻略ヒント、謎が散りばめられた読み応え抜群のテキスト各種が読めます。
でも何回読んでも、「とんかち」の項だけは変だと思います。

ハントカタログとんかち

つい最近まで、とんかちは錯乱した者を正気に戻すための道具だった。
しかし暴力的にみえるため使用者は激減、とんかち職人は失業の危機に陥った。

ツッコミで使うにしても、暴力的に見えるという要素は改善されていないけれど、良いのかしら……(笑)。

まだ続く、Hランクモブ狩り報告。
今回は1体のみですが、スクリーンショット多めでお送りします。その理由は、相手がこの男「ギルガメッシュ(謎の男)」だからです!

噂のアイツがここに見参

彼は最後の討伐対象にするつもりだったのですが、前回、大灯台地下層をウロウロしていたところ、ふと気付けばヴァン以下一軍メンバーがLv.59になっていました。
59ーーそれは、17番目の素数!
ということで、ギルガメッシュが繰り出す「レベル魔法」(レベル2睡眠、レベル4ブレイク、レベル3ドンアク)を避けられるこのレベルで挑むことにしました。

なお、ギルガメッシュのモブ登録は、剣を奪われた剣士によるもの。

眠れないのに夢を見るのはヤバいクポ!!

オリジナル版でも思ったけれど、受注時のモンブランの冷静なツッコミが、地味に依頼人を煽っていて笑えます。

まず、橋の上で1戦目。

橋の上の決闘

この段階のギルガメッシュはSランク相当の強さで、特に注意する要素なく撃破できました。
どちらかと言うと、体力が減るごとに繰り出す「どこか見覚えのある武器」コレクションを楽しむ戦闘ですね。
堂々と「偽」と書かれていますけれど、ギルガメッシュ的にそこは構わないのか(笑)。

バスターレプリカ

ガンブレード(ガンブレプリカ)は、刀身にチョコボマークが描いてある偽物なので、お土産品ぽい可愛さがあってお気に入りです。
でもガンブレレプリカの刀身が上手く映るシーン、なかなか撮れませんでした。2戦目開始の口上がベストショットかもしれません。

ガンブレプリカ

逃げたギルガメッシュを追い、ルース魔石坑の奥へ。
このエリアは魔物の行動が面白く、アビス(FF12プレイヤーのトラウマ蝙蝠)とギザマルークが頻繁に縄張り争いをしている姿が見られます。

魔物同士の戦い

試しに、その辺を歩いていたギザマルークのターゲットを奪った後、アビスの群れの中に誘導して見たところ、ギザマルークが見事にアビスに食い散らかされたのが印象的でした。

そして、最深部での2戦目。

真の戦いはこれから始まるのだ!

豪語するだけあって、1戦目とは比べ物にならないほど強いです。特に終盤は、攻撃力も連撃頻度も高く、何度か戦闘不能に陥りました。といっても前述の「レベル魔法」以外はほぼ単体攻撃なので、素数ならまず全滅しないのですけれど。

これぞ、伝説の剣よ!

倒すと、最後に取り出した「伝説の剣」を置いて逃走。

ただの伝説の剣

この意匠、夏のFF12を中断している期間に何回か見ましたね(笑)。密かに「復活の呪文」も付いているし、実は凄くタイムリーな発売時期だったのかもしれません。

最後に、討伐報酬アイテムが「エクスカリパー」と言うオチが付いて、ギルガメッシュとの戦いは終了です。
この後は釣りイベントでギルガメッシュと出会えるので、全モブを狩り終わったら、釣りに精を出そうかなと思います。

Hランクモブ狩り報告の続き。今回は期せずして、竜モブ2体となりました。

まず、パラミナ大峡谷の「ファーブニル」。
大僧正によって封印されていたという、知恵ある悪しき竜です。

ファーブニル

ファーブニルは、Hランクモブの中でもトップクラスの強さを誇りますが、討伐の苦労より、出現させるまでの苦労が記憶に残りました。

ファーブニルは、出現ポイント「銀流の果て」(西側)が「吹雪」の時のみ登場します。ところが、何度訪れても「雪」状態より荒れた天候になりませんでした。
密かに攻略情報を確認したところ、エリアを行き来しただけでは吹雪は発生しないーー即ちパラミナ大峡谷に入った時点の天候を吹雪にして、そのまま銀流の果てまで走る必要がある、と学べました。そこで、神都ブルオミシェイスやミリアム遺跡から再挑戦。なるほど確かに、この時点では吹雪になります。
しかし幾度挑戦しても、「銀流の果て」に辿り着くまでに晴れてしまいました。

実は、「氷結するせせらぎ」エリアは必ず「雪」になる特質があり、ここを経由すると「吹雪」状態を維持できないようです。

私はそのことに最後まで気付かなかったのですが、天候が維持できないのは移動に時間がかかり過ぎているせいでないかと仮説を立て、最短距離で行けそうなルートを考えた結果、幻妖の森からパラミナ大峡谷に入るルートに見直しました。その結果「氷結するせせらぎ」を回避し、吹雪状態を維持することに成功できたのでした。
吹き荒ぶ雪の奥に竜の巨体が見えた瞬間の喜びは、ちょっと忘れられません。

ファーブニル

それにしても、なぜ吹雪だけはこんな特殊仕様なのでしょうね。ファーブニルに遭いにくくするためとしか思えません。

お目見えできて喜んでいましたが、洒落にならない強敵です。
まずセオリー通り「おとり」状態にした盾役のヴァンを突っ込ませてみたところ、10秒と保たずに殺されてしまいました。
特に凶悪だと思った攻撃は、状態異常ストップが付随する「ホワイトブレス」。ストップは、キャラクターを行動不能状態にするという本来の効果も凶悪ですが、同時におとり状態を解除する効果があるため、盾役には致命傷となる状態異常です。ストップを防ぐアクセサリーを装備することも考えましたが、ファーブニルはスリプガも併用するため、そちらの対策も必要です。
ただ力押しだけでなく、魔法も組み込んでくるあたり、確かに知恵ある竜という感じです。

結局、何度目かのヴァンの戦闘不能で諦め、フランと選手交代。
ファーブニルには、一定の範囲外に立っていると魔法攻撃だけしてくるという特性があるため、遠距離から敵の魔法を反射する「リフレク」戦法に転じました。
アーシェが弱点の「サンダガ」を放ち、それとファーブニル自身が放つ「ショック」のダメージが積み重なって、ズルイけれど撃破。
知恵ある竜、頭悪いぞ!

レメリー

レメリーは、いずれイーハに諭され心を開くのだろうと想像していたら、それがイーハの死後だったという厳しい結末は、心に残ります。
でも討伐後は、ずっと悲しみに満ちていたブルオミシェイスが明るくなるのが幸いです。

続いて、世界最強の魔物「パイルラスタ」。
こちらは、盾・攻撃・回復の3役が機能することで、真っ当に倒せました。

パイルラスタ

レベル2倍になる「驚異」以降は攻撃が激化するため、安全のため「リバース」の呪文を解禁してしまったけれど、回避可能な物理攻撃しかして来ないから、リフレク戦法を採らない場合のファーブニルの方が強敵だと思います。
パイルラスタは戦闘自体より、世界で一番強い奴が知りたいというモブ登録の動機とか、居場所情報がないことに対して「とてつもなく強えーだろうから戦えばわかる」といういい加減さとか、そもそもかけっこ勝負をしないと受注できないとか、リッキーとの絡みがメインなのかも知れませんね。

その後、せっかく大灯台に来たので地下層に再挑戦しました。
目的は「リボン」と技「攻撃破壊」だったので、地下3階の北西エリアだけ解放。しかし「攻撃破壊」は一発で出現したのに対し、「リボン」入りのトレジャーは何度出入りを繰り返しても出現せず、無限湧きする敵に息切れして逃げ帰りました。

大灯台地下層

敵が多すぎて、操作キャラのヴァンが埋もれています。

仕方ないから、もう一箇所の「リボン」トレジャー候補であるヘネ魔石坑に行きますかね……。

現在地:Hランクモブ狩り中

皆がそれぞれ「自分の仕事」を見出し、バハムートへ向かおう!と一致団結したところで世界巡りを再開しちゃうのは、FF12の「あるある」ネタですよね。

ワールドマップ

まず、リドルアナ大灯台に戻って地下層に挑みましたが……。

地下層 冥暗たる源域

地下層は、仮にLv.99でも漫然と戦っていると物量で押し負ける恐ろしいところなので、B2まで進んで「イクシオン」(Sランク)を倒したところで退散しました。
最下層の闇神に会えるのは、だいぶ先になりそうです。

それから、あえて残していたHランクモブの討伐依頼を受注しました。

まず、飛空艇を乗り継いで「デスゲイズ」(Hランク)を討伐。
デスゲイズが出現した時限定の「お客様の中に、冒険者の方はいませんか!?」というベタなアナウンスが良かったです。ただ、アルケイディア行きの飛空艇で遭遇したので乗客に守り甲斐がなかったのは残念でした。一旦退散して、別の航路に行っても良かったかな、と思います。

デスゲイズ討伐

それから、他のモブ依頼でも分かるけれど、帝国軍人も個人レベルではまともな人が多いのですよね。

ビュエルバで「ディアボロス」(Hランク)を討伐。
依頼者が見付からなくて、通りをウロウロしてしまいました。このイベント、実は依頼人のミクリオ少年は亡霊であり、「死者は動かない」というメインの物語テーマと反しています。世界観を作り込んでいる作品だけに、これはちょっと惜しいと思いました。

ミクリオ

ディアボロス自体は、Hランクとは思えないくらい楽勝でした。インターナショナル版で強化された筈なのですが、TZA版では元に戻っているのかしら。

狩りだけでは殺伐とするので、ネブラ湖の釣りも始めました。
これはオリジナル版当時は気付かなかった要素です。そもそも、どこで釣竿を手に入れるのか、攻略本を見ないと分からなかったです。

太公望ルクセラ

譲って貰うのではなく、釣り人を立ち去らせた後、置いていった釣竿を失敬するという手順なのは心底驚きました。ヴァンは確かに手癖が悪い子だし、そういう生活をしてきたから今更罪悪感もないだろうし、プレイヤーにしたって戦闘では初手「盗む」をしているわけですが、これで良かったのでしょうか……。戻ってきた釣り人が釣竿がないと気付いた瞬間を考えると、心が痛みます。

現在地:空中要塞バハムート起動後

大灯台

大灯台内部は、実質ラストダンジョンということもあって、長い上に仕掛けが満載です。
仕掛けは概ね覚えていたので懐かしい気持ちで進んだけれど、道中の門番ボスについては全く記憶がありませんでした。ガンビットを組み直す必要がないような敵は、なかなか印象に残りませんね。

頂上へ辿り着く直前、92階付近でパンネロがアーシェの真意を推し量るイベントがあります。
私は1分強しかないこのシーンこそ、大灯台攻略後のリッキーの台詞と合わせて、FF12のテーマを言い表している場面だと思います。

亡くなった人たちの心はもう動かないんだよ

パンネロは、「復讐して気が晴れるのは死者ではない」と、アーシェやヴァンよりずっと先に理解していて、でもそれを言って聞かせるのでなく、ただ見守っていたのですね。
我々だって、信心深くなくとも盆には帰省して墓参りしようと思うし、死者の祟りだとか供養だとか、考えることもあります。そう思いたいのかも知れません。ファンタジー作品なら尚のこと、死者と生者の境界は曖昧です。
しかし、この後殿下も悟るように、イヴァリースでは生者が何をしようと「死者の心は動かない」のです。

あの人はもうーーいないんだ

同時に「死人が生きている人間を動かす」ことを良しとしない。そこに私は本作の面白さがあると思っています。

それから、ガブラスの挑発で憎しみを掻き立てられたアーシェとヴァンが、ふとお互いを見た瞬間の無言のやりとりに、ハッとさせられました。

映し鏡のヴァンとアーシェ

HD化で細かい表情が見えることで、二人が互いの顔に「自分の復讐心の醜さ」を見たことがはっきり理解できました。このシーンのために、二人は「復讐」と言うキーワードで繋がっていたのですね。

ジャッジ・ガブラス戦はイベントからの繋がりでバッシュ・ヴァン・アーシェ、シド戦は関係性を考えてバルフレア・フラン・アーシェで挑みました。

ガブラス戦

結果としてガブラス戦には攻撃役しかいなかったけれど、速攻で終わりました(苦笑)。
この次にある2戦目も弱かった記憶があるし、もう少しジャッジマスターの名に恥じない強さを見せて欲しかったところ。まさか攻撃も防御も弱いことで「剣にも盾にもなれん奴」と言う皮肉を体現した訳ではありますまい。

シド&ファムフリート戦も、正攻法で撃破。
オキューリアは現世に対して直接力を振るえない感じですが、ヴェーネスは度々己の身でシドを守っています。それでも戦闘中は手を出してこないのは、シドの意思なのでしょうか。勿論、不滅のオキューリアが戦闘に干渉してきたらゲーム的に困るので、静観してくれるのは有難いですが。

ヴェーネスとバルフレア

ヴェーネスは6年前のバルフレアを見知っている、と言うことも踏まえると、親子の戦いをどんな気持ちで見つめたのか考えてしまいます。