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アップデートVer.1.09配信。

アップデート履歴

今回のアップデート内容で注目したのは、下記の点です。

字幕および一部のメニュー画面のサイズを拡大

もうVer.1.08以前の文字サイズに慣れてしまいましたが、プレイ開始直後はしばらくのあいだ「文字が小さい!」と思っていたので、これから開始する人には嬉しい改良だと思います。
さて、具体的にどのくらい大きくなったのかというと……

▼従来の字幕(感想#31から流用)

うさんくさい男アーデン

▼Ver.1.09アップデート後字幕

あれ 偶然

……一瞬「嘘つき!」と思ったけれど、確かに大きくなってますよ!
縮小したスクリーンショットではわかり難いですが、実機だと確実に読みやすくなっています。

それから、ランキング機能付きの新しいタイムドクエスト(釣り)にも少し挑戦してみました。
色々説明はあるものの、スコアの加算される理屈がわからず、取り敢えずレア狙いで釣っていたのですが、どうも魚の数みたいですね。
釣り中に専用曲が流れるのは、今回のクエスト期間中だけの仕様なのか、変更なのか少し気になります。できれば、期間終了後は戻して欲しいですわ。


記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です。
Copyright (C) 2016-2017 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.

参考記事

現在地:Chapter08(強くてニューゲーム)
シリーズ記事「FF15 物語を見直す旅」の趣旨は、2017年2月1日記事参照。

シドニーとノクト

走っている途中で急に立ち止まった場合、ノクトはぐっと姿勢を低くして踏み止まります。それが偶然、シドニーが後ろを向いたタイミングと一致した時があり、これは勘違いされそうなアクションだと笑っていたら、なんとその瞬間をプロンプトに激写されていました。
偽スクープは、こうやって作られるのですね……!

注意:ゲーム本編・映画・アニメネタバレ満載です。
現在FF15プレイ中でネタバレを気にされる方は、進行状況を確認の上、ご自身の判断でお読みください。

Chapter08が開始。といってもこのChapterもメインストーリーは非常に短く、特に突っ込みどころもないので、今回はラジオ回です。
時流のせいか、8本中7本がニュースで、あまり面白味はないかな。
Ver.1.06で追加されたChapter13グラディオラスルートでは、ラジオを聞いた後に仲間の会話が入るようになっていて、嬉しい改良だと思いました。過去分にも追加してくださっても良くてよ!

また、Ver1.04辺りから、時間経過を示すテキストが多数追加されています。
Chapter08でも、揚陸艦内のシーンの後、工場前に移る前に「数時間後」と時間経過が入るようになっています。この辺は、地味ですが良い変更だと思います。
まあ、Chapter05→06やChapter06→07の「数日後」は、ちょっと時間掛け過ぎじゃないかと感じたりもしますが……(苦笑)。

ニュース:基地襲撃(3)

女性アナウンサー
ーー建設中の基地が 相次いで
襲撃を受けたことについて 帝国軍からーー
犯人が王都インソムニアからの逃亡者で
調印式の襲撃にもかかわっている可能性があり
周辺地域の住民の安全を守るためにも
身柄の確保を急ぐとの発表がありましたーー

基地襲撃の犯人と調印式襲撃の犯人を同一と報道するのは、ルシス国内の反政府組織が諸悪の根源だ、とすることで反帝国派をまとまらせないためでしょうか。
その辺が明確でないため、基地襲撃関連のニュースが王子たちのことなのか、別に襲撃者がいるのか考えてしまいます。

基地撮影

ニュース:フォッシオ洞窟

女性アナウンサー
ーー続いてシガイの情報です
先日の豪雨と雷雨による新たな被害の報告です
ダスカ地方中央部にある フォッシオ洞窟では
長く入り口をふさいでいた 岩が崩れています
メルダシオ協会が調査していますが
すでにシガイを確認したとの報告が入っています
周辺での夜間の外出は控えてください

ちょっと今更感のある、遅いニュース。
Chapter06でも良かったと思うのですが……。ちなみに、Chapter07では釣り具バートランドにラジオがありますが、CMしか流れません。

ニュース:カリゴ復帰

男性アナウンサー
ーー帝国軍がクレイン地方に設営していた
ヴォラレ基地が襲撃を受けた事件のその後です
ルシス駐屯軍 第5師団カリゴ准将が
ケガの治療を終えて昨日 帝国の病院を退院しました
カリゴ准将はすでにルシスへ戻り
今日から任務に復帰しています

Chapter06→Chapter08の間は、Chapter07開始前に空白の数日間があるだけなので、割と早い復帰です。と思ったら、ノクトはカリゴを気絶させただけでした。
もしかして、大げさに騒いで入院してた?

ニュース:一般人殺害事件

男性アナウンサー
ーーレスタルムで先日起きた
帝国軍准将による 一般人殺害事件について
帝国軍は事件の詳細を
次のとおり 説明しています
説明によると 事件当日の朝 准将は
リウエイホテル付近を歩いていて
背後から突然 ルシス人の男に襲われた
そのままもみ合いとなり 身を守るために武器を使用ーー

これもChapter06が妥当な気がするニュース。
ただ、カリゴが入院したので事情徴収できた、と考えればそれほど不自然でもないですね。

ニュース:野獣情報(3)

女性アナウンサー
ーー野獣の情報です
ラバティオ火山頂上に住む巨鳥『ズー』ですが
最近 頻繁に飛行する姿が確認されており
ズーが興奮状態にあると見られています
もともと性格は温厚で 比較的
おとなしい鳥として知られていましたが
最近では 威嚇するような鳴き声も聞こえていて
このところ続いた地震や雷雨の影響が疑われていますーー

間近で見たら、温厚でおとなしいとは到底見えない顔でした。

ズー

ニュース:工場内シガイ発生事件

女性アナウンサー
ーー先日 レスタルムで起きた
シガイ発生事件についてです
一時 操作不能に陥っていた
イチネリス鉱業の工場内発電機ですが
正式に今日 すべての発電機の修理が完了し
動作に関する検査を終えました
検査中も稼働できる発電機によって
電力の供給は継続されていたこともありーー
この検査による 住民の生活への影響は
現在のところ報告されていません

シガイ駆除中もミスリルの加工ができるくらいですから、電力供給方法は色々用意されているようです。

ニュース:王子生存

女性アナウンサー
ーー襲撃事件で死亡が報じられていた
ノクティス王子ですが
調印式当日 すでに王都を
出発されていたという情報に加えてーー
レギス陛下が かつてご使用になった車についても
事件以降 国内での目撃証言が多く寄せられています
帝国軍の様々な規制に反発する 一部の国民の中では
王子の生存を期待する声が上がり始めています

帝国が否定していた王子の生存説が、ここに来て再浮上している辺り、サブキャラクターのビブ(メテオ・パブリッシング代表取締役社長)が約束通り頑張ってくれているのかなと思えます。

ワイドショー:将軍の義手

女性パーソナリティ
ーー次はラジオネーム 『イチネリスの工員』さん
ーーどうしてレイヴス将軍は義手なんですか
これは だいぶ踏み込んだ質問です
でも調べてありますよ?
調印式の襲撃事件でのケガが原因だそうです
義手は最新技術で作られていて 基本的な
仕組みは 帝国軍の魔導兵と同じだそうです
ちなみに魔導兵ってわかります?
人造兵なんです 中身が人間じゃないんだってーー

義手のことはChapter09冒頭でもわざわざ取り上げるのに、特に何事もなかったのが悲しい……。


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参考記事

現在地:Chapter07(強くてニューゲーム)
シリーズ記事「FF15 物語を見直す旅」の趣旨は、2017年2月1日記事参照。

アラネア加入

注意:ゲーム本編・映画・アニメネタバレ満載です。
現在FF15プレイ中でネタバレを気にされる方は、進行状況を確認の上、ご自身の判断でお読みください。

少々間が空きましたが、本編に戻ってChapter07から再開です。

……といっても、Chapter07は割愛しても物語に大きな影響がないため、本編という印象は薄いです。
ダンジョンを一つ攻略するだけで、内容は単なるお使い仕事。アーデンも「次に会うのは 海の向こう?」と言っておきながら、ここでサラリと再会するので、グラディオの離脱とアラネアの一時加入のために後から追加したChapterなのでは? と勘繰ってしまいます。
もちろん、バグを使わず普通に遊ぶプレイヤーにとっては、アラネア准将を仲間にして記念撮影したりキャンプしたりと、いつもと面子が違う4人組を楽しめる貴重な機会なので、あって嬉しいChapterではあります。

アラネアを激写

アラネアとキャンプ

なお、Ver.1.08で、街道を封鎖していたミーレスと帝国兵4体が消失していました。
トンネル通過時に「わざわざ開けて待っていたかのようだった」という台詞があるのに、中途半端な戦力の帝国兵に行く手を阻まれるのは、アーデンの手助けとしても、罠としても変だーーと指摘しようと思っていたのですが、先手を打たれました(笑)。そしてこの変更により、トンネルの一時開通はアーデンのご丁寧なエスコートだと確定ですね。

アーデン

アラネアの加入と、スチリフの社内での会話は、特に問題ないと思います。
ただし、アラネアの立場について、この時点で「傭兵」だと誤解しているプレイヤーもいるようです。
誤解していても物語全体の理解には影響を及ぼしませんが、一応修正を試みることにしましょう。

そもそも、Chapter06にてカリゴが「傭兵あがり」と二度も呼ぶことで、「傭兵」であり、現在は職業軍人だと明確にしているのですが、おそらく「○○あがり」という言い回しを知らない人が少なからずいるんでしょう。
更に、拍車を掛けたのが、このChapter07におけるアラネア自身の「あたしは気ままな傭兵みたいなもんでね」という台詞でしょう。

気ままな傭兵みたいなもんでね

一応「○○みたい」=「似ているだけであってそのものではない」と読み取れますが、「○○である」ことを婉曲的に表現する使用法もあります。ここまで何度も「傭兵」という単語を聞いたプレイヤーは、逆に「彼女は傭兵という名で呼ばれないだけで、実質傭兵なんだ」と誤解する可能性があります。

そもそも、なぜアラネアは「傭兵みたいなもん」と言ったかが肝心です。これは、他の准将と違って帝国に絶対の忠誠を誓っていない、だからルシスの王子が相手でも気にしない、というアピールのはずです。
その辺をもう少しわかりやすく盛り込んだのが、下記の案になります。

【変更案】

アラネア
まあ あたしは傭兵あがりで 帝国への忠誠がどうこうって柄でもないし
あんたたちの正体も知らない

「傭兵あがり」という言葉の善し悪しは判断が悩ましいですが、アラネアの性格なら気にせず使いそうですし、一つの事象を色々な言い回しで表現するより、最後まで一貫してこの言葉で通した方が良いでしょう。
そんなこんなで、アラネア関係の突っ込みは終了です。


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参考記事

現在地:EPISODE グラディオラス

FF15 EPISODE GLADIOLUS

キャラクター別有料DLC第一弾「エピソード グラディオラス」をプレイしました。
このDLCは、グラディオを操作して、本編での離脱期間中にグラディオが挑んだ「王の盾」の試練を体験する内容です。

遊び始めて直ぐ、「これはアクションゲームだ!」と愕然としました。

メニュー画面

ご覧の通り、グラディオにはレベル設定がありますが、経験値が入らないため、これ以上強化できません。装備も衣装(警備隊の服かジャケットオフ)しか変更できません。
ポーションやフェニックスの尾といった回復手段はありますが、個数制限があるし、途中の中ボス3体とギルガメッシュ戦はグラディオ1人で挑む必要があるため、本気でアクション下手という方は難しいかもしれません。操作自体はFF15本編に近い、簡単な作りですが、高スコアを狙うには「ジャストガード」が必須スキルと思われます。私はこれが不得意なため、早々にトロフィーコンプリートは諦めました。

グラディオとコル将軍での戦闘

アクション寄りに調整しただけあって、コル将軍との多彩なリンクアタック、パリィ攻撃の豊富さといった、魅せるアクションの楽しさはあります。大剣なので、基本が範囲攻撃というのは爽快でした。

グラディオ戦闘

それから「朽ちた柱」を引き抜いて振り回し攻撃ができるのも、楽しい点。
純粋に攻撃方法として重みがあって迫力だし、絵面も笑えるし、パワーキャラらしいアホっぽさがあって、個人的には凄く好きです。

朽ちた柱

柱を担いでのしのし歩く姿を見て、「シャドウハーツ2」のヨアヒムが好きだったことを思い出しました。

また、キャラクターの行動によって、フィールド上のオブジェクトが破壊される要素は、Chapter13のグラディオルートにも搭載されていましたが、非常に自然にできています。
ただ、DLCもChapter13も基本的に薄暗いエリアが多く、見た目が地味なので評価には繋がらないと感じました。

テルパの爪痕

途中一回開けたエリアに出る以外、息苦しいダンジョンが続きますが、道中、コル将軍と最大4回のキャンプをして、30年前の話などを聞くことができます。

キャンプ

修行に付き合わされた挙げ句、4回もカップヌードルを食べさせられるコル将軍は、哀愁たっぷり(笑)。正直、グラディオより将軍の好感度が上がるエピソードでした。

一方、DLCボスキャラとして採用されたギルガメッシュは、私としてはギルガメッシュらしさを感じない造形&キャラクターで、正直ガッカリしました。

FF15ギルガメッシュ

オリジナルのキャラクターを出しても興味は引けなかったでしょうけれど、ギルガメッシュを名乗らせるからには、もう少しオリジナル(FF5)のイメージを踏襲して欲しいです。「イメージ違いも面白い」と評価する方はいるかもしれませんが、麻生は一番好きなFFシリーズがFF5なので、この点は譲れません。
これに比べたら、FF12の「謎の男」は、凄くオリジナル再現していたと思います。あ、FF12がやりたくなって来た……。

ストーリーは1時間程度で終わる内容でアッサリ。グラディオの行動に納得したり、好感度が上がるというほどの印象変化も私は受けませんでした。
コル将軍の過去とクレイラスが語ったという言葉は、少し響くものがあったけれど、「王の盾」とはアミシティア家を指すわけでない?とか新たな疑問も生じてしまった辺り、FF15らしい詰めの甘さを感じます。
ただ、修行の顛末を聞くノクト一行のキャンプ風景はいつもの「4人のノリ」でニヤニヤしました。


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参考記事

現在地:Chapter06・船出の支度(強くてニューゲーム)
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ノクトとグラディオ

諸事情により、実際のプレイをだいぶ先行して進めてしまったので、なるべく本筋だけに絞って追い掛けます。
今回は、グラディオ離脱シーンです。

注意:ゲーム本編・映画・アニメネタバレ満載です。
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あれこれ寄り道の末、ようやくカエムに到着した一行。そこで最後に待っているのが、このグラディオラス離脱イベントです。

グラディオラス
さて 船の手伝いは
おまえらだけでやれんだろ

プロンプト
はあ? 何それ

グラディオラス
ちと出かけてこようと思ってる

グラディオ離脱

仮に、キャラクター別DLCが予定されていなくても、グラディオラスの離脱はあったのか?はFF15開発者に問うてみたい気がします。

  • 王の盾なのに、王の側を離れる職務放棄
  • ミスリルが手に入る場所は帝国に封鎖されている、という情報があるにも関わらず「お前らだけでやれる」と勝手に判断
  • 目的や行き先を告げない(「報・連・相」の欠如)

と、気になる要素が満載です。

出掛ける目的くらい語ってくれないと、なぜ急に離脱イベントが生じるのか理解できません。
Chapter05終盤のレイヴスとの対峙で、「脆い盾」と断じられ、呆気なく弾き飛ばされたことへの自戒で、修行したくなった……という想像はできます。しかし、レイヴスとの対峙からはゲーム中時間でも数日以上経っているため、なぜ今更とも感じます。
そもそも、Chapter08で戻って来たときに、新しいスキルを得ているとかレベルアップしたとかいう修行の「成果」もないですしね。応答をイグニスに任せたときの「のぼせた頭を冷やす程度の散歩」という回答が、そのまま真実だったのでないかと疑ってしまうくらいです。

台詞をどう手直しするにしても、ミスリル入手のためヴェスペル湖まで行かねばならない、という情報を聞いた後での離脱は、無責任と詰られるのが必須。
せめて「船の部品調達を請け負う」と「帝国が封鎖している話を聞く」の間に離脱をしてくれれば、多少擁護できるでしょうか。

【変更案】

グラディオラス
船の手伝いは
おまえらだけでやれそうか

プロンプト
え どしたの?

グラディオラス
悪いが 時間のあるうちに
ちと行きたいところがある

大枠を変えないという制約を守ると、このくらいが限界でしょうか。
目的を話さないのはグラディオの美学として尊重しつつ、勝手に離脱する印象を和らげる方向の提案になりました。

なお、選択肢で「引き留める」を選んだときの、ノクトの台詞が「いつ戻んだよ」という間接的な言い回しなのは、ノクトらしいとは思いますが、「引き留めたい」というプレイヤーの意思と合っていません。「王様を守るのが盾の仕事じゃないのか」くらい言ってやっても良いですよね!

EPISODE グラディオラス予告

というわけで、次回はシリーズ記事を一旦休み、ノクトたちが繰り広げる「Chapter07 三人旅」の裏番組「EPISODE グラディオラス」を遊びたいと思います。


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参考記事