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映画「ローグ・ワン スターウォーズストーリー」本編+ボーナスコンテンツを視聴。
http://starwars.disney.co.jp/movie/r1.html

本シリーズのスピンオフは初体験。
スターウォーズは、オリジナル版のEPISODE 4が一番面白いと思っていて、そこへ繋がる10分前の物語を聞いたら観ないわけにいかないと思っていたのですが、ちょうど公開期間に体を壊していたため、映画館へは行けませんでした。
観た人の意見が概ね好評だったので、楽しみにしていました。

結果として、本作は視聴後に「面白かった!」そして「EPISODE 4(新たなる希望)を観たい!」という気持ちが湧く、優良なファン向け映画でした。

監督がスターウォーズ(旧三部作)ファンだというのが、ボーナスコンテンツを見るまでもなくわかります。
正直、前半は各自の立場や目的意識もわからないし、暗く退屈な絵作りが多くていまひとつだと思っていたのですが、ソウ・ゲレラとの再会から関係性がわかるようになり、イードゥーでの父親の死をもって、ジンがデス・スター破壊の計画を担う決意をした以降は最高に面白かったです。

面白かった要因として、ローグ・ワンの仲間たちが、非常に良い連中だったという点も大きいです。
キャシアンのダーティーさは、オリジナル版のハン・ソロがグリードを撃ち殺すシーンに通じるものがあって、ちょっと嬉しかったです。反乱軍のため、という理由で自分を守るナイーブさも好き。
最初、紙パッケージにデカデカと描かれているK-2SOを見たときは、やけに怖い外見のドロイドだと思ったけれど、観終わったら最高の相棒だったとわかりました。パッケージを飾るのも納得です。R2D2やBB-8のような見た目の可愛さはないけれど、最強に可愛くて格好いい奴だと思います。
チアルートベイズのコンビは、掛け合いで非常にいい味を出していました。チアルートは凄まじく強くて、座頭市のオマージュが過ぎる気がしたけれど、TIEファイターを生身で撃ち落とす人は初めて観たな!と思わず笑いました。
単独のキャラクターとしては、ボーディーが抜群に好きです。ソウ・ゲレラのところで頭を弄られたわりに、割と直ぐ復帰したなとは思ったけれど、比較的一般人よりの彼が重要な通信網をつなぐところは、最高に格好良かったです。
主人公のジンが一番地味で印象に残らないかな。でもジェダイの騎士ではない普通の女性闘士が頑張って、ハリネズミのように刺々しく鎧っているところと、その鎧で覆い隠した優しい女の子の部分と、父から託された使命を遂げる高潔さのバランスが良かったです。父と子という組み合わせが、すごく好きという面もあります。

仲間たちが良い奴であるほど、全滅エンドは避けられないとわかっていることが悲しかった。でもきちんと全滅まで描いたからこそ、「新たなる希望」への繋ぎとして良い映画だったと思います。

ダース・ベイダーの、ピンポイントだけれど圧倒的な存在感は強烈で、出番は少なかったのにやはりスターウォーズの魅力はベイダーだな!と思わされます。
「クローン・ウォーズ」や「反乱者たち」を観ていないため、ソウ・ゲレラという人物に深みを感じないのは残念だったかな。彼の描き方については、ボーナスコンテンツを見てから納得しました。

それから、CGでターキン提督とレイア姫を再現しているのも、見どころの一つですね。
レイア姫は「こんな顔大きかった?」と思ったりしましたが、ターキンは素晴らしい再現度だったと思います。
全編CGの「KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV」でも、人間はほぼ違和感なく見られたから、現在の技術なら描けるとわかっていたけれど、生身の人間とCG人間が一緒の画面にいても問題ないとわかったのは収穫でした。

とても面白かったのだけれど、音楽がいまひとつな点や、あのオープニングがないことなど、スピンオフゆえに敢えて封印したと思われる要素が残念でした。どうせ「スターウォーズ」作品なのだから、スピンオフだからと遠慮せず、スターウォーズ節全開で良かったと思うのです。

映画「スター・ウォーズ フォースの覚醒(吹替版)」を4DXデジタルシアターで観ました!
ということで、今回は4DX演出に関する感想です。映画自体に対する感想は、2015年12月23日記事参照。
http://l-oiseau.skr.jp/blog/index.php/view/2591

実は今作を観るまで「4DX」というものを知らなかったのですが、要は3D映像に座席揺れ等の体感アトラクションを組み合わせた、テーマパークのような映画でした。
動画自体は手軽に観られる上、マニアなら自宅で十分な設備を備えられる現代では、映画館でしか楽しめない作りを訴求していく必要があるのでしょう。
私は東京ディズニーランド「ミクロアドベンチャー!」やユニバーサルスタジオジャパン「ターミネーター」を観ていますが、この2作品には少し苦手意識があります。しかし似たような作りの「スター・ツアーズ」は大好きです。そこから考えてみると、私は予想外のタイミングで刺激を受ける(驚かされる)ことが苦手なのだと思います。その点、本作は一度2D字幕版を観ているので筋は頭に入っていますし、恐怖シーンもないし、なにより「スター・ウォーズ」だということで、4DX体験にうってつけだと思い、座席を取りました。

結論から言うと、私にはキツかったです(苦笑)。
最大の要因は、風が頻繁に吹き付けること。移動速度や爆風、大気の流れなど、多くが風で表現されるので、肌寒いし、非常に喉が渇いて圧迫感を感じました。よって4DX鑑賞の場合、飲み物は必須だと思いますが、急に座席が動くので、飲むタイミングを計らないといけません。
座席の傾きや揺れは楽しかったのですが、視界が強制的に揺れるせいで、前後の座席シートの動きも見えて、映画に没頭しにくかったです。
他にフラッシュ、ドライアイスの煙等色々ありましたが、水の演出のみ、座席スイッチでいつでもオン・オフを切り替えできます。また、遊園地のアトラクションのように濡れるほどの水が掛かるわけでなく、飛沫程度です。しかしオフにしていても、左右のシートで発射された水飛沫が掛かるので、オフにする意味はよく分かりませんでした。もしかしたら、映画によっては大量の水も被るのでしょうか。

ちなみに、3D映像の方は奥行き感があって綺麗だと思いましたが、距離感を出そうとしてフォーカスが合ってない箇所は滲ませる等の加工がされていたように思います。2D版の時に比べると、自分の観たい箇所が観られない、という印象がありました。
そのため、私は「映画そのものを楽しむのであれば、やはり2D版が一番良いのでないか」と思います。でも上記の点が問題ない方なら、アトラクションとして楽しめると思います。

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映画「スター・ウォーズ フォースの覚醒」を観てきました。
http://starwars.disney.co.jp/movie/force.html

映画は何時観ても変わらないから、初日には拘らない派なので、少し初動が遅れました。
とりあえず、2D字幕。あともう1回、公開中に4DX3D吹替で観るかどうか。映画はいつまで鑑賞できるのか、よく分からないのでスケジュールを立て難くて困ります。150分という上映時間も、ちょっと長過ぎる……。

感想が割れていると聞いたので、事前の期待値を下げておいたのですが、真っ当に「スターウォーズらしさを散りばめた良くできた続編」でした。
ディズニーが関わっているだけあって、娯楽作品としてキチンと成立しています。
あえてパペットを使っている質感も、ニヤリとさせられました。
ただ、その面白さはシリーズ作品であるという下地あってのものだった気がします。内容的には旧作(特にエピソード4)のオマージュばかりで、新シリーズ単独の魅力がどこにあるのか見えませんでした。
そういう意味では、ルーカスが関わっていないという事が、今後“思い切ったことはできない”という制約になってしまわないか心配です。勿論、ルーカスが関わっていたら関わっていたで、壮大な実験に付き合わされる可能性が多々あるのですが(笑)。

旧三部作(オリジナルトリロジー)のファンとしては、主要登場人物が年月を経た姿で出演しているというだけで正直嬉しいです。
初登場の面々は、主人公レイが、パワフルなヒロインで良かったです。少しパドメやシミに似てる感じもする、健康的な美人だし、演出からしてスカイウォーカーの家系だとは思うのですが、ジャクーで置き去りにされていた経緯が分からないので、この後はその謎を追っていくのでしょうか。
BB-8は、事前情報の段階ではピンと来なかったのですが、実際に機械語で喋ったり動いているのを観たら、非常に可愛かったです。R2-D2より分かりやすくご主人様思いで、小さな良い子。
フィンは、根が良い奴だし、共感できる等身大の人物だったけれど、レイとの関係はもう少しゆっくり進めて欲しいというか、できれば友達止まりでいて欲しい感じ。
有能でいい男、という枠はポー・ダメロンの方でしたね。主要キャラではないのかもしれないけれど、旧三部作のウェッジみたいに、新シリーズに出演し続けることを期待します。

反面、ダークサイドは弱かったですね。
鳴り物入りのカイロ・レンより、ハックス将軍の方が敵として頑張っていた気がします。ターキン総督が若かったらこんな感じ? また、キャプテン・ファズマという初の女性敵幹部を作っておきながら、これといって見せ場もなかったのも残念でした。

なお、字幕のストレスは感じませんでした。それだけでもホッと一安心です。

今年は「スター・ウォーズ・イヤー」。
ルーカスフィルムがディズニーに買収されてから初の新作公開ということで、ディズニーも相当の資金投入しているのか、あらゆるところでグッズ展開がされています。それに振り回されて「ビックリマンチョコ」や「チョコエッグ」等の食玩を、人生で初めて購入したりもしました。
そして今日は遂に、ケーキに行き着きました。

11月1日より、コージーコーナーにて発売開始された、SWのキャラクターをモチーフにしたケーキ各種。
http://www.cozycorner.co.jp/campaign/4693.html

R2-D2&C-3PO

今回購入したのは、“R2-D2&C-3PO”ケーキセットです。

セットした状態だと、ちょうど影になってしまいましたが、C-3POは顔が側面に描かれているパターンです。

C-3PO

ケーキサイズは、高さ、直径とも8cm近いです。予想外の大きさに、実は少し怯みました。さすが、ケーキのサイズが大きいことで有名なコージーコーナーだけありますね。
外箱は、EPISODE 4のシナリオを可愛いタッチで描いたこのセット限定の紙箱!
ちなみに、箱の可愛らしさでは、プチガトー “スター・ウォーズ”コレクションも心惹かれます。

なお、R2-D2の胴体部分およびC-3POの顔は、プリントされたフィルムなので、いざ食べようと言うときは、こんな姿になります。

R2-D2C-3PO

モノアイが残っているR2-D2はまだしも、C-3POは少々寂しいですね(苦笑)。
中身はご覧の通り。上層がムース、下層はパウンドとクリームのサンドという構造です。

R2-D2C-3PO

味自体は、C-3POの方が好みだったかなと思います。レモンムースと表記されていたけれど、ほとんどレモンとは思わなかったです。ピーチが良いアクセントになっていました。
R2-D2も、チーズムースにブルーベリージャムという外さない組み合わせ。
どちらもさっぱりしていて、甘さ控えめ。パクパクと食べられます。
ただ、黄色の表現に着色料をだいぶ使っている様子があったので、食品添加物が気になる方はご注意ください。

滑り込みで、3D版「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」(日本語吹替版)を観て来ました。

東京ディズニーランドや大坂USJの3Dアトラクションは経験していますが、実は映画館で3D映画を観るのは初めてです。
3Dメガネは視界が狭くなって、やや見難い印象。眼精疲労も進みそう。
そもそも私は眼鏡をかけているので、眼鏡on眼鏡はちょっと間抜けかなぁと思いました。自分自身の姿は見えないから、気にしなければ良いのですけれどね。
ちなみに、日本語吹替版しか上演されていなかったため、少し残念に思いつつ座ったのですが、この視界問題を考えると3D映画の吹替優勢は当然だと感じます。

肝心の映画の感想を一言で言うと、地味でした。
元々3D用に撮影していない為か、ブルーバックで撮った人物を浮き上がらせているだけ、という印象。ポッドレースなどはCGで作っているシーンですし、アクションなので如何にも3D向きだと思っていたら、全然飛び出す映像どころか奥行きも感じなくて肩透かしでした。
3D版スター・ウォーズとしては、来年リニューアル公開される「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」に期待すべきでしょうか。

ただ、久々にスターウォーズをクリアな大画面・大音響で観られた事はファンとして純粋に嬉しいですね。
EPISODE II、IIIは余り食指が動かないけれど、旧三部作には駆け付けたいと思います。