151223.png

映画「スター・ウォーズ フォースの覚醒」を観てきました。
http://starwars.disney.co.jp/movie/force.html

映画は何時観ても変わらないから、初日には拘らない派なので、少し初動が遅れました。
とりあえず、2D字幕。あともう1回、公開中に4DX3D吹替で観るかどうか。映画はいつまで鑑賞できるのか、よく分からないのでスケジュールを立て難くて困ります。150分という上映時間も、ちょっと長過ぎる……。

感想が割れていると聞いたので、事前の期待値を下げておいたのですが、真っ当に「スターウォーズらしさを散りばめた良くできた続編」でした。
ディズニーが関わっているだけあって、娯楽作品としてキチンと成立しています。
あえてパペットを使っている質感も、ニヤリとさせられました。
ただ、その面白さはシリーズ作品であるという下地あってのものだった気がします。内容的には旧作(特にエピソード4)のオマージュばかりで、新シリーズ単独の魅力がどこにあるのか見えませんでした。
そういう意味では、ルーカスが関わっていないという事が、今後“思い切ったことはできない”という制約になってしまわないか心配です。勿論、ルーカスが関わっていたら関わっていたで、壮大な実験に付き合わされる可能性が多々あるのですが(笑)。

旧三部作(オリジナルトリロジー)のファンとしては、主要登場人物が年月を経た姿で出演しているというだけで正直嬉しいです。
初登場の面々は、主人公レイが、パワフルなヒロインで良かったです。少しパドメやシミに似てる感じもする、健康的な美人だし、演出からしてスカイウォーカーの家系だとは思うのですが、ジャクーで置き去りにされていた経緯が分からないので、この後はその謎を追っていくのでしょうか。
BB-8は、事前情報の段階ではピンと来なかったのですが、実際に機械語で喋ったり動いているのを観たら、非常に可愛かったです。R2-D2より分かりやすくご主人様思いで、小さな良い子。
フィンは、根が良い奴だし、共感できる等身大の人物だったけれど、レイとの関係はもう少しゆっくり進めて欲しいというか、できれば友達止まりでいて欲しい感じ。
有能でいい男、という枠はポー・ダメロンの方でしたね。主要キャラではないのかもしれないけれど、旧三部作のウェッジみたいに、新シリーズに出演し続けることを期待します。

反面、ダークサイドは弱かったですね。
鳴り物入りのカイロ・レンより、ハックス将軍の方が敵として頑張っていた気がします。ターキン総督が若かったらこんな感じ? また、キャプテン・ファズマという初の女性敵幹部を作っておきながら、これといって見せ場もなかったのも残念でした。

なお、字幕のストレスは感じませんでした。それだけでもホッと一安心です。

コメント

  • コメントはまだありません。

コメント登録

  • コメントを入力してください。
登録フォーム
名前
メール
URL
コメント
閲覧制限
投稿キー
(スパム対策に 投稿キー を半角で入力してください)