• タグ 『 FF12 』 の記事

長いロトゼタシアでの旅が終わって、イヴァリースに戻ってきました。

と言っても、相変わらず本筋は進めず寄り道。
ラーサーと一緒に戦える召喚獣をすべて倒しました!

メニュー

低レベルという程ではないけれど、この段階で戦う相手ではないので、達成感がありました。

今回戦ったザルエラ、アドラメレク、キュクレインの3体の中では、圧倒的に「不浄王キュクレイン」が難敵でした。都合3回挑戦して全て長期戦だったので、記録上は消えたプレイ時間も合計すると、撃破まで3時間半くらい費やしたのでないかしら。
DQ11も状態異常に悩まされたけれど、FF12は状態異常の種類が多すぎるだろう……と改めて思いました。

キュクレイン

1戦目

状態異常が主体の敵だという記憶しかなくて、とりあえず様子見で突っ込み、お供のフォーバー4体に囲まれて順番に死亡。久し振りのプレイだと言い訳するにも、ひどい戦いでした。

1度目のGAMEOVER

しかし得るものがなかったわけではありません。
キュクレイン戦はエリア効果として常時「HPダメージ」を受けるので、短期決戦を挑んだ方が楽だ、という記憶があったのですが、火力が低い現段階では到底短期決戦などできないことがわかったのです。

2戦目

直前の失敗を生かし、最初は湧き出るフォーバーを倒すことにします。
それから、ラーサーのガンビット1行目に「パンネロ=ケアルラ」をセット。通常戦闘ではこんなガンビットは無駄ですが、「HPダメージ」を打ち消す対策として使います。
加えて、白魔道士のパンネロが「HP40%未満の味方=ケアルダ」で、集中攻撃された時のダメージをフォロー。

これは安定する!と思ったのですが、「ドンアク」「ドンムブ」「スロウ」「猛毒」「スリップ」と状態異常のバーゲンセールで、徐々に回復が追い付かなくなり、死んで控えメンバーと交代、リザーブの状態で生き返らせて、また死んで交代……という循環に陥ってしまいました。
キュクレインが仕掛ける状態異常は、一度の行動でパーティ全員に発動するのが極悪。活性の高いメンバーを選んでみましたが回避できなかったので、必中のようです。
それでも、なんとか合間に攻撃を続けて残り2割まではいけたのですが、フェニックスの尾(戦闘開始時の所持数60個)を使い切ってしまい、全滅と相成りました。

全滅

この戦闘、ジョブ制のせいで、無印より難しく感じます。
もっとストーリーを進めれば、有用なスキルが手に入るのですが……。

最も恐ろしい状態異常は、移動以外の全行動ができなくなる「ドンアクです。これを直す手段は、パンネロの「エスナ」しかありません(万能薬は現時点では超貴重品、且つ万能薬の知識を持つキャラクターが使わないと、ドンアクは治せない)。
幸い「ドンアク」を防ぐアクセサリー「黒帯」をパンネロが装備していたので、最初に「ドンアク」を受けた時点で全滅する羽目にはなりませんでしたが、「エスナ」は発動に時間がかかるため、立て直しに手間取ってしまいました。
普段なら無視する「スロウ」も意外と厄介。「猛毒」「スリップ」が「スロウ」と合わさると、回復が追い付かなくなる凶悪な効果になってしまいます。毒系は「リジェネ」で相殺することも考えましたが、途中で効果が切れるのは目に見えています。
「スロウ」は「ヘイスト」で上書きできるけれど、使い手は時空魔戦士のヴァンだけ。アイテム「クロノスの涙」での解除も併用するのが現実的ですが、意外と拾えないアイテムで、約20個しか所有していませんでした。

でも、準備不足でも残り2割までいけたということは、準備すれば勝てるのではないか?と光明も見えました。

ということで、一度ガリフの里に行き、「黒帯」を2つ購入。フェニックスの尾とクロノスの涙も追加。
ついでに、帰り道でゼルテニアン洞窟に寄って、もう一体の召喚獣「憤怒の霊帝アドラメレク」を倒しました。

アドラメレク

凄くさらりと書きましたが、実際、普段通りのガンビットのままで倒してしまいました。その先の「バラムカ断層」の雑魚(アルケオエイビス)の方が強くて、逃げ帰りましたよ。

3戦目

準備を整え、ガラムサイズ水路に戻って再戦!

攻撃役は、一番攻撃力が高いバッシュ(ゴクウの棒装備)を選択。ダメージを与えないことには終わらないので、超シンプルな「たたかう」のガンビットだけで放り込みます。

ガンビット

ラーサーは、常時ケアルラし続けるガンビットをそのまま使用。
ラーサーに「黒帯」を装備させられないため、パンネロには「ドンアク」が来たら「エスナ」を使う指示を入れておきました。ついでに、バッシュを「おとり」にする指示も入れてみます。
残りの一人は、ヘイスト要員のヴァン。攻撃の役には立たないので、色々手作業で指示します。

……きちんと練りに練った上で戦い始めたのに、お供のフォーバーを倒す前に戦闘不能が出て立て直しに苦労しました。
どうやら、この戦いに関してはおとり役を用意したのが失敗だったようです。また、キュクレインの放つ状態異常しか警戒していませんでしたが、フォーバーも「スリプル」「暗闇」などにしてくるので、これの対策を都度行う羽目になりました。

なんとか立て直す合間に、結局控えメンバーも一通り一度は戦闘に出しました。
その経過でヴァンをフラン(赤魔道士)に変えることになったのですが、これが結果として成功。フランも常時ケアルラをすることで、キュクレインの技「アンチ」が来ても、回復が間に合うことが増え、非常に安定するようになりました。

キュクレイン戦

また、パンネロ(スレッジハンマー装備)の攻撃が、揺れ幅は多いものの、一番攻撃に貢献したかもしれません。バッシュはあまりダメージが出せませんでした。終盤、碌に攻撃が通らないので手持ちの「サビのカタマリ」を全部投げてみたのですが、こちらの方が結構なダメージを出しました(苦笑)。

召喚ライセンス

非効率的な戦いでしたが、無事勝ったので良し!
いい加減本編を進めて、ラーサーと別れることにします。

現在地:ブルオミシェイス(謁見前)
予想はしていましたが、当然のようにDQ11は届かなかったので、今日は心ゆくまでイヴァリースの旅を楽しみました。たぶん、DQは月曜日以降だな……。

ラーサー加入後、一旦サリカ樹林まで行ったのですが、ボムキングに酷い目に合わされました。ベリアスを召喚すれば片がつくのは分かっているけれど、誰に取得させるか悩んでいて、まだ召喚ライセンスを取得していないのですよ……。

ボムキング

そのため、ブルオミシェイスで装備を整えることにして、物語を進行。

エルトの里のイベントは全体的に好きです。
ヴァンのKY発言も含めて(笑)。

フランって何歳?

違う道を選んだけれど、姉妹の情が消えたわけでないヨーテとフランのあり方は素敵だと思います。

ヨ=テ

ヘネ魔石鉱攻略後は、幻妖の森を経由してパラミナ大峡谷へ行くという、ちょっと変則的な道を通ってしまいました。いわゆる、エルダードラゴン迂回ルートですね。
ブルオミシェイスでは「エスナ」と「フレイムシールド」を購入。
大僧正様には会わずにとんぼ返りして、ボムキングを撃破しました。

で、ナブディスをお詣りして来たのですが、最初は「光満ちる回廊」から侵入して、敵が強すぎて宝箱にたどり着けず挫折。次はナブレウス湿原側から「力宿る回廊」に侵入するも、一歩足を踏み入れた瞬間に発動するトラップに心が萎えて退散しました。

ナブディス

「最強の矛」がなくなったナブディスで、何を目的とすればいいか、よく考えてから再挑戦したいと思います。

バルハイム地下道を開放して、突入。
途中、西部新坑道区ではデッドリーボーンが湧き続けるので、面倒になってエスケープしてしまいました。絶対、最奥で待つザルエラより雑魚の方が面倒だと思います。

ザルエラ

とはいえ、エスナを使えるのがパンネロ(白魔道士)だけということもあって、状態異常に苦労しました。
デスブリンガーとメイスオブゼウスを獲りに、もう一度潜るかな。

ラーサーを連れたままどこまで行けるのか考えてみたけれど、水門の鍵が手に入ったので、キュクレインとも戦えそうですね。ザルエラに引き続き、状態異常が中心の召喚獣で、戦うのは面倒ですが……。

お話は地味だけれど、やはり面白いなと思います。

FF12は多数の攻略本が出ていますが、その中に「FF12アルティマニアΩ(オメガ)」という読み物に特化した面白い本があります。攻略本というより、ファンブック的な一冊です。
その本の中で、崎元氏がスタッフから受けたアーシェの説明として語ったのが下記です。 

わりとカッとなりやすいんだけど、じつは内面的にイジイジしたところもあって、しかもそれを突っ込まれるとものすごく怒る、じつに難しい性格の、美形の女性

アーシェって、もう本当に……(笑)。FFのヒロインとしては微妙すぎる造形ですが、私はこんな風に言われてしまう殿下が大好きです。

アーシェ

現在の殿下は、「力に飢えている」と彼方此方で指摘されたり、「みんな帝国を憎んでいるわ」と自分の復讐心を肯定するのに「みんな」を引き合いにしたり、見ていて危うい状態。ガリフの里で、過去へのこだわりを捨てる宣言をしたヴァンは、もしかするとあの時点ではまだ宣言でしかなかったけれど、その後もグチグチ言ってる殿下の姿を見ることで、完全に吹っ切れたのかもしれない、と思えて来ました。

現在地:ガリフの地ジャハラ
いわゆる「ガリフ前」に到達しました。現在は、ゼルテニアン洞窟の地図を少しずつ埋めているところです。サリカ方面へ行くのは、ラーサーを加入させてからかな。

ライセンスボード

それ以前も延々寄り道している上に、ウォースラを連れてどこまで行けるか試そうとトライアルモードを進めたせいで、LPが貯まりすぎました。
6人を均等に育てているため、レベルはそこまで高くありませんが、2職目解放直後からライセンスボードが半分くらい埋まっているのは、如何なものでしょう。トライアルモードでは経験値やLPが加算されない方が良かった気がします。
あるいは、有料DLCで500円までなら払うので、無印のライセンスボードを配信して欲しいです。

そんなわけで、十分強くてヌルゲーになりつつあったため、攻略性より物語性を重視して編成。シヴァでの戦いは、バッシュVSウォースラの一騎打ちにしました。

ウォースラ戦

ガンビットはOFFにして、「たたかう」限定。
アーシェは初期状態でケアルが使えるので、万一の時は回復させようと思っていたのですが、一度も指示する必要がありませんでした。初手からアグレッサーが解禁されていたら、もう少しいい勝負だったかな。

ウォースラ戦

戦闘後のカットシーンに綺麗に繋がって、満足しました。

ウォースラがアーシェを姫殿下として大切にしていたのは確かだけれど、主君としては見てなかったのでないかと思います。アーシェの方も、ウォースラの意見はすべて受け入れていた節があります。だから、帝国との交渉も、自分が決心すればアーシェが追認すると思い込んでいたのでしょう。越権だと思わなかったところがウォースラの過ちですが、その過ちも、アーシェを守る騎士なだけではいられなかった2年間が生んだ歪みだったように思います。
……贔屓が過ぎるかな?

現在地:戦艦リヴァイアサン脱出後(アーシェ救出)

ダルマスカ主従

10時間強プレイして、ようやく6人揃いました。
なぜそんなに時間が掛かっているのかと問われたら、それはもちろん寄り道が多いからに他なりません。
いわゆる王宮前プレイ(ヴァン一人旅)は程々に切り上げたのですが、バルハイム地下道を出た後、ダントロの妻のお使いで右往左往したり、東ダルマスカ砂漠のゲートクリスタルまで行ったり、行ける範囲は全部踏破してきました。

カトゥエネイター

おかげで、ブロンズトロフィーはガンガン解放されていきます。

あと、進みが遅いのは無駄にゲストキャラの撮影会とかガンビットでポーズつけさせたりとかして、自己流に遊んでいるからですね(笑)。
FF12のスクリーンショットを自由に取れるというだけで、PS4版は計り知れない価値がありますね。キャラクターの演技が非常に細かいことはPS2時点でわかっていましたが、THE ZODIAC AGEだと背後の人物がしている視線の演技までしっかり確認できて、より一層深く楽しめています。

ジョブは事前に決めていた通り、自分のキャライメージを優先したものにしています。

ライセンスボード

バッシュの初期ジョブをモンクにしたのは、直前にサイプレスバイル(棒装備2)を入手したためです。でもウォースラと一緒にダルマスカ主従三人組で歩かせる時は、剣で揃えた方が見栄えがよかったかな。
アーシェの初期ジョブをどちらにするかは、非常に悩みました。パーティのバランスを考えたら黒魔道士だったのですが、赤魔戦士を選んだフランのHPが伸びなくて苦労したので、序盤はHP増加が多いナイトにしました。
というわけで、脳筋が多い一行になっています。
現段階では店売りしていないケアルラを習得済みのラーサーには感心した一方で、ウォースラの脳筋仕様には笑いが止まりませんでした。オリジナル版は魔法「バランス」も使ってた筈なんだけどな〜。

ウォースラのガンビット

一応この人、「暗黒」「防御破壊」「攻撃破壊」「歩数攻撃」と、結構わざは豊富に習得しているのですが、このガンビットじゃ持ち腐れだ!

トライアルモードも軽く遊んでみて、STAGE10(ベリアス)までは攻略しました。

トライアルモード・ベリアス

トライアルモードなら味方ウォースラVS敵ウォースラができるのか!?と思ってベリアスを頑張って倒したのに、次の相手はケロゲロスでした。あとで調べたところ、ウォースラはトライアルモードに登場しないと判明しました。残念。もし登場するなら、そのSTAGEまでウォースラを連れて行くという目標ができていた筈です。

……もうバレていると思いますが、ウォースラが好きです。

ウォースラ帝国兵ver

将軍2人のうち、バッシュは真面目だけれど、堅物ではなく柔軟なところがいいと思います。もしかすると流民のせいかもしれないけれど、その柔軟な部分は確実に彼の強さになっています。
それと同時に、ウォースラは融通の利かない超堅物なところがいいと思っています。そういう人物だから、バッシュに裏切られたと思ったまま、オンドール侯を頼れず、姫君を隠しつつ、という苦難の道で疲弊していったのであり、そんな自滅的なところが堪りません。

オンドール侯と言えば、回想録が声ありになっていました。

回想録

文字も大きくなって読みやすく、いい配慮だと思います。オリジナル版だと、これを読み逃して情勢がわからないまま本編に入ったプレイヤーがいそうだったので、こういう改良で物語の面白さにも気付いてもらえると、1ファンとして嬉しいです。

ストーリー的な話も、次回の感想では書こうかな。
DQ発売までに、一区切りとなる巡洋艦シヴァまでは終わらせたいと思います。大砂海で精霊に挑戦したりしなければ、確実にクリアできる目標なのですが……。

13日発売、PS4「ファイナルファンタジー12 ザ ゾディアックエイジ(FF12 TZA)」をようやく開始。

FF12 TZA

予約商品が届くまで、本当にヤキモキさせられました(そのせいで、ブリガンダインもクリアまで至ってしまいました)。

およそ、9年ぶりのプレイになります。
PS2オリジナル版は2周済。しかし、ヤズマットは倒していないので、やり込みは中途半端でした。
インターナショナル版(FF12 IZJS)は、ヴァンのジョブ選択を間違えた気がして、超序盤の王宮前で終了。よって、ジョブシステムは実質初体験です。

そして、発売前の段階でワクワクして、あれこれ書いていたことからわかる通り、自分が遊んだFFシリーズの中では、2番目に好きな作品です。
……いわゆる「松野ゲーム信者」ですので、一般的なユーザーには面白さが伝わらない類のゲームだということは承知しています。

とりあえずDQ11が発売する前に、ガンビットを組めるところまで進めたい、という非常に低い目標で起動。
タイトル前のデモムービー(ループデモ)を楽しみにしていたのに、搭載されておらず、正直ガッカリしました。一応、CREDITでゾディアックエイジ版のスタッフロールが流れて、ループデモ曲は部分的に聞けるようです。

CREDIT

このスタッフロールの背景は、作中イベントシーンと各種イメージイラストで構成。懐かしい気持ちで眺めていたのですが、このモブ大集合のイラストは初めて見たので、細部まで観るために、ノンクレジット版のCREDIT映像が欲しくなりました(笑)。

改めてゲーム開始。
本作のOPは何十回も見ているのですが、何度見ても格好いいなあと唸ります。

OP結婚式

冒頭の「スターウォーズ EPISODE1」風味は否めないけれど、結婚式の白い衣装で微笑んでいたアーシェが、同じ場所にて喪服で泣き崩れるという対比に感動します。

OP葬儀

さらに改めて感じ入った点として、ラスラが父王の復讐にこだわって離脱しなかったことが、アーシェの復讐の始まりとなっているのですね。本作のテーマが、ここで既に語られていたのだなと思いました。

実は自分でもビックリしたのですが、OPを見ていたら非常に感動してしまって、泣きそうになりました。ただ、スタッフ名の表示されるタイミングが変わっていて、松野泰己の名前がカラスと一緒に撮れないのは残念です。

OP葬儀

それに海外市場向けだから仕方ないけれど、日本語表記のままの方がインパクトがあって良かったと思います。

さて肝心のグラフィックですが、ポリゴン数はPS2当時のままなので、最新グラフィックに慣れた眼だと少しカクカクした作りに感じます。しかし、少し滲んだ画質だったオリジナル版に比べ、細かいところまでクッキリ見える高解像度っぷりは素晴らしいですね。
バッシュの口元にある細かい髭までバッチリ見えて、凄い!とテンションが上がりました。そして、そこまで書き込んであったオリジナル時点のテクスチャにも感心しました。

バッシュ

その他、触った感触としては下記の通り。

  • ボタンの反応が悪い。これだけはリマスター版で明確な改悪。
  • 光陰の表現が強くなったように見えます。そのため、建物含む風景が綺麗です。
  • オリジナル版のライセンスボードのイメージが強いので、ジョブ毎のライセンスボードは狭いな!と感じました。
  • 4倍速は早すぎるので、2倍速を指定。移動も戦闘も楽で、狩りが捗ります。

まだ王宮前なので、物語を含む感想は、もう少しストーリーが進んでから語りたいと思います。
しかし、OP前後のシーンだけピックアップすると、すごく薄暗い物語に見えますね。次回は、明るさ全開のスクリーンショットにできるかな?