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総評に入る前に、同行者アクヴァーンで2周目をクリアしました。
1周目で雰囲気に慣れたせいか、意味不明だった説明がなんとなく分かってきました。
街同士の交易攻略はまったく変わりないようですが、アクヴァーンの目的のせいか、戦闘回数が前回より多く、大きな敵とも遭遇しましたよ!

神獣戦
(画面注釈)残念ながら、この巨体でも物理攻撃だけで倒せる程弱い。

実のところ、1周目にシャシャを選ぶと、世界についてまったく知識がないまま世界の謎に迫っていくので、余計に意味不明に感じるんじゃないでしょうか。説明書に騙されたかな。
アクヴァーンの方は、他に人間の同行者がいないためモンスターばかりで寂しい気もしたけれど、その分主人公に向かって話してくれている感が強く、最後は少し微笑ましく思いました。
モンスターも、好きな外見の子ばかり集めてみたりして楽しめました。
上の画像はオタマジャクシ3匹ですが、終盤のシャシャ組が、野生では見掛けない白いオタマジャクシを連れていたので、もぎ取ってみました。もしかしたら、他の色もいたのかしら。

以下、総評です。

IFゲーらしく、総合点を付けるとすれば65点
もっと面白く出来そうな、独特の雰囲気が漂っているので、とても勿体ないのですが、人にオススメはできないゲームですね。

ひと言で言うなら、薄味。
交流の途絶えた世界と言いつつ、1歩で次の街に行けるので、探索の緊張感がないし、戦闘システムには色々な要素があるのに、通常攻撃だけで勝ち進めます。独特の世界観と深い設定は感じるけれど、情報が断片的で分かり難く、手助けになりそうな「ライブラリ」は情報が整理されていないので、後から読み直す気になりません。
アイテムが、時間経過で形を変えたり別のものを生み出す(ブタが毒キノコを採ってくる、ヤギが毛を付けるなど)という変化要素や、使い道の分からないアイテムが多いのは面白い反面、スキルで加工するという要素は少々中途半端。1つの素材からできるものは1つしかなく、複数の素材を組み合わせて使用することもないので、一々スキルを通さないと使えない素材アイテムを煩わしく思うこともありました。
……ちなみに、1周目で散々回って見付からなかった「ウーツ鋼剣」は、アクヴァーン同行時限定の入手アイテムだったようです。これは酷い。

イベントシーン
(画面注釈)独特の味わいがあるグラフィック。

他にはない独自の魅力を感じるので、とにかく惜しいなと思いました。

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クリアしました。
画面はMy主人公の最終ステータスです。

地の国ダイティヤ、熱帯バーラタ、ヴリトラの背、黄昏のウッタカランドと地域を制覇し、天界トライローキヤでボスを攻略するとエンドマーク。
町はほぼすべて最終段階まで成長させましたが、ダイティア地方・迷いの丘で要求される「ウーツ鋼剣」だけ、用意できませんでした。ウーツ鋼をスキル加工して作った剣は、名前が違うんですよね。念のため大量に用意して売ってみたものの、サライでの台詞が変わらなかったので、諦めました。

ボス戦は、成長目的で1列目メンバーが入れ替えた直後だったので、咄嗟に「退却」したところ、ポーリーが光輪のスートラを背負うという謎のイベントが発生。
驚いたので、念のためクリア後にロードして確認しましたが、退却しないと発生しないイベントだったようです。偶然退却したから見られたけれど、余計に設定が分からなくなりました。
少し調べてみたところ「メールプラーナ」を遊ばないと、物語の根本は分からないようですね。

雰囲気は満点ですが、評価が難しいゲームだと思いました。
総評は次回にしますが……とりあえず、この前「マール王国の人形姫」を“作り込みが甘い”なんて書いて悪かったと反省しました(笑)。

現在地:「ラミヤカ人の道」の地図発表

実際にプレイして気付きましたが、地図を発表すると戻れなくなる地域は演習区画だけで、あとはどの地域も地続きになっていました。
前回、完全に勘違いした状態で感想を書いてしまったので、ここで訂正しておきます。

慣れて来たのか、地図はササッと作れるようになってきました。
今回踏破した「ラミヤカ人の道」では、「まずはプシュカラ村でラクダを手に入れた方が良い」と言われても、それが何処にあるのか示されないため、前回同様ウロウロするところから開始。
結局、プシュカラは一番最後に辿り着いたので、あの情報はあまり役に立ちませんでした。

物語の方は、章間イベントで、同行者でないアクヴァーンが突然独白してくるシーンがあったのでビックリしました。シャシャたち以外の隊商の様子も、こうやって章間で見せていくスタイルなのかな。
ただ、これらのシーンや遺跡を発見した時の会話等で、世界観を伝えようとしている努力は感じるものの、半分以上意味不明なので、段々聞き流し始めています。

手探り感が面白い反面、地域は変わっても同じことの繰り返しなので、飽きるのも早いかもしれません。

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PSゲームアーカイブスの探索RPG「オアシスロード」を始めました。
→オアシスロード ソフトウェアカタログ

現在地:「イラーブリタ周辺」の地図発表

滅び行く世界を旅して街と街を繋ぎ、交易を復活させることで世界の謎に迫っていくゲーム。
マイナーながら、コアな人気がある作品です。私は、本作と同じ制作者で世界観が似通った「ファルカタ」「メールプラーナ」が以前から気になっていました。ただ、この2作は大変癖があるゲームらしいので、まずは一番遊びやすいと評されている本作に手を出してみることにしたのでした。

ゲーム開始時のメイキングは、主人公の職業、顔グラフィックと名前、同行するパーティ選択のみ。
男女選択可能なゲームでは、最初は女主人公を選ぶようにしていますが、今回は説明書で初回プレイに推奨されていたヒロインチーム(シャシャ)を同行者にするため、男子にしました。
もっとも、顔で少年と判断しただけで、性別表示はされないんですけれどね。
職業は、ファイターを選びました。なお、職業は開始時のステータス値が変わるだけで、成長率は関係なさそうです。

遊び始めてみると、細かい要素は分からないながら、なかなか面白いです。
地図を作るゲームと言う側面は陸上版「ネオアトラス」と言えますが、交易路を自分が作り、産物と産物同士を掛け合わせて別の産物に……というアイテムクリエイションは「アトリエシリーズ」的な要素も感じます。
アイテム欄に入れていた「野犬」が、勝手に「骨」を持って逃げていたことに気付いた時は、やられた!と思いました。アイテム増減のアナウンスはないため、他にも気付いていない変化があったかも知れません。
交易ルートは凄く分かりやすいものもあれば、どこから仕入れるのか見当もつかないものもあり、なかなか歯応えがあります。
結局、イラーブリタ周辺は、これ以上発展させる方法が分からず、地図を確定して次の地方に移動してしまいました。
ある程度ランダム要素があるらしいので、地図を破棄し、発展できる道筋でやり直すべきなのかと考えましたが、初回プレイなので思う通りに遊んでいきます。

のんびり世界観に浸りながら遊ぶゲームっぽいですが、一気プレイしそうな予感です。