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商業舞台の世界も、新しいコンテンツが生み出せないようで、一巡し終わった舞台をやり直すようです。

「テニスの王子さまミュージカル」2ndシーズン。
http://www.tennimu.com/

不動峰に、前シーズンでは存在しなかった内村と森がいる!

新「ROCK MUSICAL BLEACH」公演。
http://rmbleach.com/

テニミュは以前から定期的にキャストを入れ替えていましたが、BLEACHは今回初めてキャストを一新する模様。シナリオも、原作をなぞるのでなくオリジナル脚本になりそうですね。
主人公・黒崎一護役はオーディション。
公式サイトで「募集する役柄」のところに書かれている「霊感が強い以外は普通の男子高校生。正義感が強く、家族思い」と言うキャラ説明を、募集人材の要綱だと思って「とんでもない企画だ」と思ってしまいました。

テニミュは相変わらずマーベラスで、ある意味安心ですが、新BLEACHは東宝なんですね。どんな舞台になるのか、実に謎です。
土屋氏のギンが目当てだったので、キャストが変わってまで見に行くか、と現時点では回答し難いですが、どういう役者が集められるのかは興味があるので、ちょっと情報は追ってみたいと思います。

ジャンプミュージカル話で二本立て。

http://pierrot.jp/title/bleach/bmdx/index.html
新宿コマ! しかも同時に二種公演!
……ええと、年度末の一番きつい時期なんですけれど、これは2日行かざるを得ないですよね。しかしどなたを誘うかが問題です。あの、一緒に行ってくださる方、是非挙手をお願いします。但し予習必須ですよ。
ジャンプ46~47号を買うかどうかは悩む事にします。何と言ってもコマですので、一般販売でもチケットは取れるだろうと予測していますが、宝塚(東京)チケットの争奪具合を思うと、ついつい取得ルートを増やしておく事を考えてしまいます。

http://www.mmv.co.jp/special/tennis_musical/
四代目青学キャストと、比嘉中メンバー勢揃い。
写真の雰囲気からは、比較的三代目に似た感じのキャストが揃った印象を受けました。大石だけ、歴代キャストに比べると年齢が下がったように思います。乾は眼鏡効果でイメージが安定してるので心配していませんでしたが、同じ眼鏡キャラでも手塚はキャストによってだいぶ印象が違いますよね。四代目手塚は、これまでにないキレ者っぽい雰囲気だと思います。
で、なぜかこのところ台風の目の海堂。Wキャストですが、大丈夫でしょうか。相変わらず原作を把握していませんが、比嘉って海堂は試合ないんですっけ? この舞台で柳下が卒業して、完全に四代目新メンバーへ引き継ぐのかな。Wキャストの片割れ平田はちょっと初代を彷彿とさせる面差しで、嬉しいですね。
一方比嘉の完成度の高さは、新メンバーなのになぜか安心してしまいました。
一方、今回のFEAT.メンバーは六角が佐伯だけで寂しいですが、またお馴染みの赤ユニフォームで支えてくれるのは嬉しいです。逆に立海は何故かブン太だけお休み……。残念です。

なんにせよ、これが青学四代目の1試合目。生では見られないと思いますが、千秋楽を迎えるまで、密かに注目していきたいと思います。

本日は、ミュージカル「テニスの王子様」Absolute King 立海 feat. 六角 ~Second service を観劇してきました。

六角日替わりゲストはダビデ。feat.と言っても、六角の出番は解説役と、ラストに比嘉中対戦シーンがある程度。一幕はダビデなのに駄洒落が全く飛び出ないくらい説明台詞中心で、後半にようやく駄洒落が入って、さむーい洒落なのに、待望していた会場中が思わず拍手したくらいでした。

と、いきなりメイン外の話から入ってしまいましたが、今回の立海戦後編は、2回に分けただけあって、一試合ごとが内容濃く、試合をしてる感じに溢れていました。
そういえば、今回はテニミュ不文律「青学の公演テーマ歌から始まる」を破り、立海の歌から開始しましたね。その他にも、これまでのテニミュ的でないと思われる部分がいくつかありました。

三代目青学メンバーは、最初からある程度キャラの完成度があって、安定していましたが、やはり公演を経ることでの成長は凄いですね。
今回で、またも乾にハマりました。
元々青学では一番好きなキャラクターで、今回はS3と言う最大の見せ場試合があると点は大きいのでしょうが、これまで微かに感じていた体付きの頼りなさが払拭され、高速サーブを打つ長身プレイヤーと言う絵的な説得力がありました。ただ、初代や二代目と違い、あくまで「格好いい乾」を演じたのが三代目の特徴でしょうか。S3の試合を最後まで格好良く決めてくれたので、惚れ込みつつ乾ファンとしては物足りなく思ったり。でもその後、不二のデータを取ろうとして譫言のように「データ…」と言いつつ這い出てきた姿に安心しました。初代は乾汁を飲ませる事を生き甲斐にした人、二代目は変態、三代目はデータ偏執狂、で良いのではないでしょうか!(断っておきますが、三人とも大好きです)
でも乾と柳の子供時代の回想は、いきなり子役映像だったことに唖然とし、棒読み演技に顎が外れました。あれだけ改善して欲しいなぁ。

S2、S1はそもそも原作の試合展開を良く知らないので、こんな流れだったのかぁと新鮮な気持ちで観戦。失明した不二が勝ってしまう超展開は漫画として許せるけれど、一度体力が尽きたリョーマがその後何度も盛り返すS1は、今ひとつ試合の運びが分からなかったです。

今回、青学メンバーが柳下くんを除いて卒業と言う事で、ちょっと心配だった私は何度か彼をチェックしてみたのですが、ダンスが巧いかな、と初めて彼を評価するポイントを見つけました。ただ、舞台での線が細いのは否めません。これから海堂の気迫を習得していって欲しいものです。
立海は、幸村の歌が成長していました! 感動です。ただ、立海全体は感動させる方向でなく、手術の話をしている際に背景として幸村を寝かせた台が通過するだとか、突然冬服に着替えて回想を始めるだとか、風林火山の歌だとか、割と面白い方向に進化していましたが……。
そして、今回顔見せに登場した比嘉中の二人は、驚くべき完成度でした。キャスト挨拶に至っても「キャラとして」の挨拶に留め、キャストの素顔は覗かせなかった二人。きっと次の、彼らに取って本公演となるだろう回の時には、はっちゃけてくれるのでしょうが、最後までキャラを崩さないと言う姿勢は、とても好感でした。
少しだけ描かれた比嘉VS六角で、剣太郎と知念の間にダビデが割り込む振り付けがあり、それが剣太郎を庇うように見えて、六角中はこういう人間関係が良いんだと細かい所でにやり。その後、自分が詰め寄られると剣太郎を「試合に戻れよ」と言わんばかりに押し出す所も更ににやり。

やや構成がシーン飛び飛びだったり、同じような構図を取る場面が多かったりする点が個人的に気になりましたが、全体的に、三代目集大成として、とても楽しい舞台でした。
それだけに、カーテンコールが「On my Way」ではなかったことは少し寂しかったです。

観劇後はご一緒していたこたつきさん、開夢さんとテニミュ耐久3時間カラオケ。で、実はこちらの最後に「On my Way」を入れたので、公演で歌わなかった事は良しとしました。

http://www.mmv.co.jp/special/tennis_musical/
三代目青学メンバー卒業!

1年経ったという期間的なことより、リョーマ@桜田が成長して、役的に無理があると思っていたので、交代は納得の決定です。しかし私が生で見始めたのは三代目からで、愛着があるメンツだったので、非常に寂しいです。
特に惜しんでるのはタカさん。
阿部よしつぐ(一代目)は、歌も芝居も好きだけれどタカさん的パワーを感じず、北村栄基(ルドルフ戦)はBLEACHでのイヅルの印象が強過ぎ、小谷嘉一(二代目)は顔は好みだけどやはり華奢な印象が抜けず、渡部紘士(三代目)になって初めて「タカさんってこういう力自慢だよね!」と納得できたので、彼で全国戦が見たかったです。
あとは乾@中山麻生ですね。彼はまだ若くて薄い身体をしているので、これから成長したら青山草太(一代目)くらい良い乾になると信じていたのですが……。夏公演の柳戦で、期待していた乾を見せてくれると期待します。