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最終クエスト「メゾン・ド・魔王」を攻略し、世界征服完了。
サブクエストが若干残っていましたが、最後はメインクエストを畳み掛けるようにプレイして終わらせました。

画像は最終入居者。
全戸、3人家族(成人済)です。

実は、経営が安定し始めた辺りで飽きてました。
これは、RTSゲームの弱点かもしれません。乏しいリソースで乗り切る戦いと、効率を求める過程は面白いのですが、効率化し切ってしまうと途端に“作業”となって、つまらなくなってしまうのですよね。
本作の場合は、一切ストーリーがない点も、私のプレイ意欲を減退させたと思います。
導入ストーリーがあり、ユーザーが理不尽に感じない程度のランダム性が適度に挿入される「ソリティ馬」は、飽きないように工夫されたゲームなのだなと感心しました。

そんなわけで、3階建ての状態でしばらく放置していたのですが、さすがに「人魔大戦」と「メゾン・ド・魔王」の最終戦具合には燃えました。
また、これまでの全入居者を振り返るエンドロールは、V&Bを思い出してニヤリ。でも「大家に追い出された」が結構居て、なんだか最後に申し訳ない気持ちになりましたが。特に子供を追い出したのは悪かったな、と思いました。
最後まで生き残り、征服戦争に向かった入居者も、「征服に行く途中で道に迷った」「戦死を遂げた」「ふと空しくなって故郷に帰った」が多く、魔王と共に世界を征服した入居者は10人しか残らなかったので、陽気なゲームの終わりにしては、なんだかしんみりとした気分になりました。

ちなみに、私の運営は、配合で強い子供を作るより、運動器具を揃えて能力アップさせるという方法。
そのため、各部屋に「鉄人ベンチ」「ルームランナー」(近接攻撃の場合は「サンドバッグ」)を揃えているという、アパートなのかジムなのかハッキリしないアパートでした。

私の安眠を妨害するゲームが、また現れてしまいました。
その名も、アパート経営タワーディフェンスゲーム「メゾン・ド・魔王」(3DS版)
http://d-mebius.com/maison/

Maison de MAOU

XBOX360インディーズで好評を博したゲーム。
現行家庭用機では、3DSとPS4に移植されており、どちらを購入するかは少し悩みました。
2Dのゲームだし、RTSならスリープ機能のある携帯ゲーム機が良さそう、と思って3DS版にしたのですが、面白すぎて大失敗です。寝る前に「ちょっとだけ」と起動したくなる誘惑と戦わねばなりません(そして連続で負けています)。
実際のところ、タッチ操作と相性のいいゲームなので、3DS向きなのは間違いないと思います。

主人公は、脱サラしてアパート経営者になった魔王さま。
入居者(モンスター)たちから家賃を徴収したりご機嫌をとったりする経営・育成要素と、時折襲撃に来る勇者たちを入居者の力で撃退する戦略要素とが完璧にリンクしています。
忙しないけど楽しくて、止められません。

タワーディフェンス

最初は、1階建てで4部屋しかない小さなアパート。
各部屋に1人ずつ、入居を希望したモンスターを入れてあげることができます。
最初、近距離攻撃と遠距離攻撃の入居者しかおらず、中距離攻撃ができる入居者を入れたくて、頑張って初期の内に増築してしまったのですが、これは正直ミスでした。増築すると敵も強くなってしまい、結果として、育ってもいない入居者を特攻させては殺し、また穴埋めに新しい入居者を入れる、超ブラック経営になってしまいました。

入居者はそれぞれの生活をしているので、襲撃があったときに「出勤していてアパートにいない」なんてことがあり、常に残存戦力で組み立てる必要があります。
一方、入居時点では1人ですが、恋人ができると同棲を始めたり、子供が生まれたりして1部屋最大3人まで居住できます。4部屋のうちに1階部分の入居者を育ておけば、2階増築後の敵も怖くなかったはずです。
……と悟って、一回やり直し。

部屋の位置関係もよく考えて、近距離、中距離、遠距離、超遠距離の入居者を揃えておくだけで、ぐっと簡単になりました。
さすがに3階まで増築すると、初期の入居者の種族では凌げなくなってきたので、徐々に入れ替えていくかな。

入居者は個性派揃い。
入居者または部屋にカーソルを合わせれば、現在の行動が分かるので、生活を覗き見ているような楽しみがあります。

アパートの入居者

ラブラブ両親の横で、寝ながら顔をしかめる娘がいたり。
「メイクアップの鬼」の父と、「大道芸人」の母の間に生まれた子供が「舞台俳優」になっていたり。
単なるランダムでもなく、色々と脳内で想像できる具合が面白いです。