「ファイナルファンタジー15」の店舗限定特典であるゲーム「A KING'S TALE:FINAL FANTASY XV」を遊びました。
内容は、ベルトスクロールアクションと呼ばれる2Dの横スクロールアクション。
ゲームとしては私が苦手なジャンルですが、ドットで描かれたキャラクターや16bitサウンドには、ファミコン・スーパーファミコン世代のゲーマーとして心が浮き立ちました。タイトル画面の曲が、特に雰囲気があって延々聴いてしまいます。
幼いノクティスに、父王レギスが自分の若い頃の冒険潭を語って聞かせるという態で進行する「ストーリーモード」は、難易度イージーで1時間半ほどの道中。
レギス陛下が話を盛り過ぎ(笑)という印象もある、ハチャメチャな展開です。負けるとノクトが「お父さん負けちゃったの!?」と驚くも、「お前が話を聞いていたか試しただけだよ」と躱して直前のシーンからやり直せます。実は2度ほど死んだのですが、やり取りが変わるのでビックリしました。
それから、仲間として登場するクレイラスの台詞が、微妙に変人に寄っていて笑いました。本人が実際にこういう人なのか、レギス陛下が盟友を面白い役に脚色してしまったのか、どちらなのかなぁ。
一応時系列順でいうと本編より前の出来事ですし、FF15世界のモンスターや魔法についても学べるので、どちらかというと本編プレイ前に遊ぶのが良い気がしました。
なお、トロフィー情報によるとストーリーモードは、EDが2種類あるようです。
純粋に2周すれば別EDに到達できるのか、なんらかのアクションを取る必要があるのかは不明ですが、最低限もう一度プレイすることにはなりそうです。
「ストーリーモード」を一度クリアすると、「ドリームバトル」が遊べるようになります。
全部は遊んでいませんが、お題に沿って敵を倒して面クリアするモードのようです。
アクションゲームとしては、単に殴るだけでなく、魔法やコンボ、ファントムソード等の要素があったり、モンスターの種別が意外と豊富で、モルボルの「臭い息」の効果が様々だったり、おまけとは思えないくらい作り込んいる部分もあるのですが、敵が全体的に硬くて爽快感に欠けるため、楽しいかどうかはいささか疑問です。
とはいえ、無料のおまけでこのボリュームがあれば、十分。
親子のやり取りが微笑ましいストーリーモードは、「アップデート待ち」や「本編ダウンロード待ち」の間に遊ぶには適した1本だと思いました。