宝塚宙組「クラシコ・イタリアーノ/NICE GUY!!」15:30回(VISA貸切)を観劇。
お手伝い生徒は風馬翔。
男役として舞台で喋る声しか知らなかったので、素の声は「女の子」であることに驚きました。
芸名と愛称を聞かれた時点で、勝手に好きな物(カルボナーラ)や特技(リフト等の力技)もアピールし出したのが面白かったです。そのせいで尺が足りなくなったのか、定番である「芸名の由来」は質問してもらえませんでした。
ショーの一押しシーンは「風(Yonder)」。あのシーンは群舞を楽しみたくてあまり一人一人をチェックしていないのですが、出番の説明もしてくれたので、今回はオペラで覗いてみました。

折り返し地点を過ぎて、疲れも出て来ているのかミスが散見。
芝居では、サルヴァトーレが「イタリアでは、服装は相手に対する礼儀とみなされる」の「礼儀」を間違って「身嗜み」と言ってしまい、一瞬詰まったもののそのまま言い切りました。
意味が通じない言葉になってしまったので、レニーが納得したのはあの迫力に圧されてだな、と感じました。
続くショーでは、Young BloodのMr.マオが「出血大サービス!スペシャルメンズオークション」と言うべきところをいきなり「スペシャルメンズオークション!」と言ってしまった為オケが入れず、「イケメンオークション!」と付け加えて通常の進行に戻していました。
それから、ラインダンスの途中で1人足を滑らせた子がいました。転倒はせず、一瞬膝が落ちただけで直ぐ持ち直しましたが、怪我等はなかったのか心配です。

そんな怪しい箇所はありましたが、舞台自体はこれ以上先が見えないほど深まっていて楽しめました。
パメラ@純矢ちとせは、声のトーンを低めに変えたのか、前回まで声を荒げていたところをクールに斬るような感じに変わっていて、有能な雰囲気が強くなりました。
それなのに、サルヴァトーレがナレーター役をミーナに決定すると、ルイジ@珠洲春希の腕を引っ張って抗議し、ルイジから嫌がられているのが面白かったです。

また、この日は席の関係なのか、音響か、今までガヤだった台詞が結構聞こえました。
職人たちの銀橋は、ベッピーノに対して「音痴なのを本人だけが知らない」と笑っていたんですね。
ミーナの撮影初日は、スレンダーがこれからの流行だと言うリズの台詞の後、フランクたちはグラマーが良いと言い募り、レニーはリズの肩を持ってスレンダー押し。ここまでは今までも何となく聞こえていたのですが、その後の男共が。
「そりゃ、レニーはスレンダーが好きだろうけど」
「そりゃ、僕はスレンダー好きですけどね」
とリズを見て言っていたのが印象的でした。アメリカ撮影チームは、自由人すぎる(笑)。

レニーの冒頭アドリブは石田三成。
Mr.アラビアは黒ストレートでした。

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