「ファイナルファンタジー20周年アルティマニア・キャラクター編」を購入。

歴代FFに登場した1400人のキャラクターを完全収録と言うことで、掲載人数が多い分、1人ずつに関する密度は薄いです。何気ない脇役キャラクターまで載ってるのは凄いけど、メインキャラクターですら見開き2ページ。最近の作品なら、他の出版物でもっと濃い情報が載っているので、正直物足りないです。
内容はメインイラスト、プロフィール、印象的なセリフといったところ。移植作品はキャラグラの比較が出来て面白いです。文章より絵の情報を重視してるのか、読み物感が薄いので、キャラクター基本情報辞典。意外と、スクエニスタッフがキャラクターデータを見直すためのまとめ資料だったりしてね。
なお、FFX-2は含まれているのに、FFCC、FF7コンピレーション作品、FFTなどは含まれていません。外伝系を入れたらキリがないのは事実ですけれど、X-2とFF7コンピレーションは同じような派生作品扱いだと思っていたので、この差に少し驚きました。
結局、各タイトルごとのコラムが一番読み物としては興味深かったように思います。

FF12はなんだかんだ言って一番関連本を買ってるくらい好きですが、他のシリーズのキャラクターと並べて観ると、華がないと判明しました。ほとんどの色が茶系で落ち着いているし、造形も尖ったところがなく、ゲームキャラクターとして見た目の段階で魅力を感じるのは、ケレン味あるジャッジ鎧くらいですね。

次巻はシナリオ編とのこと。今回同様のページ数があると仮定した場合、1作品の割当は約40ページ。どんな風に編集してまとめるかによりますが、それだけのページ数があれば、今回よりは深く掘り下げられそうで面白くなりそうです。
特別FFファンのつもりはないのに、分厚い攻略本が好きなせいで、本棚にFF系攻略本が増えていきます……。

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