DLC第2弾「真の騎士」をクリアしました。
「真の騎士」と書いて、サブタイトルは「First Knight」なんですね。「ランスロット」だからなのか、「伝説のオウガバトル」で最初に仲間になるキャラだからなのか。なかなか深いです。
ライム襲撃の時間軸に戻り、一騎打ちに乱入してランスロットが廃人になるのを防ぐ……。
完全なif展開です。
DLCを遊ぶ前は、オリジナル版の物語が持っていた哀しさを削ぐのではないか、と危惧していました。
でも、とても良かったです。
戦闘マップは2つのみ。
死者の宮殿最深部まで潜る必要があった第1弾に比べると、圧倒的に簡単でした。
ただ、DLCの敵は全体的に強いですね! 自軍の基礎ステータスが育っていなかったら、かなり厳しい戦いだったのでは。
そんな訳なので、テンプルコマンドとパラディンの能力差が絶望的過ぎて驚きました。バルバスが100ダメージ与えてくるのに、ランスロットのカウンターは20ダメージ……。まぁ、設定や展開的にも、こんなものなのかなぁ。
デニムから見たら強くて頼りになる最高の騎士だったランスロットも、決して最強の騎士ではない。そこがオウガらしいリアリティだと思います。
マップ背景は懐かしい吉田氏のイラスト「ライム炎上」ランスロット対バルバスという時点で、胸が熱くなりました。
被保護対象ではなく、剣を預ける対象に成長したことを認められ、デニムがどれほど嬉しかったか。
すべてが終わった時に、ランスロットが「伝説のオウガバトル」の勇者のことを語ってくれたのも大きな喜びでした。
ただ、DLC第3弾のことを考えてLルートをクリアした時間軸でCCを遊んでいますが、Cルートデニムにこの賛辞を与えてあげたかったな、と思います。
白騎士コンビと団長が会話するシーンは、実は作中で初めてですよね!
ギルダスってこんな風に畏まるんだな、というのが驚きでした。でもマルティムについて尋ねられた時に「俺とデニムでぶっ倒しました!」と返すのが「大きな子供」で微笑ましい。
そしてミルディンの方は、折り目正しくも、主張すべきは主張して我を通すあたりが、私の想像するままのミルディンで嬉しかったです。
もしかして、運命の輪でミルディンのWTが遅くされたのは、彼の台詞をゼノビア勢の最後に持ってくるためだったのだろうか、なんてことまで思ってしまいました。
(画面注釈)そして、呪いのオルゴールはデニムの手に(笑)。
これで、残るはDLC第3弾のみです。