小手鞠るい著「愛しの猫プリン」

アメリカにおける猫との生活を綴ったエッセイ。
私は犬派ですが、猫の愛らしさも理解できるので、プリンの意地っ張り具合などを微笑ましく拝読しました。でも、やっぱり犬派だから犬本の方が好きですね。
言語の壁や人種差別など、海外で暮らす苦労もありつつ、獣医ジマー先生の紳士的な対応が素敵でした。

なお、エッセイ内容ごとに沿ったプリンの猫写真が載っていたら、もっと楽しく読めたのではと思います。
元々あまり写真を残されていないのかも知れませんが、ビジュアルの補完があれば、猫を飼っていない読者にも猫の愛らしさをより伝える効果があったと思います。

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