なぜか突然、「SHADOW SKILL-影技-」の話です。
ちなみに、私が影技の話と銘打った場合は、要するに劇中のキャラクター・刀傷ヴァイ・ロー(以下スカーフェイス)の話をすると言うことになります。
なぜかって? 好きだからです。
今回、1998年に放映されたTVアニメを少しだけ見る機会があったので、取り敢えずスカーフェイスが出ている話だけピックアップでチェックしました。
アニメ版のスカーフェイスは、私が原作で抱いたイメージと違う人間です。
ひと言で言えば、アニメ版は孤独を背負ってる男に見えました。
原作は、おちゃらけてるけど戦えば最強のお兄さんという感じですが、アニメ版は終始厳しい表情で、ガウ達もあまりスカーフェイスに懐いてない印象。戦友はいるけど、その面々相手でも本心は曝け出していないように見えました。たまたま見た回がそうだったのかも知れないけれど、取り合えずディアスとは終始険悪でした。アニメ版のスカーフェイスは、いささか悪人的扱いをされている面があるようなので、仕方ないのかな。
そんな人間関係から原作の展開に思いを馳せると、スカーフェイスが余りに孤独で泣きそうになりました。ディアスは前述の通り、Gを自ら殺し、闇は人外だから除外だし、頼りのカイ・シンクとは敵対。
奥さんがいて本当に良かった……と思ったけれど、アニメ内では夫婦設定が明かされていなかった気がして、ちょっと不安になりました。やはり1話から通して見ないとダメでしょうか。
原作は相変わらず休載中らしいので、語る余地がありません――と言いつつ新6巻が出てるらしいですね。私は、新4巻の内容までしか把握していません。キュオがクルダ王になったと噂で聞きましたが、正式な継承権はスカーフェイスにあるのでは……。
気になるけれど、今コミックスを買ったら負けな気もします。
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