「とっぴんぱらりのぷぅ 田中芳樹のブックガイド」

田中芳樹先生へのインタビュー形式による、海外古典ブックガイド。
よく知られた名作ばかりですが、タイトルと粗筋は知っていても、実は読んだことが無い作品が多くて、汗顔しながら読みました。
読みたい本が増えますね。
他の作家にも、子供時代にどんな本を読んでどう思ったか、是非公開して欲しいと思いました。

単に良い本をあげているだけでなく、その作品にまつわる裏話が色々明かされるのですが、これが面白いのです。

推理小説じたいの開祖と言えば、衆目の一致するところ、エドガー・アラン・ポオなわけですが。ポオが最初に『モルグ街の殺人』を書いたとき、当時の有名な評論家か誰かが「作者が自分で謎を作って、自分で解決してるだけだ。こんなものはすぐに廃れる」といったそうです。

「とっぴんぱらりのぷぅ」インタビュー第十一回より

確かにその通りだ、と大笑いさせられました。

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