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アンリ・シャルパンティエの「層を味わうミルクレープ」
http://www.suzette-shop.jp/henri/item/332.html

以前語った(2013年4月23日記事参照)「自分は本当に美味しいクレープを食べていないだけなのでは」と疑ってクレープを買い続ける連鎖の対象に、ミルクレープも含まれています。
さて、長年アンリ・シャルパンティエのケーキを購入していますが、最近になってスペシャリテが「クレープシュゼット」だと知りました。クレープがスペシャリテのお店なら期待できそうだ、と期待して購入しました。

生地は、極めて薄いのですが、もちもち且つしっとりしています。間を埋めるクリームは、滑らかな舌触り。
確かに「層」はあるのですが、生地とクリームがまったく分離しておらず、一体になっている点が非常に不思議でした。
生地がズレたりすることはなく、フォークで生地を切る感覚には、よく切れる包丁でゆでたまごを切るような、不思議な気持ちよさがあります。断面も綺麗でした。
味は結構濃い感じもしたのですが、果物の効果もあってか、あっさりさっぱりと食べられました。
クレープという単純な菓子が元とは思えない、奥深い作り込みを感じます。
よく見ると、キウイに金粉をまぶして高級感を演出しているところも、結構気に入りました。

それにしても、アンリ・シャルパンティエは商品ネーミングも巧いですよね。

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