ル パティシエタカギのプチガレット(ガレット・デ・ロワ)
私にとって「正月の菓子」といえば、初釜に使う「花びら餅」と、公現祭の「ガレット・デ・ロワ」。季節物なので、どちらかは頂くようにしています。
ところが、今年は花びら餅を食べ損ねてしまいました。ガレット・デ・ロワはホールケーキであるため、人数が確保できる時に買う必要があり、なかなか手が出せません。ところが、ル パティシエタカギで切り分けた状態のガレット・デ・ロワを「プチガレット」として売っていたので、これに跳び付きました。
写真で断面を確認していただくとよく分かりますが、クレーム・ダマンドがぎっしり。ちょっと多すぎて重く感じるくらいです。
パイはやや固め。ほとんど隙間がありません。崩れないので食べやすいですが、サクサク感は堪能できず、パイとしては物足りない感じ。失礼な表現ですが、ちょっと日にちを置いた状態のような気がしました。まさか、公現祭に作ったものをそのまま売っているわけではないでしょうが……。
残念ながら、フェーブ(陶器人形)は入ってませんでした。
どうせ切り分けた状態で売るなら、全部にフェーブも付けてくださったら良いんじゃないかな。縁起物ですしね。