ご承知の通り、4月から消費税が8%に上がるため、増税前の駆け込み需要がニュースになったりしています。
ゲームアーカイブス中心のゲーマーとしては、現在600円が主流のゲームアーカイブス価格が、増税分値上がりするか否かが気になります。
現行税率5%で600円ということは、標準的なゲームアーカイブス1本の税抜き価格は600×100/105=572円。よって、税率8%になった場合の単純計算は、572×108/100=617円となります(消費税計算では1円未満切り捨て)。
もとが小額なので、大した額にはなりませんね。
ただ、私はPSNカードでチャージしているため、1円単位の請求は無駄が出てなんとなく嫌です。だからって区切りよく620円に繰り上げられたら、もっと嫌ですが(笑)。
企業努力で本体価額を引き下げ、販売価格は据え置きしてくれるかも知れませんが、転嫁されるものと考えて、1〜2年の間に遊ぶゲームは買っておこうかな。
まぁ、増税分をいちいち切り詰めるのであれば、価格の安いアーカイブスより、新作を買っておくべきかも知れませんが。

せっかくだし、たまには役立つブログを目指しても良いかなと思い、もう少しお勉強してみました。

消費税法改正によって、4月1日から消費税率は現行の5%から8%に引き上げられます。
が、一部の料金は5%のまま据え置かれます。これを「経過措置」といいます。
経過措置の主な対象は下記の通り。
(正確な要件は政令をご確認ください。対象範囲の詳細は税務署にお問い合わせください)
 ・施行日前に領収した運賃・入場券
 ・施行日前に予約した書籍
 ・施行日前に申し込んだ通販
 ・施行日前から継続して供給を受ける電気、ガス、水道代
 ・施工日前から継続して供給を受ける介護サービス

要するに、あらかじめ料金を払っているものに関しては、払った時点の税率が適用されるわけです。
例えば、定期券、舞台チケット、年間パスポートなどがこれに当たるので、じゃあ4月以降の舞台は今のうちに前売りチケットを買おうという気になります。
もっとゲーマーらしい具体例を挙げると、あの絶版プレミアム本だった「ゼノギアス パーフェクトワークス」が4月に再販されるので、今のうちに予約しておけよ!ということですね。

……と思ったのですが、価格5,400円。なんか8%っぽい金額ですね。
あ、予約した本の受渡が発生するのは4月以降だから、駄目なのか!

ちなみに、ディナーショーは「ショー」が主目的なので経過措置の対象なのに対し、ディナークルーズは「食事」が主目的とみなされ、経過措置の対象外になるのが面白いところ。
また、運賃といっても「SUICA」「PASMO」などのチャージしたICカードに関しては対象外。実際に支払うのは乗る時なので、改定後の乗車賃が適用されるわけです。これは当然かな。

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