青春スポーツ小説アンソロジー「ぼくらが走りつづける理由」
あさのあつこ・五十嵐貴久・川島誠・川西蘭・小手鞠るい・須藤靖貴著

スポーツ小説の短編集。
ページの割当は一律でなく、若干短いもの、長いものと差はありますが、各作者のお試し版として楽しむことが出来ました。
個人的には、自動車ロードレースを描いた川西蘭著「風を運ぶ人」と、実業団アイスホッケーが舞台の須藤靖貴著「氷傑」が気に入りました。どちらも馴染みのないスポーツですが、知らない世界を体感できました。

なお、幾つかの作品は、作者の長編のスピンオフであったり、他の短編集と設定が繋がっていたりするようです。この本で興味を持った読者を次の読書へ誘導する巧い仕掛けが出来ているな、と感心しました。

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