山本耕史主演「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」大阪公演が中止。
こんなネットの海の片隅で告知してどのくらい被害が防げるのか不明ですが、公式サイトで公演概要の中ページまで見ないと中止が分からず、告知が不親切極まりないと思ったので、取り敢えず取り上げます。
演者の一人ソムン・タクが入国審査に引っ掛かって来日できなかったとのことで、開幕20分前に中止が決定した模様。
観劇予定だった方は本当に残念なことでしょう。土日ですから、遠征を予定されてた方もいる筈。
無論、ご本人も責任を感じて辛い想いをしていると思います。舞台に穴をあけたどころじゃなくて、中止ですからね。
ここまでは、お知らせ。以下は徒然とした語りです。
宙組の陽月華が3月に怪我して9月まで、花組の高翔みず希が初日出演後は東京公演までの休演が決定していますけれど、ファンも、本人も、自分の役を出来ないのは本当に悲しいだろうなぁと思います。
宝塚は代役が設定されているため、たとえ休演するのが主演娘役であろうと公演が中止されることはないですが、やっぱり本役に演じて欲しいし、代役の役者も大変ですよね。
とは言え、代役から成功を掴む人もいるのも事実。実際の舞台の話は控えて創作の方で例を挙げますが「ガラスの仮面」でマヤは何回か代役を勤めてますし、逆にマヤの代役で成り代わる乙部のりえと言うキャラもいました。代役が本役の成功を奪うのは「イヴの総て」もそうですよね。
舞台に限らずとも、「ここはグリーンウッド」のスカちゃんはリレーの代走で活躍したし、野球界には「代打、俺」と言う伝家の宝刀があります。
お話としては、代役って、凄く面白いキーだと思います。
展開としては、主人公が代役として立って成功する方が多いでしょうか。演劇漫画「ライジング」では主人公の代役として親友が舞台に立ち、その演技に主人公の方が自信をなくすと言うエピソードが有りますが、これは稀なパターンでしょう。
自分の小説でもなにかネタとして使えないかなぁ、とちょっと考えるところであります。
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