護衛を引き受ける前に一泊しておこうと思い、ママ・パティの家へ寄ったら、少し長いシナリオが始まってしまいました。
息子の行方
セララが訪れるのを待っていたママの話によると、ヴァルヴォで働いている長男が音信不通なので会ってきて欲しいということ。
長男はウイリアムと言って、銀のロケットを首から下げているはず。
もちろん、いつもお世話になっているママの依頼なので、二つ返事で引き受けます。
早速ヴァルヴォへ走り、ドワーフたちから聞き込んだところ、ウイリアムはレビという人間の鉱山で働いていたようです。それなら、職場に行けば足跡が掴めるだろうと思い鉱山に足を踏み入れてみたところ、その雇い主レビから追い返されました。
しかも、レビはウイリアムを知らないと言うし、そのくせ銀のロケットを首に掛けているのです。これはどう考えても怪しい。セララの勘がそういっています。そこで、何度も話しかけて問いつめたのですが、会話パターンが変わらなくなって、追求不能に。
ドワーフたちに再度聞き込んでも、レビの怪しさが増すだけで話が進展しないので、仕方なくママへ報告に戻りました。
泊めてもらった上にお駄賃とクリア経験値も頂いたけれど、結局本来の目的である「息子に会う」を果たせなかったから、少々心苦しいです。
いつもタダで泊めてもらうことは、厚かましく享受しているのですけれどね。
鉱山の主
連続でシナリオが開始。今度は、正式に息子を捜して欲しいと頼まれました。
ママの提示した報酬は金貨1000枚。ママからしたら、かなりの大金でしょう。
ここはせっかく選択肢が出たので、セララの女気を見せるため、タダで引き受けます。なんせセララは至高の神殿から直々に依頼が来るほどの大冒険者ですから、お偉い人からふんだくれば良いのですよ。それに正直、このゲームって普通にプレイしているだけだと、お金の使いどころがないのですよね。
ウイリアムの生死は保証できないけれど、銀のロケットだけでもレビから取り返して来ますよ!
ということで、再びヴァルヴォ。
ロケットの持ち主を追求されたレビは、鉱山の中に逃げて行きます。
追ったセララたちの前に現れたのは……
デカ!
ウイリアムは、やはり消されていたようです。セララたちの口も封じようと、襲いかかってきます。
なお、よせば良いのに自分も戦闘に参加したレビ(Lv.8)は、チャイレン(Lv.44)の攻撃魔法一発で昇天しました(失笑)。
銀のロケットはママのもとへ。
……ガブリエルといい、ウイリアムといい、プレイヤーの手の届かないところで亡くなってしまわれると、どうにもならない遣る瀬なさが残ります。
なお、今回のシナリオでも何度か戦闘が発生しましたが、そろそろ弓だけでは厳しくなってきました。数値的には非常に強いのですが、一度に1体しか攻撃できないので、複数の敵が登場したときに面倒なのです。
セララのイメージではないけれど、戦闘効率化のためには魔法を覚えたいですね。