TVアニメ「アルスラーン戦記」4話「厭世の軍師」
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今週のエンドカードは久米田康治先生。
とてもいいエンドカード(=オチ)でしたね。
ナルサスの筆に赤色が乗っているという時点で、アルスラーン(銀髪碧眼で青服)のどこを書いてるんだ突っ込みたくなります。まさか、いきなり背景なのか!?

ということで、ナルサスの絵の衝撃がより誇張されていた今回。
割と、回想に尺を取っていた気がします。ナルサスが奴隷を解放したせいで動員した兵が少なかった、というエピソードも盛り込まれていたし、わざわざ派手にアクションも入れてナルサスというキャラクターを1話で立てたのは良かったと思います。ただ、対三国同盟のときの策が、ちょっと分かりにくい映像でした。
どうせ描けないなら、具体的なことは語らせないという手もあると思うのですが……。それこそ、ナルサスの絵のように(笑)。
そして、アトロパテネの戦いも踏まえると、流言の効果が高い世界だなと思います。現代のようにリアルタイムで伝達可能な時代であっても流言飛語があるわけですから、この時代設定なら当然か。
ルシタニアに関する台詞がごっそり削られていたのは、次週補完されると期待しておきます。ただ、次話は「王都炎上」に進むようなので、山からの脱出はほとんど描かないのかも?

それにしても、動いて喋るナルサスというのは、思っていた以上に感情豊かというか、子供っぽいですね。軍師というと淡々としているキャラクターが多いイメージが覆されます。「血の気の多い策士」と評するのが妥当かも知れません。
「共に嫌われよう」の台詞の時点で、ナルサスが殿下に好印象を持ったことがわかる表情の動きは、アニメだからこその表現で、良いなと思いました。
ちなみに、前回違和感を感じたエラムの声ですが、殿下に対して終始冷たいところが気に入ってきました。

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