TVアニメ「アルスラーン戦記」8話「裏切りの英雄」
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対カーラーンで1話使った後、ED後にCパートがありましたが、この構成だと、いつもより尺が短かく感じました。
結果、アッサリした戦いだったという感想になりました。特に、ナルサスとギーヴの撹乱が分かり難かったかな。なぜかあのシーンだけ、道も広がっていましたよね。もう少し軍の混乱っぷりが明らかになった方が、夜間の山岳地帯に誘い込んだナルサスの意図が目に見えて良かったのではないでしょうか。
冒頭は、ギーヴとファランギースの会話の続きから。
私は「アルスラーン戦記」ではこの2人のやり取りが好きですが、これは、「銀河英雄伝説」でポプランとコーネフの迷コンビが好きだという気持ちと、大体一致してる気がします。男女というより悪友寄りの戦友。
ただ、字面だとファランギースの台詞は単純に面白いと思っていたのですが、アニメで音声として台詞を聞いていると、ギーヴ以上に自信家っぷりが激し過ぎて、お似合いのカップルじゃないか!と感じます。
あと、ファランギースが馬を走らせると、マントが翻って、チラチラと背中が見えるので、台詞よりそちらに意識が集中してしまったのですが、これは余談ですね。
詩吟の際にギーヴが歌ではなく朗読だったので、当然ファランギースも歌うわけではないと思っていたら、まさかの歌でビックリしました。
ただ、歌声がキャラクターの声とは離れていたので、今回は歌わなくても良かったのでは、と思ってしまいました。
エンドカードは佐藤友生先生。
主要キャラクター勢揃いの構図に、少年漫画っぽさが溢れている格好いい1枚で、4話のネタ絵を除けば今のところ一番好きです。