TVアニメ「アルスラーン戦記」12話「騎士の忠義」
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エンドカードは、前回に引き続きキャラデザの田澤潮氏。
アニメスタッフはまさか、「ダリューン1人で5万の兵士を倒せる」という放言を本気に受け取っていないですよね?
冗談の筈が、本当に一騎当五万の無双っぷりを発揮したので、今後が心配になりました。
地行術の魔術師をダリューンが単純な武勇で撃退してしまい、ナルサスの知略発揮が減らされたのは残念です。ダリューンも良い武将だけれど、パルスの文化を破壊(笑)してまで軍師に迎え入れたのだから、そのナルサスが活躍しなかったら意味がないし、個人の武勇ではなく奇策が物を言うのが面白さだと思います。
私は、アニメオリジナル展開が一律で悪いとは思わないけれど、オリジナル展開にするなら、原作と違う面白さを加味して欲しいと思うのです。
少なくとも、武勇を見せて面白くしたいのであれば、バトル描写の演出をもっと巧くして魅せるアニメにするとか、もう少し頑張って欲しいです。
それとも、今話は「アルスラーン戦記×無双」の宣伝を兼ねていたの?
そういうわけで、不満は感じたのですが、通常運転のザンデとイノケンティス七世には癒されました。
ギスカールの「悪い顔」も凄く良かったです。
アルスラーン一行では、ファランギースの容赦のなさが相変わらず光っていました。
そういえば、アルフリード初登場回でしたね。ダリューンのインパクトが強すぎて忘れていましたが、声が可愛かったです。