TVアニメ「アルスラーン戦記」19話「冬の終り」
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エンドカードは大暮維人先生のファランギース。
大暮先生という時点で、ファランギースかタハミーネ王妃の二択ですよね!
今回はほぼ9割ヒルメス回というか、ほとんどサーム回でした。
戦記物感が出ていて非常に良かったです。パルス側がお得意の釣り野伏せをするだけでなく、聖騎士団側が盾と槍のファランクス戦術を取ったので、双方が戦っているという感がありました。
サーブル城の立地も、ビジュアル表現だと難攻不落と言われる所以が一目で分かり、圧倒されるなと思いました。
ただ、Aパートの回想が長過ぎた気がするけれど、あれはパルスの現状を忘れてしまった視聴者がいた場合のフォローなんでしょうか。
あ、ザンデの武器だけは相変わらずギャグみたいでした。あの長物を、行進中ずっと立てて持ってるのかと思うと、笑いが込み上げてきます。ただ、真後ろの兵士は心配で溜まらないでしょうね。
また、前週の次回予告を見て、クバード卿が仲間に加わると思ったから、得物が被らないようにお小遣いで買って来たのかな。だからクバードが色々言って来たときに苛々してしまったのかな。なんて勝手にメタな想像をしてしまいました。
ヒルメス側にスポットが当たると、ヒルメスも良い主君なんじゃないかと錯覚してしまうのですが、クバードが看破した通り、自分の復讐のために敵国を手引きし、パルスの民を苦しめている時点で、どんな良い言動をしようとマイナス評価だよなと思います。