無花果大好き!
というわけで、旬のフルーツ限定のケーキを販売する洋菓子店「ファウンドリー」のいちじくを使ったタルト2種類を頂きました。
愛知県産いちじくのタルト(写真左)
タルトではあるのですが、生地の厚さは2mm程度の上、クッキー系のさほど硬くないタイプ。そのため、全体的にはキルシュババロアとカスタードとスポンジの食感が強く、柔らかい印象です。
いちじく自体は、柔らかくて程よい甘み。そして、ふわっとした味わいで主張し過ぎない甘さのキルシュババロアとカスタードが、どちらも良く合います。
ワインゼリーは、ほんのり甘みを感じる程度の味で、飾り付けの意図が多いように感じました。
それぞれ部分的に食べても、組み合わせて食べても調和のとれた味です。ただ、いちじくも含めて少し水気が多く、食感も含めて全体的な印象はふわふわと淡い感じでした。
愛知県産いちじくの焼きタルト(写真右)
「焼きタルト」という字だけ先に見て、タルトは焼いてあるに決まってる、と思ったのですが、なんといちじくも一緒に焼かれていたのでした。私は、いちじくは生かコンポートで食べるものと思い込んでいたので、衝撃の絵面でした。
こちらのタルト生地は、アーモンドクリームたっぷりで、好みの味です。でも底の部分がパイになっていて切り難い上、分離しがちなのが難点。
そして肝心の焼きいちじくですが、これが実に美味!
水分が抜けているせいか、味が濃くなっています。セミドライのいちじくの味です。でもドライ系と違って皮が硬くなっていないので、非常に食べやすいです。
焼いたいちじくは美味しい、という事実を知ることができて、有意義な一品でした。