予定外の視聴継続が相次ぎ、反対に、確実に視聴すると思っていた「響け!ユーフォニアム2」がまさかの脱落となりました。
過去最高となった視聴本数の問題もありますが、「響け!」が脱落した最大の理由は、「10月中の体調が悪かったため、重い話を見たくなかった」ということだったりします。結果、ギャグが含まれている作品を優先で見る形になりました。
録画はしているので、いつか見られたら良いな。
以下、簡単にまとめ感想です。5分アニメは除いています。
終末のイゼッタ(2〜5話)
週後半に見るものが集中しているため、貴重な週末番組としてなんとなく継続中。
放送日の都合で、本作は5話まで済んでいるのですが、その割に展開が遅く、これを安定して丁寧と見るか、鈍くて訴求力がないと見るかは紙一重だと思います。
戦争物なので、ヒロインたちが「人を殺す」ことから逃げないところと、同時に人を殺す良心の呵責があるところは気に入っています。
SHOW BY ROCK!!#(2〜4話)
2話が抜群に面白く、これぞ「SHOW BY ROCK!!」だ!と満足しました。宇宙人設定を生かしたトンデモ展開と「ぴゅるぴゅる」副音声仕様など、実にロックで狂気を感じる演出に、最後はライブで解決というストレートさ、大好きです。
しかし、登場キャラクターが増えた上、シアン以外の内面に踏み込むようになった都合上、散漫な構成になった感はやはり拭えません。ライブシーンの重要性も下がってますよね。2話以外のライブは、オマケでしかなかったと思います。
各バンドファンへのサービスも重要ですが、一視聴者としてはそろそろ本筋を明確にして欲しいです。
マジきゅん!ルネッサンス(2〜4話)
本気で格好良さを狙っているのか、渾身のネタなのか謎の演出が可笑しく、主人公がちょっと馬鹿っぽいところも含めて、笑って乙女ゲームの世界を楽しんでいます。「面白枠」だと睨んだ通りでした!
キャラクターに関しては、捻くれていないところが好印象。意外にも墨ノ宮くんが私にヒットしてます。自分がしてもらって嬉しかったことを、ストレートにお返ししてくる3話、可愛いと思いました。
また、一人ずつ攻略して委員会へ連れてくるのかと思いきや、庵條先輩と奏音は委員会に来るようになってから攻略回が来るのも、なかなか意表をつく構成でした。
ユーリ!!! on ICE(2〜4話)
視聴の度に「単発で感想を書こう」と思い、けれどこの作品に対して語るべき言葉が見付からず、毎回見送っています。
「グランプリシリーズ」がメインに据えられているのは放送局の都合(笑)という話も聞きましたが、アニメ放送が終わった後、グランプリシリーズのCMに入るのは凄く心を掴んでくるな、と思いました。
私がモテてどうすんだ(2〜4話)
http://www.tbs.co.jp/anime/watamote/
一発タイプかと思いきや、意外と安定して面白かった作品。「シオンの仏壇」の破壊力は抜群でした(笑)。
特定のキャラクター回を作るのでなく、あくまで花依+求愛者集団という団体で、常にワイワイと賑やかに牽制しつつ遊んでいるのが微笑ましいです。
花依はチヤホヤされても、オタク道第一の姿勢がブレないので、誰か一人が選ばれるストーリーになる展開にはならなそうですね。安心して見ていられる反面、肉食系男子の五十嵐くんは、本気になるほど可哀想に感じます……。
ハイキュー!! 烏野高校 VS 白鳥沢学園高校(2〜4話)
http://www.j-haikyu.com/anime/
- 適宜、選手の心の声やギャラリー解説が入るので、スポーツ音痴でも高度な攻防を楽しめる
- 試合展開というドラマと、キャラクター自身のドラマの二重のドラマが楽しめる
……という、スポーツアニメの良いところをギュッと詰め込んだような作品。
現実のバレーボールには興味がない私でも、一投ごとに集中して見てしまいます。アニメだし原作付きなので展開は決まっているのに、烏野のギャラリーの気持ちで、試合中のあれこれに一喜一憂させられるのが痛快です。