さだまさし著「落談まさし版 三国志英雄伝」

さだまさし氏が「桃園の契り」から「劉備の死」までを語った、6時間の口演を文字に起こした本。
抱腹絶倒とは言わないけれど、クスっと笑えます。根底に、さだ氏の三国志愛があるのも感じます。
非常にテンポよく、時折ギャグも交えた語りで、サクサクと要点を絞った「三国志」を楽しめました。これなら、「三国志」や「三国志演義」に挫折した、中国史に興味のない人でも最後まで読めますよ!
演義を下敷きにしているため、周瑜が終始虚仮にされているのが不憫でした。

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