PS4にて4月20日発売予定のリズムアクション「パラッパラッパー」体験版を遊びました。
本作は、初代PSで発売された同名ゲームのHD移植版。
PS版「パラッパラッパー」シリーズといえば、「音ゲー」人気の火付け役になったゲームでしたが、私は未プレイ。私が初めて音ゲーを遊んだのは「バスト・ア・ムーブ」でした。
体験版では、フルーシ道場におけるタマネギ先生とのラップバトルという、1ステージのみ遊べます。
ぺらぺらした平面のキャラクターがラップを歌いながら踊るという、割とシュールな絵面が面白い作風です。
ただし、HD移植と言いつつ、ストーリーパートの映像はPSのものがそのまま流用されているようです。
ブログ記事の掲載サイズに縮小するとさほど気にならないけれど、TV画面で見たときは解像度の違いが一目瞭然。海外アニメ風のストーリーパート自体は良い雰囲気なだけに、これは残念でした。
音ゲーとして見ると、少し戸惑う作りも。
まず、譜面(入力ボタンの指示)は画面上部にありますが、これがカラフルな背景画面に埋没して見難く、最初は指示に気付けなかったくらいです。
その上、譜面自体も一発目から入力が必要など、ちょっと特殊な譜面をしています。これは譜面を見ながらボタンを押すゲームではなく、事前に「お手本」を見て入力するボタンを一瞬で覚え、入力自体はリズムに合わせてするというゲームなんですね!
そう思ってリズムを取ることだけ意識すると、リズミカルなラップ音楽のテンポに心が浮き立ちます。
ところが、肝心のリズムの判定が妙にアバウト。ボタンを押した後、パラッパ君が少し遅れて反応している感じがあって気になりました。他のゲームでは、ここまで押したタイミングとゲーム中の反応がズレたことがなかったので、不具合を疑ったくらいです。
ゲームとしてはやはり評価が低くなるかなと思いますが、20年前のゲームなのに、キャラクターたちの古臭くなっていないポップなデザインは素晴らしいです。
また、私はこれまでラップ音楽に興味がない……というより苦手に感じていたのですが、英語ラップは純粋にリズムを楽しめて良いな、とわかったのも収穫でした。