引き続き、DLC「戦友」の感想です。

戦友ストーリー

オンラインゲームという触れ込みですが、前回触れた通り完全オフラインで遊べます。拠点に他のユーザーがいるわけでなく、クエストを受注するとマッチングされて、クエスト中だけ他のユーザーと共闘する作りです。
いわば、FF15の素材を使った「簡易モンスターハンター」という印象。

AI仲間との戦い

オフラインの場合にマッチングされるAI仲間も、本編より積極攻撃をしてくれて役立ちます。
ただ、防衛任務では役に立たず、防衛クエスト「飼い慣らせない騎獣」がクリアできません。この先レベルも上がらないのだとすると、ジリ貧になりそうです。

戦闘に関しては、本編から少し変更された要素もあります。
まず第一は「消費アイテムがない」こと。私のような下手なプレイヤーがゴリ押しする為には必要な要素だったけれど、ノクトの魔力で精製している設定だったから、「戦友」で使えないのは納得です。
あと、魔法や防御の仕組みも変わっています。特に魔法(攻撃/回復)を4つの武器スロットに装備せず使えるのは大きな変更で、本編に逆輸入して貰ってもいいと思いました。

AI仲間との戦い

戦うロケーションも様々で、「こんなエリアあったな」と改めてマップの美しさに感動しました。

戦闘後は、リザルトで1人反省会。

リザルト

FF15の要素として欠かせなくなった料理も登場し、拾った食材に応じた料理を作って貰えます。
いまいち法則性がわからずランダム感が強いのと、AI仲間はあまり良い食材を確保してくれないので、料理効果には期待していませんが、「FF15をやっている」と気持ちになれる要素だと思います。

料理

「リヴァイアサンおにぎり」とか揶揄されていたけれど、私も無駄な拘りがあるタイプなので、こういう力を入れた要素があるのは好きです。

最初の拠点はレスタルムですが、至る所にバリケードが築かれて、本編時とは印象が変わっています。

AI仲間との戦い

単独クエスト「動かなくなったロープウェイ」で、イチネリス工業側のロープウェイのレールの上から街を眺望できるのは気持ち良かったです。現実だったら足がすくんで一歩も動けなくなってしまうけれど、シフトが使える「王の剣」ならその点安心ですしね。

さて、このDLC「戦友」、戦闘クエストを繰り返して武器強化するだけなら、数回遊んで終わったと思うのですが、妙に繰り返し遊びたくさせる要素があります。それが「送電」です。
戦闘で獲得したメテオのかけら(電力の源)を基に、どこに電力を供給するか決めて、マップや要素を解放していくのが面白いのです。例えるならば、手持ちのポイントを振り分けてスキルツリーを埋めていく楽しさが近いでしょうか。

送電マップ

電力を供給することで新しいクエストが増えたり、アイテムを拾えたり、避難民を救出できます。
世界に光を届けるという目的意識が明確だし、レスタルムの外へと「世界が広がっていく感覚」が楽しく、電力集めのためにクエスト周回しています。

物語としては、レギス王が死んで力を失った「王の剣」に、なぜ魔力が戻ったのかという謎があり、10年後のノクトの目覚めを待つだけでない様子。主人公が記憶喪失なのは、アバター設定として面倒がないようにという配慮だけなのか、何か設定があるのか、これはまだわかりませんね。
個人的には、歴代王が王家以外の人間に関与してきたのも意外で、最終的にどう収拾をつけるのか気になります。

王の加護

タルコットの台詞からすると、最終的には神影島に行けるようなので、意外としっかり本編の物語に踏み込んできそうな感じです。
予想以上のボリュームも含めて、FF12とどう並行すべきか悩みます。
いや、その前に私の腕とAI仲間で最後まで行き着けるのかどうかを、よく考えるべきかもしれませんが……。


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