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焼き菓子専門店「ビスキュイテリエ ブルトンヌ」
https://www.bretonne-bis.com

フランス・ブルターニュ地方の菓子を中心とした焼き菓子を楽しめるお店。
何度かに分けて、お店自慢の焼き菓子各種を堪能しました。

まず何を置いてもオススメしたいのは「フィナンシェ」です。
ここのフィナンシェは、金塊の型ではなくオーバル型(卵)。アーモンドパウダーのしっとり感はありつつ、柔らか過ぎず、焼き菓子の香ばしさが強く出ていて、実に美味。一番人気というのも頷けます。
特に気に入ったのは、季節限定の「フィナンシェ テ・オランジェ」(写真中央)。紅茶の葉を混ぜた生地に、オレンジのスライスが乗っています。先日、差し入れに持って行ったら絶賛の嵐で、後日どこで買えるのか問い合わせを受けたほどです。

ガレット・ブルトンヌ」は、ざくざく、ほろほろとした歯触りの正統派。バターがぎっしりで、すこし罪深い美味さです。
マドレーヌ」(写真手前)は、少しフィナンシェ寄りのしっとり、もちもちした食感。レモン風味ながら、噛むほど優しい甘味が広がります。
ファーブルトン」の方は、卵感があってプディングケーキのような美味しさ。中に入ったプルーンが美味でした。

一方、この店のスペシャリテである「ガトーナンテ」(写真奥)は、オリジナルとショコラを頂いてみましたが、こ、これは甘い!
バターとアーモンドプードルが効いた生地は美味しいのですが、アイシングのせいで、クドイほど甘く感じ、私の好みとは合いませんでした。しかし18世紀のお菓子と聞き、なるほど……と思いました。

少しレトロな味わいがあるパッケージなども含めて、「古き良き」と冠を付けたくなる菓子店でした。

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