PS4のアクションゲーム「CODE VEIN Trial Edition」。
製品版発売から1ヶ月半経つのに体験版感想で恐縮ですが、前回(2019年9月26日記事)は、キャラクタークリエイトの話題で終わってしまったので、実際にプレイできるゲーム部分の簡単な感想と、コメント頂いて調子に乗って追加で作った版権キャラについて追記します。
※体験版クリア後のコンテンツ(深層)や、オンラインプレイは未挑戦。
作成したキャラクターがそのまま動く喜び
まずなんと言っても、クリエイトしたキャラクターが、劣化なしで動くのは嬉しい要素です。
終末感のある近未来という世界観が肌に合って、自キャラ愛があればかなり楽しくプレイできそうです。
拠点内で椅子に座らせて放置すると、ウトウトした後に寝てしまう(寝かたは椅子によって異なる)、というアクションゲームに全く必要のないシステムが搭載されているのも、きっとキャラを愛でる楽しみのためですよね。
伸びをするクラトス、という貴重なオフショットが撮れました。
アクションは心を折らない程度の難易度。ジョブシステムが秀逸
「死にゲー」と宣言されていましたが、少なくとも体験版のストーリー部分ではそこまで殺意を感じませんでした。バディが強いこともあって、道中は一回転落死したのが唯一の「死」でした。
さすがにボスは3回やり直したけれど、いざとなればレベル上げという手段もあるし、パリィができない私でも倒せたので、死にゲーと言ってもそこまで難しくない部類だと思います。
まあ、最終的に選んだボスの倒し方は、敵の攻撃をひたすら避け、ルイがターゲットにされている間だけ銃剣で撃つという、チキンな戦い方だったので、難易度とかそういう問題じゃないかもしれませんが。
アクションの善し悪しは、アクション下手の私にはよくわからない部分なので、動作が基本的に遅いことと、攻撃を当てたヒット感が薄いのが難点と思ったくらいです。
動作が遅いというのは自キャラの問題だけでなく、倒した敵が即倒れないため、無駄に切り掛かってしまいがちなことで気になりました。
いわゆる「ジョブシステム」が採用されていて、最初はブラッドコード(ジョブ)に錬血(スキル)が依存しているけれど、ある程度使い込むと、一定条件下で他のブラッドコード時も任意の錬血をセットできるようになります。
この、武器+牙装(特殊攻撃)+ブラッドコード+錬血の組み合わせを考えるのが楽しかったです。編成の面白さはもちろん、錬血が欲しい為にブラッドコードを変えてプレイする必要が出ます。そうすると立ち回りから変わってくるので、常に同じアクションを繰り返して終わらせない良い工夫だなと思いました。
拠点に限らず、いつでも編成できるのも嬉しいですよね。
おまけのキャラクタークリエイト(リクエスト対応)
……最後に、再度キャラクリで遊びました。
作成したのは、リクエストいただいたユアンさま(TOS)イメージのキャラクターです。一番資料が豊富なOVAユアンさまを参考にしたのですが、思った以上に難産でした。
まず、うなじの辺りで結んだタイプの長髪が用意されていないせいで、難易度が上がりました。
単純に流した長髪やポニーテール、サイドテールはあるのに、なんでこんな簡単な髪型がないんだろう、と思いつつ、ポニーテールのアクセサリーを無理やり調整したところ、用意されていない原因がわかりました。
服に貫通しちゃうんですね! このくらいなら許容範囲と思っても、プレイ中は牙装の分さらに着膨れするから、これではせっかくの髪が見えなくなってしまいます。
そもそも、引っ詰め頭にした場合の毛の流れが上に向かっているので、どうしても後ろ姿は不自然になってしまいました。もっと緩めにうなじで結んでる感を出せたら、満足できたのですが。
それから、服のバリエーションが少ない問題もクリアできず、色々考えたのですが結局クラトスと同じものを採用し、パーツだけ調整しました。色合いは、TOS-Rの時の服をイメージしています。
このサイズだと見難いけれど、以前開催したTOSOVA鑑賞会で、「ユアンさまには睫毛が描かれている」と盛り上がった記憶があったので、まつげはクラトスより長くしたのが拘りポイントです(笑)。
前髪は二重に重ねているのですが、割と綺麗に盛れたと思います。ただ、クラトスに比べると目が小さくなっちゃったのはなんでかな。釣り目の素体を選んだことが影響しているのでしょうか。うまく調整出来ず仕舞いでした。
総評
以上、コードヴェイン体験版感想でした。
どこかで見たような要素が継ぎ接ぎされているので、独創性にあふれたゲームとは到底評せないし、アクション部分も動かしていて爽快とは思わないし、ストーリーも先がすごく気になるという程ではないんですが、総合点としては結構好みに刺さったゲームでした。
今後、機会があったら遊ぶかもしれません。なんせ、キャラクリだけで相当遊ばせてもらってますからね。
Nemo