Switch版アドベンチャーゲーム「HEADLINER NOVINEWS」のプレイ日記・第2回(第11日目〜最終日)です。
→ゲームの全体的な感想は、2020年3月22日記事参照
前回投稿から少し間があいてしまいましたが、これで最終回。
11日目
朝、ボスの元気がないと思ったらーー
……は?
ボスが逮捕され、ノヴィスタン情報局のエージェントが送り込まれて来ました。どれだけ罵倒されてもおかしくない局面ですが、ボスが残した言葉は、割と適当に選択してきた自分を恥じ入るようなものでした。
…一緒に仕事ができて楽しかったよ。
人々に何を伝えるか…すべては君しだいだ、編集長。
報道の自由を死なせてはならん、イチノ。
ボスのことは、あれこれ口を出すけれど、記者たちを身内感覚で大事にしてくれていたし、私の方針が気に入らなくても裁量権は認めてくれる、いい上司だと思っていました。でも違いました。部下の責任を全面的に引き受けてくれる、最高の上司でした。
引き続き、編集長の仕事は行えます。実際はノヴィニュースに載せる記事は私に一任されていたのですが、エージェントと直接会った時に政権批判をしなかったので、ボスの方針に従っていただけだと判断されたのかも知れません。ということは、これが方針転換する最後のチャンスでしょう。
政権におもねって自己保身するか?と一瞬考えましたが、ボスに申し訳ないので、全開で行くことにします。
- ノヴィスタンは連合の笑いもの(エヴリン)
- 国内警官の多くが”気がかり”(アナ)
- 疫病の元凶はノヴィスタン政府だ(真実の語り部)
政府陰謀論、載せてしまいました。収監覚悟です。
これらの報道を受けて、街はひどい暴動状態に。
貧困者を救済する「ノヴィスタン救民の家」が閉鎖され、公園にホームレスが溢れかえっている状態だったことも一因でしょう。自宅からでも、火の粉が見えるほどでした。
12日目
例の陰謀論記事を書いたのが社内ライターか確認されたので、しれっと逃げておきました。エージェントが気の短い人でなくて助かった!
今日の記事は、なるべく差し障りのないものにしておきます。
- ベターバッズは生殖能力を阻害する?(ブッカー)
- 薬価が低下(エリック)
- ウォルフ首相、暴動後に国民へ向けて演説(エヴリン)
帰り道は、首相の演説に向けて警官が大量に導入され、暴動は収まっていました。カフェで一服する余裕があったくらいです。
お笑いライブ以来、エヴィとは相当親密になっていたのですが、あれが原因でジャスティンが収監されていることを知られました。告発記事を書いてくれるというので、もしかしたらこのまま200nが貯められなくても解放できるかも知れませんね。
しかし今日は厳戒態勢のため警察署に入れず、ジャスティンと面会できなかったので、いいニュースは伝えられないまま、演説会場へ。
さて、あの首相がなにを演説するのかと身構えていたらーー目の前で、首相が殺されてしまいました。
とんでもない大事件です。
堂々と政権を批判してきた私ですが、こういう事態を望んでいたわけではありません。ごく普通に、世論に押されて融和政策に進んで欲しいと、そう思っていたのですが……。
面白さ優先で、人が死んだことを喜ぶような不見識な連中とつるんでしまったことを猛省しております。
13日目
首相の急死によって、エージェントも指示を出せない状態のようです。とりあえず仕事してきました。
- 政府による言論封殺(エヴリン)
- 速報、ウォルフ首相暗殺される!(エヴリン)
- 酒の代わりになるもの15選(ブッカー)
記事以外に、気になるメモが挟まっていました。
これは、ボスからの手紙?(ボスの姓はコール氏だから、イニシャルで書くならCですけれど) スタッフの誰かが面会して、貰ってきてくれたのでしょうか。お子さんが産まれる間際に、こんな問題が起きて本当に申し訳ないのに、ここまでフォローしてくれるとか、聖人すぎませんか。
前夜の宣言通り、エヴィがジャスティンのために記事を書いてくれたので掲載。
200nはとても貯められなかったので、これで状況が変わるといいなと思って警察署に行ってみたらーー
なぜか、兄はおらず、収監記録すら消えていました。
え……? 消された……?
何回確認を依頼しても結果は変わらず、少しパニック状態になりながら外へ。
貯めていた金の行き先が失ったし、自分もいつどんな状況に陥るかわからないので、その直後に再会できたヘンリに100n渡しました。就職面接に漕ぎ着けたけれどスーツがないという話、聞くのは2回目で、1回目は金を貯めている最中だったから激励だけしたのですが、もう一度会う機会があってよかったです。
ほとんどヤケだったし、施しが過ぎて嫌がられるかな?とも思ったのですが、ヘンリからの反応がとても真摯で胸を打つものだったので、少し気持ちが晴れました。
ルディは店を畳むことにしたそうですが、少し後押ししたところ、海外資本のスーパー・デュナバイで雇われ店長をすることに決めたので、結果的にいい方に転んだのでないか?と思います。
14日目
解雇を宣告されました。正直、11日目以降はいつ解雇されてもおかしくないと思っていたから、ようやくか、という気持ちになりました。
最後の記事選定。
- フランシス・ウンターホルツが新総理に(ルドルフ)
- ベラーバッズの販売規模は縮小へ(ブッカー)
- 祭りの季節!(エリック)
- ホームレスの男性が人生の再出発(エリック)
ヘンリの記事がとても嬉しく感じました。面接は成功したんですね。
編集長就任日の出社ルートがOPになっていたのと同様に、最終日の帰路がEDとなっていました。
私は革命に火をつけた
私の同僚が病を乗り越えた
兄からは二度と連絡がなかった
私はデュナバイとその利便性を歓迎した
私は何をしてしまったんだ?
これまでの選択による結果が、モノローグになっているのですね。
「何をしてしまったんだ?」という独白で締めくくられることに、その通りだなと思ってしまいました。
また、このセリフのカットで、マンションの上に立っている人々が居て、監視されているのか、また飛び降りが発生するんじゃないのか、ヒヤヒヤしました。
次周からは、ボスを逮捕しに現れた保安官が登場するようです。
どのみち周回すれば違う方針でプレイしていくものですが、登場人物が増えることで強制的に差異が生じるのは嬉しいですね。
以上、1周目の記録でした。