Intel搭載iMacから、Apple M1チップ搭載iMac 2021年モデル(24インチ iMac 4.5K Retinaディスプレイモデル)に買い替えました。

iMac

買い替えに至る切っ掛け

先日、iMacの電源を入れたら、Boot Campが勝手にWindowsを起動させていたので心底驚きました。なぜだろうと不思議に思いつつコマンドからMac OSを起動すると、本来ならリンゴのロゴマークが表示される箇所で「斜線付きの丸マーク」が表示されました。
調べたところOSに何らかの異常が生じている時に表示されるようです。だからMacを起動できなくて、Windowsを立ち上げたのですね。そんな自己判断をするとは知りませんでした。
ただ、データは全部Mac側にあるので、TimeMachine(バックアップ機能)でエラーが起きる前の状態に復旧しました。

その後は問題なく動作していたのですが、考えてみればもう8年、毎日使っているので安全とは言い切れません。最近は半導体不足で、万一の時に購入しても直ぐ届かないだろうし、壊れる前に買い替えてしまおうと、思い切って購入しました。

開封・スペック

Apple製品は開封する時点からスマートでオシャレ。開封の時点でワクワク感が高まります。

iMac

箱のサイズは、以前のiMacより僅かに大きい程度ですが、台形だった箱が長方形になったので、見た目はやや大きく感じました。箱自体に重量があって驚きましたが、梱包材を使わず箱そのもので本体を保護できるようになっているためみたいですね。

色は散々悩んだ末に、自分としては珍しいイエローを選択。黄色と言っても、全体は割とゴールド色な感じです。
今回は最初から中位モデル(8コアモデル)を選択しました。というのは、インターネットは有線で繋ぎたい派として、LANポートがデフォルトで欲しかったためです。本体ではなく、電源アダプターにEthernetポートがついているというのは非常に面白い設計だと思いますが、本体に繋がるケーブルが減っていい設計だと思いました。
ストレージはSSDですが、動画、写真や音楽などの重いデータは扱わないし、別途購入した外付けHDDがあるし、特に困ることはなさそうです。

デバイス

24inch内蔵Retinaディスプレイ。
一見した時は、新旧で同一サイズだと思いました。実際は2021年モデルの方が枠(画面が映らない部分)が狭いので、以前より広い画面になっています。

入力デバイスは、MagicKeyboardとMagicMouse。オプションでTrackpadに変更することも可能でしたが、マウスを採用しました。MagicMouseは、世間の無線マウスに比べると薄いので賛否両論という印象がありますが、私は手が小さいせいか、MagicMouseが一番フィットして使いやすいと感じています。
今回のMagicKeyboardは、Touch ID用に指紋認証をするタッチパットがファンクションキー右端にあります。私は指紋が薄いのか、会社の入館時の指紋認証でよく引っかかるのですが、Touch IDは精度が高くて感心しました。

iMac

一つだけ失敗したと思った点は、キーボードをテンキー付きにしなかったことです。外付けテンキーを持っているから、なくていいと判断したのですが、アクセサリーの統一感を崩してしまうので、かなりテンションが落ちます。なぜこんな小さな部分をケチってしまったのだろう、と反省しました。何年先かわからないけれど、次に買い換えるときは、絶対アクセサリーも上位にします。

それと不安だったのは、今まで電池式だったのが、完全な充電式になったことです。
特にマウスは、Lightningポートが本体の裏にあるため充電しながら使うことができません。

iMac

ただ、超急速充電により2分充電しただけで9時間使えるということなので、少し席を外すタイミングでこまめに充電していけば、電池を入れ替えるような作業の中断タイミングが発生しなくて良いのかもしれないと思い直しました。

買い替えてから気付いて困ったのは、いまのApple製品は完全にUSB Type-Cだということ。
Apple製品がType-Cを採用するようになったのは結構前の話ですが、私はその間、iPhoneくらいしか買っていないので、PC周辺機器は従来のType-Aで揃っており、慌てて変換アダプターを買いました。

スムーズなデータ移行

データや設定は、移行アシスタントを使いました。
移行に要した時間は、2時間なかったと思います。「HADES」で一周半分ほど遊んでいたら終わっていました。

8年前の前回移行時は手動で移行したのですが、手間も掛かるし、実はメールアカウントのパスワードを忘れてしまって捨てたアカウントもあります。それが、移行アシスタントを使うと、メールアカウントの設定、ブラウザの閲覧履歴、クッキーなどもそのまま移行されるので、本当に楽でした。
また、今回からOSがApple Silicon Macに変わっていますが、Rosetta 2を入れれば、Interl向けのアプリがそのまま使用できるので、使い勝手は前と全く変わりありません。いわゆるエミュレーター動作になるのだと思いますが、まったく動きは支障なく、むしろIntel搭載Macよりサクサク動きます。
もちろんOS自体の起動の速さも文句なし。まさに「電源を入れた瞬間使えるパソコン」だと思いました。

逆に言えば、起動の速さと筐体の見た目以外は、新しい環境になったと言う実感も薄いです。前の環境との連続性を確保できるのがApple製品のいいところですが、せっかくなので少しずつ新機能も使っていくようにしたいと思います。

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