10月5日リリース「THE IDOLM@STER SideM GROWING SIGN@L 12 Jupiter」

THE IDOLM@STER SideM

サイスタ1周年当日に綴る担当ユニットの新譜感想。二重におめでたいですね! 

Inner Dignity

1曲目が「Inner Dignity」。
アプリ「アイドルマスター SideM GROWING STARS」の8月イベントで実装済みのため、ゲームサイズでは散々聴いています。その時点の感想は2022年8月6日記事参照。

THE IDOLM@STER SideM

初めてフルを聴いたところ、本曲は真に「Alice or Guilty」を意識した曲だったとわかりました(本日発売のファミ通掲載インタビューでも肯定されました)。
試聴動画に収まらない箇所からメロディに変化が入るだけでなく、冬馬の台詞挿入があって、ダサいと熱いの狭間くらいに位置していることに大喜びしてしまった担当Pでした。一番は、意外とおとなしくまとまっていたんですね。
その冬馬の台詞、かなり低めに作っていると感じる新鮮な台詞回しでした。「お前」と言う二人称が北斗と翔太に合わないので、ソロコレクションだと違う台詞だったりするかも、と期待してしまいます。この台詞をそのまま冬馬の真似で入れてくれても、二人らしくて面白いですけれどね。
とはいえ、改めて比較すると「Alice or Guilty」はもっとスローテンポだったりサウンドの傾向が攻撃寄りだったりと、決して似せただけの曲ではないんだなと感心しました。原点回帰しているけれど、いまのJupiterの曲です。でも色々な音が入ってるのは「Inner Dignity」も一緒ですね。インスト版だとそれがより分かりやすいので楽しいです。

それから、過去にも書いた通り、私は歌詞をあまり重視しない聴き手なのですが、途中でJupiterの軌跡を歌われたような気がして、慌てて歌詞カードを開きました。私に歌詞を読ませた箇所は下記の部分です。

沈んでも巡り空浮かぶ(何度だって)
僕たちは行く道に出会う
また喉を震わせて今を刻む

315プロで再びトップを目指している姿を彷彿とさせます。
それにしても全体的に英語が多い歌詞ですね。冬馬と翔太は、辞書を片手に調べたのか、北斗に意味教えてもらったりしたのかなぁとちょっと妄想しました。

Before long, DELIGHT

2曲目が「Before long, DELIGHT」。
こちらは明言されていませんけれど、同様に「恋をはじめよう」を意識した曲だと思っています。サビ部分なんか「恋をはじめよう」のダンスと合うじゃないかとニヤニヤしました。

そんなわけで、A面曲とのギャップがある可愛いアイドルソングです。この2曲だけでもJupiterの幅広さが表れていて、担当Pとして鼻が高いですね。格好いい(冬馬)、セクシー(北斗)、可愛い(翔太)で全方向カバーできているお陰です。
翔太自身は透明感がある歌声と、あざとく可愛い歌声を使い分けていると思っていて、「Before long, DELIGHT」は曲調に爽やかさがあるから前者の声でも良いところを、後者の方で可愛く仕上げてきたのが好きです。
ちなみに、歌詞の「キラリクラリ」「キラリドキリ」には「キラメキラリ」を幻視してしまいました。

THE IDOLM@STER SideM

ドラマパート

前編後編通してイベント「Inner Dignity」の隙間を補完するタイプ。
ただエピソードが断片的すぎて、もしアプリでイベントをしてなかったら目を白黒させただろう内容でした。せめて時間や場面が飛ぶ箇所は、一拍置いたりジングルを入れたりして欲しいです。

とはいえ、Jupiter3人の仲の良さは微笑ましかったです。
北斗が音声ありの女子と絡んでいるのは、それこそ「Alice or Guilty」CDのドラマパートを思い出したりしましたけれど、ユニットに対する想いの深さが当時とは全く違うので、印象はだいぶ違いました。冬馬に不確定な情報を与えて不安にさせまいと秘密にしておくのは、いかにも今の北斗でした。
結末にて「冬馬くんに付き合ってあげられるのは僕たちしかいない」と翔太と北斗が茶化していたけれど、実際は逆で、冬馬と同じ熱量で付き合っていきたいからこそ、二人はいつも本気になれるんだと、我々Pはわかってますからね(わかっていないのは冬馬だけ)。
前述した冬馬の台詞「心に火をつけてやる」は、ファンに向けて言っているのだけれど、実は同じステージに立つ二人にも火をつけていると思うと、やはりこの台詞は冬馬のものだなと感じました。

THE IDOLM@STER SideM

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