Switch版ストラテジーゲーム「ダンジョン・ウォーフェア(Dungeon Warfare)」プレイ開始。
チュートリアルステージだけやってみようと思ったのに、気が付いたら10戦くらいやっていました。その後も順調にハマっていますが、時間を決めてプレイしないと、すぐ夜更かししちゃいますね。
そんなわけで、私がいまさら紹介するまでもなくインディーゲーム界では有名なタイトルですが、評判通り面白いです!
まさに、タワーディフェンスの王道。
ダンジョンにトラップを設置し、入ってくる冒険家を倒すストラテジーゲームという設定は「勇者のくせになまいきだ。」を少し思い出します。とはいえ、「勇者のくせになまいきだ。」は生態系を作るという要素が大きく、せっかく配置したモンスターが生態系によっては役に立たないまま捕食されてしまうという難しさがありました。
一方、本作はトラップを仕掛けて敵を倒すという非常にシンプルな作りなので、よりわかりやすく、入門編としても良さそうなゲームだと思います(簡単という意味ではありません)。
資金が足りないので、最初から完璧なトラップを仕掛けられるわけではなく、序盤は急場凌ぎで耐えながら冒険者を確実に殺して金を稼ぎ、終盤に待ち受ける敵の大攻勢を、全自動殺戮トラップで倒せるよう組み立てていきます。
うまくハマると、ダンジョンの入口付近で全員仕留められることもあり、トラップとトラップの相乗効果で敵をハメ殺した時に「狙い通り」とほくそ笑む快感が得られます。一方で、諸々の読みが甘くて次元の門直前ギリギリに滑り込ませた消費トラップで急死に一生を得ることもあり、そのドタバタも楽しいものです。
冒険家に次元の門まで辿り着かれるとライフを失いますが、クリアするだけなら多少ライフを減らしても生き残れば良いので、そこまで難易度は高くないかなと思います。報酬が減るので、当然ノーミスを狙いますけれどね。
ステージクリアやレベルアップで貰える宝石を使い、初期資金を増やしたりトラップを強化したりできるので、育成要素も楽しめます。
ステージをクリアすると次のステージが1〜2つ開放される形で道が広がる形式だったので、右に進むべきか上に進むべきか悩みつつ進めました。
ちなみに、節目のステージは色が違うと気付いたのは「開門」まで進んだ時点です。塔の窓色が赤は次のステージが開放されるステージ、青は攻略したら終わりのステージみたいですね。
「開門」までは、ほとんどのステージ初見ノーミスでクリアできました。
序盤だと「二重スリット」は、初見ではハードルが高かったです。ゲートまで続くルートが複数あるので、できれば道を塞ぎたいけれど、そうすると資金が足りず……というジレンマでした。
落石と、バリケード設置のタイミングで敵を押し潰せるというテクニックを駆使できないと、ステージ開放直後の戦力でノーミスクリアは難しそうです。
「ヒーローズ・マスト・ダイ」は大激戦でした。新配備トラップを使うのが有効なんだろうと思いつつ、うまく活かせなかったのが響いた感じです。
なお、初期言語設定が英語なので一瞬戸惑いましたが、「Fate Of The Pharaoh」(2022年3月24日記事参照)と違い、タイトル画面から一つ進んだところで設定アイコンが表示されたので、迷わず日本語に変更できました。
翻訳は若干気になるところもありますが、プレイに支障はありません。コンボを決めると表示される「肉汁の流がれ連続殺害!」は笑いました。
アンロックされていないトラップの数から考えて、まだ相当のボリュームがありそうですし、ルーンという機能で、敵を強化して挑むなどの難易度調整要素もあるので、長く楽しめる一本だと感じました。