現在地:ボーニー&フォルミナ編クリア
連接領域に行ったら扉がひとつしかなかったため、強制でサンク訪問となりました。
サンク
今回の魂の妖精は「ハロウィン」と名付けられました。
でも個人的には「紙袋みたいなの」が秀逸で、紙袋と呼んでしまいます。
最初に訪問するテンプルは二択になっていたので、やはり過去にクリアしたテンプルは選択肢から外れるようです。といっても、一度訪問した後に他のテンプルを選び直すことはできるし、どこを選んでも流れは一緒なので、あまり気にはならない制限です。
今回は、最初から最後まで水のテンプルを選択しました。
森風同盟との争いについては、火のテンプルに協力していたときと同じ。
火と水の間の争いになったあとは、造船場爆破の代わりに、蒸気力発電所を停止させる形になりました。水の民の生活にも悪影響があると分かっているのに強行する辺り、これまでに関わった火や風のテンプルより悪質だと思います。
過去の流れから、水のテンプルの報酬で三角形が手に入ると思い込んでいたので、その予想が外されてフォルミナと共に私も驚きました。その後、四民の手で最後のテンプルが破壊されるというのも初の展開でした。
サンクはどのルートを辿ってもモヤモヤする世界なんだと思っていましたが、これは比較的ベストな終わりなんじゃないでしょうか。対立を煽るテンプルが消え、四民が再び協力し合えるかもしれない状態になったのは、それが仕組まれたものだとしても進歩な気がします。
紙袋がクィススタティアムの一員で、魂のテンプルを復興させるために主人公たちを利用していたらしいのはちょっとショックですが……
リトグラムピースも回収し、これで最後の旅も終了です。
キャピトルシティへの扉の前まで来たところで、このまま素直にシティに戻るか、連接領域でリトグラムを完成させるかを選択することになりました。
罠である可能性を考慮し、連接領域でやってしまおうと言うボーニーの主張も理解できるし、私もどちらかと言えばそれに賛成だったのですが、室長の「自己犠牲精神を発揮するな」という指示は戻ってこいという意味だというフォルミナの反論も成程と頷かされて、どうすべきか悩みました。
結局、室長の本心も知りたいから戻ることを選択したのですが、連接領域でリトグラムを完成させた場合の展開も気になるところです。
キャピトルシティ
そんなわけで、キャピトルシティで遂にリトグラムと向き合ったのですが、ギブアップしようかと思うくらい難しかったです。
だって全部のピースが三角形と思いきや、中途半端なサイズの四角いピースがあるんですもの! どこに置けば邪魔をしないのか、大変に悩まされました。
リトグラムが完成すると、例のピンク髪のクィススタティアムが登場。
現れてから、この場所はキャピトルシティだと認識していたところを見ると、あのリトグラムは召喚装置的なものなのでしょうか。
すべて説明すると言っていた割に、肝心の説明が雑で、クィススタティアムの成り立ちや目的はよく分からなかったし、三角形がなんなのかなんてことは一切説明されず仕舞い。
結局分かったことと言えば、かつてのキャピトルシティはクィススタティアムの一員だったけれど、いまの大統領は協力をやめたということだけです。こんな勧誘のしかたでは、仲間になる気もしませんね。
ラスボスは全き世界の方だったので、一応、このクィススタティアムの目的は世界をひとつにする派だったようだと推測はできました。やっぱり、こちらが本来の思想で、多様なる楽園擁する世界をバラバラにする派は傍流なのかな、という気がします。
あと、天界の男の一人だと思っていたのですが、声を聞いて、女性だったらしいと気付きました。
ーーということは、天界の女? 男女で呼称を分けるのも面倒ですし、そもそも天界という言葉自体御堂編のものだから、全員クィススタティアムと総称した方が正確なのかもしれません。
戦闘の方は、最凶→最凶の連戦で緊張しましたが、なんと、エメラルドユニオンを撃たれる前に倒せました!
ボーニーが死に掛けだったけれど、独壇場でフィニッシュです。
青龍偃月刀もあったし、プレイ感想25(2024年7月11日記事参照)の続きで「壊れた機関銃」→「ぶっ壊れた機関銃」を強化していった末に「アトラース」に進化して、フォルミナも火力貢献できるようになったので、主人公二人が結構なダメージソースとして貢献してくれたことが、短期決着に繋がったと思います。戦術で工夫して勝つとやり遂げた感があるけれど、圧倒的火力で薙ぎ払うのも楽しいですね。
室長の支援行動も、地味に役立っていたとは思います。ただ、過去に援護してくれたバルタザールと綱紀は全体術を使っていたので、わざわざ走ってきて二丁拳銃技を撃つという点には少し笑いました。
いっそ、そのまま編成の中に入ってくれたら、なお面白かったです。
綱紀の最終戦台詞が「連合国を守るために戦うことになるとは思わんかったわ」というものだったので、綱紀にも連合国=仮想敵国という意識があるんだなと驚きました。御堂家の方針であって、ミヤコ市の誰もがそういう教育を受けているわけではない可能性はありますが、ボーニーたちの旅路にどういう思いで同行していたのか、急に気になってきました。
全き世界を片付けた後、初めて大統領と顔を合わせて賞賛されました。
しかし大統領府は最初からクィススタティウムが何者か知っていたし、裏切り者というのは、既に彼等と切れていたからだと知ると、なんだか今回の旅全部が無駄足だった気もします。大統領襲撃事件は、クィススタティウムはいつでもこの世界に関与できるというアピールだったのだろうし、扉がある限り今後も彼等を排除できないのだから、この旅を経てキャピトルシティのなにかが変わったわけではないのですよね。
ただ、ボーニーとフォルミナが自分の目標を見つけてそれぞれの道へ歩き始めたエンディングは、最後の旅の締めくくりとして清々しい気持ちにさせられました。