劇場版「テイルズオブヴェスペリア The First Strike」鑑賞。

角川シネマ新宿で、公開初日の初回を観て来ました。さすがに盛況でした。舞台挨拶の付いてる2回目は、全席事前販売だったようですが、倍率はどのくらいだったんでしょう。
チケットカウンターの行列もなかなか見物でしたが、物販の列も、パンフを諦めようかと思うほどでした。ああ言う時は、パンフレットのみ購入者の列と、グッズ(パンフ含)で分けて欲しいですよね。うっかり仔ラピードキーホルダーとか買いそうになったし……
あと、男性率が意外に高かったと感じました。

さて、肝心の内容は、
仔ラピードが可愛い。仔ラピードが愛おしい。仔ラピードが飼いたい。
公式等で公開されてるスクリーンショットより、動いてる仔ラピードは数千倍可愛いです。甘えたり吃驚したり怒ったりと表情豊かで、欠伸したりお腹見せたり首根っ子銜えられたりと画面にいるだけで和みます。また、立ち上がった時にちょっと手足が太いのが、幼犬体形で良いんですよね。
私はランバード(ラピードの父犬)のエピソードで涙腺崩壊しました。その分、その後の約50分は後日談くらいの気の抜けっぷりでしたが(笑)。
ランバードは、成長後の本編ラピードに似てる容貌ですけれど、ラピードが「男前」なのに対し「美形」と感じました。だから、ゲーム設定通り母犬かと思ったら父犬だった。あの犬種はテルカ・リュミレースでは一杯いるんですね。

泣きあり笑いあり、アクションのテンポは爽快で、クオリティは高かったと思います。
お話は「過去編である」「ゲームに影響を及ぼすオリジナルキャラクターは、映画内で始末する必要がある」と言う点から展開が読める、スタンダードな感じ。
フレンとユーリは普通に年頃の男友達風味。ゲーム本編での互いに対する信頼と崇拝ぶりより、映画の方がリアルな人間関係だったと言えそうです。
ちなみに、ユーリと言うキャラは、普通の人は出来ない正義感による行動(ズルした相手を真っ向から非難する等)をしてプレイヤーをスカッとさせる要素があると思います。だからこそ、アウトローとして少し遠いところから観ている分には良いけれど、同じ団体の同僚としては遠慮したいですね。私は映画版フレンに同情します。

なお、戦闘描写中心のアニメを観た事がなかったため、血の表現が盛大で驚きました。あれで全年齢対象で良いものなんですね。転じて考えると、ゲームの年齢制限って随分厳しいですね。

ゲームとの矛盾と感じたところを上げようと思ってましたが、一つずつ出していくと面倒で、且つ既に他の方が出されてるでしょうから、あまり気にしない事にしました。
リタが欲しがっていたネックレスのようなものが、何だったのか分からなかったので、正解をご存知の方は是非教えて下さい。

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