「桜蘭高校ホスト部」の最新刊(11巻)までが、全部本棚に揃ってしまいました。
11巻は、遂に恋愛話に突入。思い返してみれば少女漫画らしい作品を買ったのは初めてです(これまでに所有している少女漫画→川原泉作品とガラスの仮面)。そんな収集傾向からお分かりの通り、ホスト部に大しても恋愛面より学園コメディ面が面白いと思っていたので、この先の展開がちょっと不安になってきました。初心に返ってアニメへ戻るべきでしょうか。さすがにゲームには手を出したくない、と思っています。
とはいえ、恋愛話が進まなければ、物語としてキャラ同士の関係性の発展がない物語=マンネリとなるので、恋愛話で物語を「転」へ持っていくのは必然だと思います。
26話しかない、しかも原作が未完のアニメだからこそ、恋愛に発展しないマンネリのままでもなんとかなったんですよね。
10巻くらいまでは学園コメディ色が強いので、アニメと原作で大きな差は感じません。が、個人的にハルヒのキャラはアニメ版の方が好きだなと思います。
ハルヒは優等生タイプ主人公なので「話の終盤に"ちょっといい台詞"を言って場を収める」のパターンで逆ハーレム状態を強化していく話がままありますが、実はこれが苦手です。アニメも条件は同じはずなのですが、「鏡夜の不本意な休日」話で、ハルヒが鏡夜のメリットを問う原作台詞が省かれていたのが一番の違いで、自分のハルヒ感に違いが生じていたのだろうと思います。アニメのハルヒは、そんなに自分に自信を持っていないですよね。
ではアニメの方が好きかと問われると、アニメは大変残念な事にモリ先輩メインの話がないし、悟が登場しないので、難しいところですね。悟は活きのいい阿呆の子なので好きです。しかし阿呆の子キャラは環先輩と被るから、省かれたのでしょうなぁ。
環先輩のキャラをより引き立てる為と思えば許せる、実は隠れ環先輩ファンなのでした。
ところで、モリ先輩の周辺を更に彩るべく、突然現れたピヨちゃんは、もしや先輩の更なるラブリーアイテム模索の結果なのでしょうか。
「モリ先輩と森の動物達」と言うのは、後半戦に入った今頃キャラ属性として追加するには奇抜さがないですし、駄洒落になってるので、もう一捻りして欲しいところです。
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