ジャネットは心地良い拍手の中にいた。
上流階級の出でもない自分の成功を、単純に才能の結果だ、とは思わない。弾くことは純粋に楽しかったが、力不足に泣いた覚えは両手に余る。学ぶべき事も未だ多い。
だが、女神に与えられた機会がこの場に彼女を導いた。
折しも世界は有り様を根底から揺さ振られ、お伽話でしかなかったもう一つの世界が彼らの目の前に広がっていた。その文化的交流を担う為、演奏家としてジャネットはシルヴァラントへ赴いた。無論彼女の独断ではない。新世界には心の安らぎが必要だと説き、この機会を設けたのはレザレノ・カンパニーだ。
正直な話、著名な演奏家には断られたのだ、と聞いている。
それは当然だろう。ジャネット自身も初めは躊躇した。未開の地への恐れは勿論、彼女の元へ現れた担当者がまだ幼い少女であった事もその原因だった。
と言う、サブキャラSSシリーズのネタを書き出してあったのですが、なんせ6年近く放置してるので、どういう展開にするつもりだったのか記憶がありません。
ジャネットのサブイベント自体、1回しか見てないので、どういう話だったか覚えてないなぁ。
ED後のプレセアは、リーガルが身元保証人になって、レザレノカンパニーで働いてると言う想像をしていました。「ラタトスクの騎士」では直接レザレノに就職していなかったけれど、レザレノ傘下の企業に協力していたりしたので、まぁそんなに大外しした予想ではなかったですね。