明日はOVAテセアラ編3巻発売!
と言う事で、拙作「最終封印」における戦闘描写に関して、キャラ別に検討していることなどを語っていきます。
記念すべき一回目の語り対象は、主人公を差し置いてしいなです。

そもそも、しいなを戦闘メンバーに入れてる方は、どのくらいいらっしゃるでしょう。
接近攻撃キャラなのに攻撃力も防御力も期待できず、符術効果は補助系で地味、召喚はシステム上の使用制限が厳しい、と言った要素から、精霊戦以外では使わなかった方が多いのではないでしょうか。
かくいう私が、そんな扱いです。
一度だけ、しいなを自操作キャラにするルールで進めた周があるのですが、戦闘アクションが地味なため、早い段階で飽きてしまいました。

そんなしいなですが、OVAでは、忍者らしい身軽な動作と、符や式神を行使した派手な術でかなり活躍しています。最終封印でもあのくらい派手に決めさせたいところですが、多数の符を自在に動かすあの演出は、映像作品であるアニメならではとも思わされます。
それに、原典たるゲームのしいなは、符を投げるのではなく、手に持って戦う姿が基本です。やはりこのお約束は生かしたいものです。

そこで、最終封印における符術士しいなの戦いの描写として、下記の設定を考えました。

  • 技にあわせて該当する符を使用する。
    (符がなくなったら、その効果の技は使えない)
  • 符は、対象に貼りつけて呪を唱える、または念じて使う。
    つまり、しいなが接近戦を挑むのは発動前作業として符を貼りつける目的。
  • 符の発動効果は高め。

OPアニメを思い返すと、しいなが符を片手に数合渡り合った後、相手を爆発させているような描写がありました。これは炸力符を相手に貼って、発動させた結果かなと思っています。
また、単純攻撃より特殊効果の符も多いのがしいなの特徴ですね。トリッキーな使い方も面白そうです。
例えば、現在検討しているのはリーガル戦。気功の使い手であるリーガルは、戦いにおいても気を読む力で優位に立ちそうです。そこで、しいなが気絶したキャラに操冥符を貼り付けて、気を読ませずに倒す、なんて使い方をするのは如何でしょうか。
また、式神も単にお供として出すのでなく、貼った物体を動かす符術として表現させても良いのではと考えています。

まだ作品に登場していないキャラクターではありますが、登場直後に敵対状態での戦闘描写がありますので、今の内から色々温めている次第です。
召喚術に関しては、実際に書く段階になってから、また追々考えたいと思います。

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