「最終封印」戦闘描写をテーマにしたキャラ語り第3弾。

リーガルは、単騎特化の強キャラだろうと考えています。
ゲームにおいてもリーチの短さが目立っていますが、蹴り技は体重移動が凄く重要になるため、あまり大きな移動を伴う攻撃はできません。一対一で間合いを取った後は強い反面、大人数が相手だと少し苦戦しそうです。
麻生の場合、ゲームではEXスキル「グローリー」を付けてゴリ押しで戦っていましたが……。

リーガルは仲間キャラの内唯一戦いの師が明確で、トラウベル流のレビンと言う事になっています。
このトラウベル流は、実在の格闘技「カポエラ」や創作であれば「影技」のように、手を拘束された囚人の中から発祥した格闘技なのでしょう。
牢の中でどうやって学んだのか、非常に疑問ですが、もしかすると基本的に座学で、後は外に出されてから実戦で習得したのかな?
最初の襲撃イベントでは戦闘を行わない辺りも、プレセアの存在に加えてレガースでの戦闘に慣れていない状態では、一行には敵わないと判断したのでしょう。隙をついて背後から襲うのも、自分の力に自信がなかったからと考えられます。
そう考えると、パーティ加入時の攻撃技が3つと少ない事も納得できそうです。

トラウベル流を学ぶ以前から身体は鍛えていたようですが、その時の流派が「気」を重視した拳法なのではと思います。ウィルガイアで牢を破った光線攻撃も、気と解釈しておきます。あれは描写的に握力じゃないですよね。
但し、世界の危機に真の力を温存しているリーガルと言うのも如何かと思うので、「最終封印」では別の方法で牢を開けてもらうつもりです。
また、回復魔法=リフィル先生の有難みが失せるので、治癒功の出番はあまり考えていません。
結局、小説内での気の使い道としては、以前しいなの回でも記載した通り、敵の気を読んで攻撃を躱すなどの地味な方向になってしまいそうです。
但し、ここで気になるのは敵が天使の場合。天使は無機生命体なので、気を発していないと考えられます。とすると、大人数の天使相手だったテセアラ救いの塔地下が、本当に死を覚悟した絶望的な戦いだったことが分かります。

マイナスの要素ばかり先に挙げてきましたが、単騎強キャラと書いた通り、条件を揃えた戦いにおいては大変な活躍を見せる予定です。
主に、教皇兵やレネゲード、ディザイアン、五聖刃辺りでしょうか。
敵の時は強くて、仲間になると弱体化するような事がないよう、描写と加減に気を付けつつ、仲間と打ち解けた後半戦は、戦闘力としてよりも、パーティ内の大人としての方向で活躍させていきたいと思っています。

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