• 2007年登録記事

ブログ化しました。

前から「ブログにしないのですか」とは言われていましたが、その時は使用しているHL-imgdiary Ver.3.00と言うスクリプトに大変満足していたので、移行するつもりはありませんでした。
それにブログの設置は大変そうですし、かといってレンタルブログは使いたくなかったのです。

しかし、ここしばらく執筆状況やテイルズ以外の話題も多く盛り込むようになり、分類分けが出来た方が便利だなぁと思い初めていたところに、Web Diary Professionalと言う、設置しやすそうなCGIを発見したので、思い切ってしまいました。
まだ完全に作り込めていないので、当面は前日誌と併用して、来月頭くらいからブログに一本化しようと思います。
よろしくお願いいたします。

轟悠+宝塚星組選抜メンバーによる日生劇場・ミュージカル「KEAN」マチネ観劇。

キーン@轟が、さほど滑舌が良くないのに凄まじい早巻き速度で大量の台詞を喋るので、最初は何を言っているのか全然分かりませんでした。一幕の途中からは、聞き取りに集中してなんとか話の展開に追いつきましたが……。事前に話の筋を把握していなければどうなっていたか、自信がありません。
そう言った難はありましたが、それも全て「キーンと言う男」の表現だと見なす事が出来るくらい、轟には吸引力を感じました。
偉そうで、借金まみれで嫌み垂れでだらし無くて、へらへらと歩く姿は軽薄が服を着て歩いていると言う言葉の見本。でも友誼に厚くチャーミングな面がある。面白い役だと思います。ちなみに明確なミスが一回あり、二幕で台詞をトチって言い直しましたが、後は特に失点なしでした。あれだけの台詞量をこなすだけでも凄いです。

この話を宝塚として見て面白いか?と言う疑問点はあるんですが、芝居自体も面白いから、私にとっては十分アリ。コメディなシーンが多く盛り込まれていて相当笑いました。ただ、街角などの星組生だけのシーンは、舞台装置の入れ替え時間稼ぎだから仕方ないのですが、もう少し引き込んで欲しかったですね。同じ曲をくり返されるので、若干中たるみしました。
星組なので、共演メンバーは全員初めて観る顔。やや下級生が多めかなと思われる構成でした。眼を惹いたのはエレナ@南海まりと、プリンス・オブ・ウェールズ@柚希礼音。エレナは声量があって魅力的。プリンスは、身長が高くて舞台映えしますね。今後トップを目指すなら減量が必要な気もしますけれど、まだ研8の身で、轟の相手役抜擢ですから、相当な健闘。一方もう一人のメインであるアンナ@蒼乃夕妃は、声が甲高くて苦手に感じましたが、役自体も私の好きな類ではないので、これだけでの評価は早計でしょう。
脇の役に関して少しだけ。
ソロモン@紫蘭ますみは、美味しい役。公爵@にしき愛は残念ながら威厳を感じず、他の端役に埋没してました。一人で出て来ると「誰だっけ?」感。ネヴィル卿@一輝慎も一幕は全く印象に残らなかったのですが、二幕で帽子を取り眼帯して出て来たら急にダンディになって別人かと思いました。貧乏役者三人組は真ん中の一人(恐らくバーナビー)の芝居が大きく、目立ってました。

そんなわけで、「KEAN」は十分楽しんだのですが……やっぱり、宝塚かと言われると違いますよね。
役者の孤独に焦点を当て、内面へ内面へと進んで行く物語進行は、宝塚の愛溢れる舞台とベクトルが逆。演出は、「轟の芝居」を見に来ている我々を、「キーンの芝居」を見に来ている観客役にしたいのだろうと思って観ていたので、キーンの観客非難の下りには、かなり毒気を感じました。
なんにせよ、ある程度シェイクスピア演劇の知識があった方が、もっと面白いでしょうね。私はシェイクスピアはあまり得意でないので、台詞の引用はほとんど分かりませんでした。英語圏の舞台観客は相当シェイクスピアに親しんでいるはずなので、この劇のウケ方は本場と日本でだいぶ違うのでは。

そう言えば、日生にはオーケストラピットがなく心配していたのですが、ちゃんと生オケでした。
実は開演前に一回後方にテレビモニタが着いている事に気付き、まさかプロンプターではあるまいな、と疑っていたのですが、劇中に一度振り返ったら指揮者が映っていたので、生演奏と合わせるために設けているのだと納得。最後にホリゾント幕を上げて、オケメンバーを出してくれたのも良かったです。

「CRISIS CORE -FINAL FANTASY VII-」今日発売。
ユフィとティファまで登場するんですね。ティファがニブル魔晄炉のガイド役で出て来ると言う事は、まさか作中でザックス死亡までやるのでしょうか。うーん、ウータイ戦争の顛末より、そこが気になります。
と、思ってPVを見たら正にその展開が含まれる模様。その後FF7本編やACにそれとなく進むのか、その時点でEDなのかでまた話は変わってきそうですけど(さすがに後者は後味が悪いので可能性は30%程度と個人的に思います。が、FF7本編リメイクが予定されているならCCだけで綺麗にまとめる必要がなくなるので、一気に確率アップでしょうか)、インターナショナル版は未プレイ等のライトなFF7ユーザーがCCをプレイした場合、どんな感想を持つのか、まったく無関係なのにドキドキします。

http://www.ufotable.com/cafe/index.html
LODの影丸さんとご一緒に、ufotable cafeへ行って参りました!

実は前回、TOSOVA第一巻発売記念原画展の時もご一緒するお約束だったのですが、私の体調不良で流れてしまったのでした。リベンジだけに、気合い十分。ランチタイムの入店だったのに、お会計を済ませた時にはティータイムだったほど、ゆっくりとお話をさせて頂きました。
今まではコミケ等で何人かご一緒の時にお会いしたのみだったので、一対一は初めてだわと、実は密かに緊張してました。が、何故かいきなりアルコールが入ったので、妙にハイテンションになり、結果、馴れ馴れしかった気がします……帰宅してから反省。
展示の原画は勿論、絵コンテ(1巻)やら複製原画やら、サービス満点。でも紙を捲ってクラトスが出て来ると、何故か笑いがこみ上げる不思議さ。
原画は凄い綺麗でした。そしてコマが凄い細かくて、丁寧に描いてるんだなぁと改めて感心。絵描きさんは凄い。

カフェを出た後は、中野ブロードウェイを探索。
これぞ雑居ビルって感じの、細々したつくりで、まんだらけの店舗が各階に飛び地状態で入居しているのが見物。オタク系の店の向かいや隣に、普通のブティックがあったりして、正に魔境でした。

さて、最後に昼からアルコールを入れた言い訳を。
今回、ufotable cafeオリジナルドリンクとして、「ゼロスレモネード」「コリンナンバーフォー」「Shina」という3種があったので、これは是非ゼロスくんを影丸さんに注文して頂こう(何故か自分で頼むと言う発想がない)と、おねだりしたところ、自分も道連れにされまして……。
で、ゼロスだけソフトドリンクで、他の二つはカクテルなんですよ。さすがに躊躇したのですが、影丸さんが「ゼロスレモネードをフルネームで、しっかりと、大きな声で注文」してくださると言う条件で、私もShinaを頼む事にしたのでした。
Shinaは、薄紫色のカクテル。ホワイトラムが入っていて、ちょっとアルコール強め。甘みもあるけれど何処かすっきりした雰囲気の方が強く、Shinaの名に相応しい飲み物でした。
一口ご相伴に預かったゼロスレモネードは「ゼロスのくせに」と思わず呟くくらい爽やかな、普通に美味しいレモネード。でも、どんな味ならゼロスらしいかと問われると答えようがないので、真っ当でも良いのか。
ちなみに、個人的には注文時に店員さんにゼロスレモネードを復唱されたのが一番ツボにハマりました。でも、伝票を見たらShinaは「シーナ」で、ゼロスレモネードはただの「レモネード」と書かれていて若干ショックでした。