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アラタと那智の二択で散々迷った挙げ句、アラタシナリオへ進む事にしました。
Zで一番人気は那智のようなのですが、明らかにサド気が強いキャラなので逡巡しています。しかも担当教官がこれまた苦手の清春。果たして、私が那智シナリオに進む日は来るのでしょうか。

取り敢えず6章までクリア。なんの説明もなくキャサリンが登場してきたりして、飄々としたアラタらしいシナリオ展開です。
体育祭は、アンカーがアラタだった御陰で乗り切れたように思います。もしこれが天ちゃんアンカーだったら、ヒントを出されても「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」と言う言葉が彼の引き出しになくて駄目だったはず。
この体育祭対決は、天ちゃんは個人対決に没頭して慧と引き分け、千聖は直接対決で勝利、アラタはP2と直接対決はしていないもののトータルで勝利、と言う結果になっているんですね。天ちゃんが能力的に一番上なのかと思っていたけれど、実は総合力では千聖>アラタ>天十郎なのかも?
その上、芸術面など運動能力以外の面でもアラタは引き出しを一杯持っている感じです。
しかし家族が非協力的且つ、本人にも自分の進路希望がないようなので、今までの生徒の中では一番指導が難しい気がします。
夏休み返上補習がなく、バリケード事件も発生せず、P2以外のライバルキャラが登場する、と言う今までにない展開の上、6章が終わってもまだアラタと気持ちを通わせる事が出来た感じがしません。ここまでが既に他のA4とはだいぶ違う展開ですが、この先はどうなるのかな。

それにしても、アラタのシナリオではこれまでになく真奈美がボケ過ぎじゃありませんか?
嶺家の家業については早とちりとしか言い様がないし、母親の事なんて、あそこまで言われたら普通に察せますよね。
昨日の批評記事で「ドジキャラじゃない」と書いたばかりなのにと思わず苦笑いです。

最後に、苦言。
やや謎めいているのですが、B6の様子を見ると、前任の先生たちは学内中に盗聴器を仕掛けていたんですか?
フィクション作品とは言え、教育者としてその行為はどうなんでしょうか。少々疑問でした。

まだ全員攻略していませんが、先月から遊んでいる「ビタミンZ レボリューション」の主にゲームシステムに関する雑感。

私の本作への評価は「軽いインタラクティブ性のあるマンガ」と言うものです。
ゲームと言う媒体である必然性が、あまり感じられません。ドラマCDや舞台化でメディア展開してるのは正しいと思います。
馬鹿に突っ込みを入れる、と言う着眼点は面白いのだけれど、突っ込みの結果は「その場の会話がちょっと変化する」だけなんですよね。
攻略キャラごとにシナリオが分かれてるせいで、そのキャラの感情以外には関与しないのも残念です。例えば、A4のオバカ行動をスルーで見逃すと、A4の愛は上がるけど、同シーンに居たP2やGTRからの評価は下がるとか、そういう対一人だけの関係でなく、周りの眼も反映されるともっと突っ込みとスルーを使い分けるとか、逆に突っ込みポイント自体をあえて見逃す意義も出て来ると思います。
結局シナリオ分岐がない為に、2人目以降は必ずハッピーエンドになるとわかっているお話を読んで行く作業になってしまっているんですね(理事長戦の敗北ENDですら、決してアンハッピーではない)。
但し、キャラを楽しむと言う点では、シナリオが個別なのは正解だと思います。
あまり自分では突っ込んで確認していないけれど、キャラクターの台詞再生やらお遊び要素も充実しているし、そう言う意味ではキャラゲーなのかな。
良い所としては、音声が「そこまで喋るか!」と思うくらいフルボイスなので、遊んでいて楽しいです。出演声優さんのファンの人は堪らないのでは。キャラごとのON/OFFも、必要な方には嬉しい配慮なのでしょう。
起動は、企業ロゴや占い等があるため少し時間が掛かりますが、プレイ中の読み込みは章の開始時くらいで没頭を妨げないので、充分だと感じました。遊んでる最中にUMDの激しい読み込み音が発生するか否かは、これからも重要な要素になりそうです。

なお、主人公(北森真奈美)は、いつの間にか逆ハーレム状態になってる割に、腹が立たないキャラです。
その魅了はやはりテンポの良い突っ込みと、真っ直ぐな熱血ぶりでしょう。逆に言うと、そのテンポが合わない方には苦手かも知れませんね。シナリオによっては時々ドジ扱いされますが、あんまりドジなイメージは感じません。

パティスリーブラザーズのキューブシュークリーム
http://www.patisserie-brothers.com/color/color-cubechou/index.html

正方形の一面だけチョコレートがトッピングされているこの食品。前知識なしでシュークリームだと看破出来る人はいらっしゃるのでしょうか。

野菜やフルーツのクリームと生クリームに白餡で甘味を付けた

とされていますが、特に餡の味は感じませんでした。基本的には甘過ぎず重過ぎず、良く出来たクリームです。食べた中では、「乳白」のカスタードが一番美味しいと思いました。「チョコ色」のチョコレート×バナナは、大人っぽい味でバナナはまったく感じず。「草色」の小豆×抹茶は、ややクドかったかな。
但しシュー生地が口の中に残ってしまい、トータルの食感は正直イマイチ。
見た目の話題性重視にしても、やや高い感がありますね。

一緒にプリン(ブリュレ)を買ったのですが、こちらは表面にカリカリしたカラメルが乗っていて、正にクリームブリュレ。
上層の濃厚な味わいと、下層のさっぱりした味わいが絶妙で、個人的にはこちらをお奨めしたいです。

折角テセアラ編OVA3巻に出番があったので、第2弾はユアンさまです。

ユアンさまは、クルシスの輝石で天使化した古代勇者組の1人であり、設定上はクラトス及びユグドラシル(ミトス)と同等の戦闘能力を持っていると考えられます。
ゲームでは中盤にユアン&ボータ戦@テセアラベースが発生し、物語上ロイドたちが勝利しなければ進行しないため、実感としてはそこまで強い印象を受けません。
しかし、ゲーム的制約がない小説「最終封印」においては、設定通りの能力を発揮して貰い、基本的にロイドが敵わない相手と言う位置付けにしようと考えています。これは別にユアンさまを優遇している訳ではなく、テセアラベース攻略の段階でロイドが天使化できる相手に勝ってしまうと、大幅なパワーインフレの発生が懸念されるためです。

もっとも、ユアンさまは基本的に正体を隠して活動しているため、普段は実力も隠しているものと思われます。よって、要所で登場していても、その力を完全に見せているのは、マナの守護塔やアルテスタの家でクラトスと対峙した時だと考えられます。
さて、ユアンさまの武器と言えば、ダブルセイバーと雷の魔術の二つ。
OVAは今のところダブルセイバー使いとして戦っていますが、最も本気を出している筈の対クラトスを見ると、ゲームでは必ず魔術を使っていることから、やはりユアンさまの力の真価は魔術にあるものと思われます。

そもそも、なぜダブルセイバーなのでしょうか。
大きな武器は目立つし旅に向きませんので、あまり、各地を放浪したハーフエルフ向きの武器だとは考えられません。
ただの魔術キャラでは敵としてつまらないとか、ダブルセイバー使いのモーションを作ってみたかった或いは次回作以降の手応えを得たかったなど開発上の理由は色々思い付きますが、そんな外側の事情でなくキャラの事情として、ダブルセイバーを使う理由を納得したいものです。……まさか、ロイドと同じ理屈(2倍)ではないと信じています。

久保帯人作「BLEACH46」

20巻以来、2回目のギン表紙ですが、湿気のある前回に比べるとさらっとした感じですね。

登場人物紹介にて、前巻でペプシマン状態に変わり果てた藍染隊長の姿を真先に見てしまい思わず吹き出しました。前回の段階で、これ触れてもファンの方に怒られないかしらと不安でその感想を飲み込んだのですが、不意打ちされたら素直な反応を見せるしかありませんよね。
表紙キャラによる巻頭ポエムですが、素直に読むと首を捻る感じですね。「君」が「僕」で、「僕」が「君」だと考えると、ギンが乱菊へ何も告げずに行動を起こした事の理由として解釈出来るのですが。
向かい合っていると霊体が耐えられないと言う藍染隊長に付き従って、ギンは消耗しないのでしょうか。まさか前方向にだけ圧力がかかってる訳じゃないですよね。

反逆話まで入るのかなと期待していましたが、DECIDEに入ってから結構長かったんですね。あと1巻、ギンの行動に付き合いたいと思います。