• 2011年登録記事

色々な「診断」ツールがありますが、次に遊ぶゲームの検討材料にでもしてみようかな、と思ってこの占いを遊んでみました。
ゲームメーカー占い

麻生壱埜は……

「フロム・ソフトウェア」タイプ。

若干マニアックな趣味を持っていて、そこにかける情熱はかなりのものをもっているようです。

折角合ってる診断結果なのに残念ですが、アクション性の強い物は苦手なので、フロム・ソフトウェア製ゲームを遊んだことがありません。
でも折角なので「己の信ずる道を征け」体験版を落としてみましたよ。

ちなみに、出来心で贔屓役者の名前を入れたら「エコールソフトウェア」だったんですけど……。
どう反応しろと言うのか!

カロッテ村に辿り着き、エンディング判定がくると思ったら、なんとプレイ期間が2年延長されました。
一周目が終わる前に図鑑を埋めておこうと思って、無茶なお金の使い方をした後だったので、嬉しさは微妙な具合……。
一応、3年終了地点での来村数は1789人でした。
人参の像は、予想外の大きさで吃驚しました。あれ、もしかして生の人参なんですか?

折角期間が延長されたので、新たな客層を開拓するため大貫洞へ。
敵が強くて梃子摺りましたが、2回目の挑戦で新しい街メッテルブルグへ到着できました。が、頑張った甲斐が感じられない程、殆ど何もない街ですね!
今まで粗悪品しか手に入らなかった入手難素材が売っているのは嬉しいですが、生憎事前にお金を使い果たしているのと、大貫洞で拾ったアイテムでコンテナがパンクしていて、余り満足行く買い物は出来ませんでした。
幽霊のパメラと言うキャラの存在は知っていたので、宿を一通り探してみましたが見当たらず、一泊してみたところなんとアニメで登場。
しかしここまで店番を頼みに来るのも面倒だし、今更仲間を取り替えるのも気乗りしないので、今後お出まし願う機会はなさそうです。次周はもっと早くメッテルブルグに辿り着けるようにしてみようかな。敵の出現率を下げる手段があれば良いのですが。

錬金術の方は、作れるアイテムがマンネリになってきました。
恐らく未だ余り探索し切れていないダンジョンに、錬金術の本があるのでしょうね。錬金術を楽しみたければダンジョン攻略もしないといけないと言う事で、must事項が多くて時々面倒になります。妖精さんを雇えないのもちょっと寂しいな。

このゼノビアンズ、動くぞ!

と言うわけで、情報が遅いですが「タクティクスオウガ 運命の輪」海外用プロモが公開されていました。
楽曲は崎元仁氏書き下ろし。ソフト自体には収録されておらず、あくまでPV用だそうです。
これを見て、一気にテンションが上がりました。死者の宮殿を制覇できてないし、ミルディンを成長させてる途中で心残りもあるので、やはりアトリエ後はオウガに戻りそうな予感です。細かい仕様に文句は付けつつ……。

PV自体は、陰影の強い絵と、素朴なキャンパス画っぽい絵が交互に使われていて、少々テイストの差に戸惑うところもあります。特にタルタロスのところは繋ぎが悪いと思います。
が、動いているゼノビアンズを見られただけで満足です。ヴァイスも格好良いですね。泥臭さと重さのある襲撃シーンは非常に好みでした。逆に、デニムの影はかなり薄めかな。姉さんに至っては本当に脇役。
ちゃんとヴァイスとデニムがゼノビア人たちを挟み撃ちしてるとか、バルバスの化け物染みた強さを感じるとか、マルティムがギルダスと戦ってるとか、ニバスの周りにいるのはデスナイトのように見えるとか、ある意味ファン向けなPVで、ニヤニヤしちゃいます。
それにしても、二人のランスロットの激突と言う幻のシーンが最後にあるなんて、ある意味詐欺PVじゃない?(笑)
あ、海外版でもDLCが出るなら、問題ないですね。

北米版は2/15、欧州版は2/25の発売。
向こうではFFTが発売済で、オウガの方が後出しになるため、どういう評価になるのか謎ですが、オウガバトル続編検討への良い要素になることを願います。

3回目のオークション、3番手で予定通りフライングボード500コールから開始しました。
ロードの小説全集が意外な高値(5866コール)を出したので少々不安でしたが、順調に値上がりして必殺なしで8109コール。勝ったと思ったら、なんとブリギットが別荘をオークションに出すと言う狡すぎる手を打ってきたので負けました。値段は10975コール。必殺を打っていれば勝てたかな?と思いましたが初周なのでロードはせず進行。
通年の落札最高額「キング・オブ・ザ・村おこし」は勿論獲得しました。
像にするモチーフを問われ、悩む事なく人参を選択したヴィオに、ある意味初志貫徹のキャラだなと感心です。

段々、商品棚を維持する為に錬金し続けるのが苦痛になり、お店をクラーラさんに適当に任せて最後の旅に出ました。
ホーニヒドルフまで遠出して、出現したゾーン高原に挑戦。丁度、生きているナワ(締め付ける)を作成できた後だった御陰で、標高3000mまで登り切る事が出来ました! 途中、ダメージの通らない敵が出現して困りましたが、逃げることが出来たので大事に至りませんでした。
ホーニヒドルフに戻った時点で残り日数が27日。カロッテ村に帰るのはギリギリでしょうか。
もしかしたらシステム上は帰らなくても良いのかもしれませんが、折角なので人参の像も見たいし、最終日までの来村人数もチェックしたいので、頑張って戻る事にします。

風野真知雄「水の城 いまだ落城せず」

【あらすじ(最後までのネタバレ有り)】
時は小田原の役。石田三成は大群を率いて忍城を攻める。しかし水攻めの策を取ったことで忍城に逃げ込んだ百姓が団結し、増援を得ても落とすことができない。やがて小田原城が陥落し、忍城が自ら門を開くまで攻防は続いたのだった。

主人公は忍城の城代・成田長親なのですが、物語を突き詰めていくと、この人物はなにもしてない(笑)。と言う事で、ドラマ性のある三成の視点で粗筋を書かせて頂きました。

忍城側は良い人材が集まったことと、それを巧く配置できた事がすべての勝因でしょうね。長親自身は所謂「ゆるキャラ」なのですが、水攻めの失敗時に「水を弄ぶからだ」と呟く背景に、彼の人生が広がって見えました。
戦をしているのにのんびりした雰囲気があるのも、面白いです。
でも長親は昼行灯と言う評は分かるけれど、決して穏やかな人ではない気がします。武将としては当然なのかも知れないけれど、「我ら、餓死よりも戦死を望む者」と言う台詞はさらっとは言えないと思います。

メインは忍城側ですが、人間性から丁寧に描かれていて、この小説の三成は好感が持てました。
元々、三成の戦下手と言われる根拠を知りたくて読んでみたのですが、このお話では館林城は3日で落としているし、大きな采配ミスをしている訳でもないんですね。
ただ、自分自身は独創性を欠片も持っていないのに、主君に倣うあまり奇策をしたがる辺り、仕方のない人だなぁと、却って好感を抱きました。
豊臣方の武闘派家来に対するコンプレックスで焦っていて、攻手として圧倒的に有利な立場なのに、逆に徐々に追い詰められていく様が面白いです。そのくせ、最終的には負けたことで秀吉の妬心を買わずに済んだと計算するのが、結構姑息ですよね。

長親と三成のまったく価値観が合わない辺りは、銀英伝のヤンとレンネンカンプみたいだと思ったのですが、両者に対する好感度は逆転してます。

甲斐姫はヒロインなのでしょうか? 真田幸村との出会いや片思い設定を入れておきながら、中途半端な扱いで残念でした。
逆に、忍城攻防戦の「黒幕」お菊さまは、やり過ぎな感じ。2度も嘘を真実で押し通したのは、巧く転んだから良いものの、この人はもし失敗したら責任を取るつもりがあったのだろうかと考えてしまいます。
でも物語自体は面白かったです。